学園トピックス

すごい学習教材

2020年12月3日 17時38分

7年生の数学では、今、空間図形の学習をしています。12月2日(火)の授業では、正多面体の学習をしていました。この正多面体というのは、さいころのようにすべての面が正多角形(この場合は正方形)でできている立体のことです。最初に木でできた立体模型とデジタル教科書で正多面体について学習しました。正多面体は全部で5種類しかないことがわかっています。

そのあと、ズムツールという教材を使って、各自が正多面体を作るのですが、この教材は今年初めて購入したものです。若桜学園は少人数ですので、一人ひとりが自分で正多面体を作ることができます。


正多面体を作りながら、点と面と辺の関係を理解していきます。1番難しい正十二面体(正五角形12枚でできる立体)を完成させた生徒もいました。若桜学園は少人数のためほかのクラスで使うことがありませんので、こうして作った立体模型を崩すことなく次の時間でまた使うことができます。。

この学習は、模型を完成して終わりではありません。それぞれの正多面体で、面、辺、頂点のあいだにどのような関係があるのかを見つけるのです。こうして、立体模型、デジタル教科書、ズムツールなど、たくさんの教材や教具を使って学習を進め、理解を深めています。