新年度が始まり、休憩時間に校庭で遊ぶ小学生の姿が見られるようになりました。広い校庭に子どもたちの歓声が響き、学校が休校になることなく再開できて本当によかったと思います。


1年生の入学を歓迎して、前期ブロックの廊下にチューリップなどの花が飾ってあります。きれいな花に囲まれて、楽しく学校生活を送ってほしいと思います。


小中一貫校の若桜学園では、例年新入生を2~9年生で迎えているのですが、今年は密集を避けるために小学生だけで入学式を行いました。来賓も卒業式の時と同じく若桜町長様と教育長様の2名とし、式の時間も長引かないようにしました。入場も、昨年度までは新入生と前期ブロックリーダーの4年生が手をつないでいたのですが、今年は1年生のみとなりました。練習なしの入学式でしたが、8名の新入生は担任の山本倫代先生を先頭に、しっかりとした足取りでステージに向かいました。返事やお辞儀、話を聞く姿勢がとてもすばらしく、新入生一人一人から小学生になったら頑張ろうという意気込みが伝わってきました。令和2年度は、8名の新入生を加えて全校児童生徒126人、教職員43人でスタートします。新型コロナウイルスの感染防止のために、予定されていた行事が中止や変更になり、例年通りとはいかないことがたくさん出てきますが、126人の児童生徒の学校生活が充実したものとなるよう、しっかり取り組んでいきたいと思います。


令和年度の学校が4月7日(火)の着任式から始まりました。いつもはさくらホールでするのですが、今年は人と人との間隔をあけるために体育館で行いました。新しく着任された7名の先生方と一緒に、元気で楽しい若桜学園を一緒に作っていきましょう。

<着任者>
教諭 澤田 千秋(智頭町立智頭小学校より)
教諭 山根 聡 (バンコク日本人学校より)
教諭 西川奈緒美(智頭町立智頭中学校より)
教諭 角谷 征紀(新規採用)
講師 山本 抄織(八頭町立船岡小学校より)
支援員 西谷 明葉
学校主事 藤原知津子
元号が令和になって初めての1年は、新型ウイルスのために臨時休校になるという今までにないことが起こりましたが、若桜学園はなんとか予定通りの3月24日に修了式を迎えることができました。3月18日から学校を再開したことで、今年度中に学習すべき内容も、ほとんど終了することができました。残念ながら立志式(前期ブロックを修了した4年生と中期ブロックを修了した7年生が、全校の前で志を述べる式)が年度内にできず、来年度に繰り越しになりますが、節目を大切にするためにも、しっかり準備をしてこの式を迎えたいと思います。3月24日の修了式では、各ブロックの代表が校長先生から修了証書をいただきました。4月からは、一つ学年が上がり、新1年生を迎えて令和2年度の若桜学園がスタートします。いろいろなことに柔軟に対応しながら、若桜学園は、子供たちの成長に向けて、しっかり歩んできたいと思います。
