米西トピックス

手話で話そう!を体験(1年次生 家庭基礎にて)

2023年12月19日 10時34分

12月11日(月)~15日(金)に、1年次生7クラスの「家庭基礎」の授業で手話学習に取り組みました。講師に新井素子さんをお迎えして、鳥取県が全国で初めて制定した「手話言語条例」についてや、聞こえないまたは聞こえにくい方との共生についてのお話を聞きました。また、聞こえない人とのコミュニケーションの取り方や大切さについても学び、手話による挨拶や自己紹介の演習を体験しました。

多くの生徒は小中学生の時も手話学習に取り組んいましたが、高校生となった今、より主体的な学びで得たことや考えたことが多くあり、とても貴重な機会となりました。

 ~生徒の感想から抜粋~

〇手話をしていると自然と笑顔になれるし、一緒に学んでいるのがとても楽しかったです。今後も何らかの場面でいかすことができたらいいなと思います。

〇手話ができなくても私たちにできることを学び、難しく考える必要はないと思ったし、できることが多いことを知って嬉しくなりました。

〇家に帰ってから家族に挨拶や名前の手話を教えると、みんなが興味を持って楽しんで会話することができました。

〇東日大震災で逃げ遅れたろうの方がいたことは悲しく思いました。障がいがある人もない人も 過ごしやすいように社会が少しずつ動いているけど、まだ変わらないといけないと思いました。

〇私たちも「手話は言語」という意識を高めたいと思いました。「理解しよう」とか「伝えよう」とする気持ちをたくさんの人が持てたらいいなと感じたので、手話ができなくてもコミュニケーションを大切にしようとする気持ちを持ち続けたいです。

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