米西トピックス

【2年次生】宮城県へ、防災を学ぶ旅に出かけました。

2024年7月18日 14時08分

本校は今年度、「防災教育拠点校」となっています。

7月10日(水)から13日(土)にかけて、2年次生5人が宮城県を訪れ、被災地や防災教育の先進校を視察しました。視察を行った5人は「みらいチャレンジ活動(総合的な探究の時間)」で「防災」をテーマに探究を行っている生徒たちです。いずれも、自ら名乗りを上げて視察に参加しました。

訪問場所は以下の通りです。

・宮城県立多賀城高等学校(防災に関する授業、海上災害訓練の見学)

・各地震災遺構および伝承館「大川、荒浜、門脇小学校、気仙沼市立東日本大震災遺構」(現地の語り部と震災について学ぶ)

ご協力いただいた現地の方々が繰り返しおっしゃっていたことを3つ紹介します。

①震災を経験していない人こそ、次世代に語り継いでほしい

②防災の基本は、地元を知ること、歴史を知ること

③津波てんでんこ(津波が来たら、いち早く各自てんでんばらばらに高台に逃げろ)

その他、実際に震災を生き抜く中で感じた様々な思いを、丁寧に、熱心に、語ってくださいました。

現地で学ぶことにより東日本大震災の恐ろしさを身体で感じるとともに、語り部の方の言葉や、先進的な防災教育に触れながら、生徒たちは様々な気づきを得たようです。

視察に参加した5人は、今回の経験を2学期以降の「みらいチャレンジ活動」に昇華させ、他の生徒たちへ学びの輪を広げていきます。また、7月29日(月)に実施される「体験入学」において、訪れる中学生たちへ向けて、視察について発表を行い、震災の記憶を次世代に引き継いでいきます。

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