米西トピックス

卒業式が行われました

2024年3月1日 15時30分

令和5年度卒業証書授与式が、3月1日に行われました。

DSC入場

卒業生を代表して、青木 凱琉さんに卒業証書が授与されました。

証書授与2

酒井校長より、生徒へ次のように式辞が述べられました。

(抜粋)

 In the future, before you, there will be still more difficult tasks for you to meet; new opportunities to test yourselves, chances too, if you will take them, to go onwards to greater things. 

 将来、みなさんの前にはさらに困難な課題が待ち受けているでしょう。 それは自分自身を試すための新たな試練であり、もしあなたが挑戦すれば、さらなる偉業をなすためのチャンスとなるでしょう。 

 この言葉は、今年、新しい五千円札の顔となる津田梅子先生が、1908年女子英学塾、現在の津田塾大学の第6回卒業式で語られた言葉です。

 1908年と言えば、本校創立1906年の2年後です。その当時も混迷深まる国際情勢など変化の激しい時代だったと思います。

 皆さんにも、100年以上前に語られた津田先生の「困難にぶつかっても、前向きに受け止めたら、チャンスに変わる」という言葉は、心に届き、響いてくれるものと思います。皆さんが、これからの人生でもチャレンジし続けてくれることを願います。

 今年、元日には、能登半島地震が発生しました。被災地の皆さんは過酷な状況の中で、復旧・復興に向けて、歩んでおられます。本校でも1月末にJRC部が募金活動を行いました。皆さんが継承してきた「協力」の精神が引き継がれていると感じました。皆さんは、本校での学びの中で、桜の校章に示された「英知」「情熱」「礼節」「協力」を大切にして育ち、自分のことだけでなく、他者のことを考えることができる力を身に付けています。

 どんな小さいことでもいい。これからも、他人の痛みに寄り添う姿勢を持ち続けてほしいと思います。

 皆さん一人一人には、無限の可能性があります。自分の可能性を信じてください。そして、自分の意思を持って、選択した道を進んでください。

「こころのふるさと」米子西高は、これからも皆さんを応援しています。

校長2

続いて、PTA会長 廣中 大介様、同窓会副会長 松浦 啓介様より、祝辞をいただきました。

会長2

同窓会2

在校生を代表して、澄川 智華さんが送辞を述べました。

送辞3

卒業生を代表して、野坂 葵さんが答辞を述べました。

答辞3

それぞれの思いを胸に、巣立っていきます。

退場

卒業生の皆さんが、本校での3年間の経験を活かし、新しい未来へ向かって羽ばたいていかれることを、心から願っています。