米西トピックス

入学式

2024年4月10日 09時01分

4月9日(火)に入学式を挙行しました。

はじめに、校長先生の入学許可宣言があり、続いて、新入生代表の大原さんに入学許可書が授与されました。

1

次に、酒井校長より式辞で新入生に対し次のように述べられました。

2

(抜粋)

 本校は明治39年に開校して以来、119年の輝かしい歴史と伝統を持った学校です。これまでどの時代にあっても地域や社会の期待に応える創造性豊かな人材を育成することを使命とし、3万2千名を超える卒業生を輩出してきました。

 本校は、「文武併進」の精神のもと、学業にも部活動にも一生懸命取り組む高校ですが、加えて、翠風祭と呼ばれる学校祭などの学校行事も盛んです。3月に開催した本校の総合芸術祭「翠燦く」のテーマは「紡ぐ」でした。書道部の生徒たちは、「未来を創る私たちは 美しい旋律を 思いを伝える言葉を やさしい心を かけがえのない幸せを そして広がる夢を 紡ぐ」と表現してくれました。新入生の皆さんも米子西高生としての自覚と誇りをもって、自分色の新たな糸を紡いでいってください。

 本校の教育目標は、「多様な価値観を尊重し、主体的に生きる力を育み、持続可能な社会を創造する人財の育成を図る」ことです。本校で「みらいチャレンジ活動」と呼んでいる探究的な学びや、校内外での様々な体験などをとおして、自ら主体的に考え、自分とは違う考えや、異なった価値観を排除するのではなく、受け入れて、人とつながり、協力して課題を解決していくことができる大人へと成長していただきたいと思います。

「自分には才能がなかったので努力できた。だから才能がなくて良かった」

「自分の好きを大切に」

「努力して長所を伸ばしましょう」

これらは、東京オリンピックのボクシング女子で金メダルを獲得された本校卒業生の入江聖奈さんが、昨年、同窓会総会の講演で語られた言葉です。新入生の皆さんも、自分の好きを大切に、この未来ヶ丘で自分の持つ可能性を広げてください。

 新入生の皆さんのひたむきに学びに向かう姿が、部活動に真剣に打ち込む姿が、ボランティアなどで地域に出かけて笑顔で行動する姿が、学校を、家庭を、そして地域を明るく元気にし、周囲の人たちに幸せを与えます。

 明るい未来に向けて、新入生の皆さんが生き生きと高校生活を送ってくれることを祈念して、入学式の式辞とします。

(抜粋終わり)

新入生代表の作野さんが、入学者代表宣誓を行いました。

 3

作野さんは、「3年間は、今まで以上に鮮やかで、たくさんの思い出であふれる、かけがえのないものになると思います」という期待とともに、「仲間と共に協力し、助け合うことで壁を乗り越え、さらに成長」したい、「先生方や先輩方のご指導のもと、私たちは全力で努力していきます」という決意を述べました。

祝辞を、PTA会長 廣中大介様、同窓会会長 福田一哉様よりいただきました。

高校生生活や同窓会のことなどを含めながら、新入生へのお祝いとチャレンジしてほしいという激励とをお話しくださいました。

式の後半では、担任や校歌を紹介し、式を終わりました。

いよいよ西高での生活が始まります。