「美味しいウソをつこう」
2019年3月20日 15時33分さくらホール前の廊下に「美味しいウソをつこう」と題した作品展示が行われています。美味しいウソとは?というと、7年生が美術の時間に作った作品のことでした。
立志式の時に来られた保護者の方々も、大変感心していらっしゃいましたが、まるでで本物のようです。解像度を落とした写真でどこまで伝わるかわかりませんが、いくつか紹介します。
さくらホール前の廊下に「美味しいウソをつこう」と題した作品展示が行われています。美味しいウソとは?というと、7年生が美術の時間に作った作品のことでした。
立志式の時に来られた保護者の方々も、大変感心していらっしゃいましたが、まるでで本物のようです。解像度を落とした写真でどこまで伝わるかわかりませんが、いくつか紹介します。
3月19日(火)に立志式をしました。小中一貫校の若桜学園では、卒業式は学園を卒業する9年生(中学校3年生)の1回です。そのかわりに、前期ブロック、中期ブロックを修了する4年生と7年生で立志式をしています。
この立志式では、将来なりたい人ややりたいこと、これから頑張りたいことなどについて発表します。この日に向けて、発表する内容について何度も練り直したり、大きな声ではきはき発表できるように練習を繰り返したりしてきました。
とても長い文章を覚えて全員が大きな声で発表することができました。私は、児童生徒はこういう節目を乗り越えて成長していくのだと感じました。小中一貫校でなければ、最初の節目は小学校6年生になるわけですが、それより2年も早く節目を迎えることに意味があると思いました。また、8年生(中学校2年生)は、中学校ではよく「中だるみの2年生」と言われることがあるのですが、本校ではしっかりと自分の進む道を発表してから迎えますので、大丈夫だと思います。
校長先生のお話の中に、今日の式は4年生と7年生だけのものではなく、5年生以上の児童生徒は自分の立志式のことを思い出してほしいということがありました。まさにその通り、「初心忘るべからず」です。また、この発表を1~3年生もしっかり聞くことで、自分の未来の姿を想像することができます。私は立志式を経験するのは初めてでしたが、本当に大切な行事だと思いました。
今年の冬は、スキー場には雪が降るものの他は除雪に悩まされることのない暖冬でした。卒業式のあった3月13日(水)の朝には、この春初めての鶯の鳴き声が聞こえたほどです。それが、卒業生を送り出した翌日、朝から雪が降り始め、あたり一面すっかり雪化粧になってしまいました。
驚くと同時に、卒業式がこの日でなくて本当によかったと思いました。
毎年、卒業式の後に花道を作って卒業生を送り出しているのですが、ここ4,5年は天候に恵まれず、屋内でしていました。今年も雨雲レーダーで調べてみたところ、ちょうど送り出す時間に雨雲がかかっていたので、外での見送りはあきらめていました。ところが、教室で最後のホームルームをしていると、心配された天気が良くなっているではないですか。急きょ予定を変更し、外での見送りをすることができました。
後輩と一緒に記念写真を撮ったり、胴上げをしたりと、いろいろ最後の思い出作りをしていると、天候が急変し、激しい雨と風に見舞われました。卒業生を見送る時間帯だけでも晴れてくれたこの日の天候に感謝です。いい見送りができて、本当によかったと思います。
本年度の卒業生から、卒業記念品をいただきました。卒業生が11人と少ないので、ご家庭の負担が大きくなることを心配しましたが、保護者で話し合われ、いくつか上がったデザインの候補から生徒が選んで、下のような立派な応援幕ができました。
この応援幕は、今、さくらホール前の廊下に掲示してあります。これからいろいろな大会や行事の時に、使わせていただきたいと思います。生徒がこれを励みに頑張れると思います。本当にありがとうございました。
3月13日(水)に第7回卒業証書授与式が行われ、11名の卒業生が若桜学園から巣立っていきました。今年の卒業生は、若桜小学校で2年間過ごし、3年生の時に若桜学園ができました。11人という最少人数の学年でしたが、一人一人がたくさんの役を引き受け、学校全体をリードしてくれました。人数が少ない分、まとまりもよく、一人一人が多くのことを経験する中でたくましく成長した学年でした。
卒業式では、一人ずつしっかり間隔をあけて入場しました。卒業証書も一人ずつ校長先生から「おめでとう」と声をかけていただきながら受け取りました。
在校生からの送辞、卒業生代表の答辞は、マイクを使わない声で届く家庭的な雰囲気の卒業式です。
最後の卒業生の合唱は、歌う方も見ている方も涙でいっぱいになりました。涙で声を詰まらせながらも、精一杯の声で最後まで歌いきる卒業生の姿に、この先どんなことがあってもくじけず最後までやり遂げる強い力を感じました。
11名の卒業生の前途に、幸多からんことを願います。
いよいよ明日が卒業式となった3月12日(水)。9年生は、今年は入試が終わってから卒業式までに登校日がたくさんありましたので、みんなで調理実習をしました。そして、児童生徒会が作ってくれた思いでビデオを見ながら、みんなでおいしくいただきました。
卒業前に思いでビデオを見るのは、中学校ではよくあることなのですが、小中一貫校の若桜学園は、小学校1年生のものからなので、大盛り上がりです。9年間のいろいろな出来事やお世話になった先生、転校した友達のことなどたくさんの写真が出てきて、みんなで過ごした時間の長さと思い出の多さを改めて感じたようでした。このあと、学園最後の給食をいただいて、9年生は下校しました。
明日は卒業式です。9年生のためにみんなで頑張りましょう!
若桜町では、学園を卒業するときに、卒業生一人一人に卒業生が希望する本を贈っています。その本の贈呈式が、9年生を送る会の中で行われました。
情報館の村山館長様からとても暖かいお話をいただいたあと、卒業生を代表して青木蓮くんが受け取りました。卒業生はいただいたカードを情報館に持って行くと、希望した本を受け取れるそうです。9年生は、卒業という節目にどんな本を選んだのでしょうか。人生の節目を大切にするとてもいい取り組みだと思いました。
今までお世話になった9年生に感謝の気持ちを伝える会が3月11日(月)に開かれました。1年生から9年生までがそれぞれ練習したビデオが流れると、さくらホールは笑いや拍手でいっぱいになりました。
そのあとの部活動ごとに作ったビデオは、各部の特徴がよく表れていて、とても見ごたえがありました。途中、予定していない時にくす玉が割れるハプニングもありましたが、それもみんなで大笑いをしてとても楽しい時間を過ごしました。先生たちからのメッセージビデオを見た後、9年生をステージに迎え、今度は本当にくす玉を割って9年生に喜んでもらいました。
最後にみんなで花道を作って9年生を送り出しました。1年生は、9年生が通りやすいように背伸びをして花道を作っていました。
こんなにたくさん祝福されて卒業式を迎える9年生は、本当に幸せだと思います。縦割り活動や部活動で児童生徒同士のきずながしっかり作られているからこそできる心のこもった行事だと思いました。
3月11日(月)に、受験を終えた9年生が、自分たちの後に続く6年生と7年生に、中学校生活を振り返ってアドバイスをする「9年生に学ぶ」の授業が行われました。勉強や部活動、受験勉強や悩みごとの解決の仕方など、少しだけ人生の先輩として経験したことをもとに、いろいろなお話しをしてくれました。
身近で尊敬する先輩からのアドバイスを、6,7年生はとても真剣に聞いていました。このような話ができる9年生は本当にすごいと思います。また、こうして卒業生が学んだことが後輩に受け継がれていく若桜学園も、本当にすごいと思います。