酒井校長からALTとして活躍されたヒューストン先生への感謝の言葉が述べられました。また総務省からは国際化推進に尽力された功績により「JET絆大使(JET Kizuna Ambassador)」の認定証が授与されました。ヒューストン先生からの挨拶のあと、生徒代表から感謝の花束が贈呈されました。
次に国民スポーツ大会ビーチバレー競技における鳥取県予選会優勝と中国ブロック大会優勝を遂げたバレーボール部女子の横山陽奈子さんと阿部夏奈さんが表彰されました。国民スポーツ大会での活躍を期待しています。
引き続き、令和5年度グローバルリーダーズキャンパス(2023/24 Stanford e~Tottori Program)の修了認定書が、豊田みらいさんと白山結菜さんに授与されました。
最後に、1学期終業式が行われ、酒井校長は次のように式辞を述べました。
「今年も急激な気候変動を実感する日々が続きます。まさにグローバルボイリング(地球沸騰化)の時代です。生徒の皆さんも「自分の大切な命をしっかり守る」ため、日頃の生活はもちろん、特に川や海、山など自然と向き合う際には、注意すべき点をしっかりと考えて行動するよう、加えて先日の防災教育講演会で白鳥さんから学んだ、大切な人の命を守るため「声をかけ合うこと」の大切さについて今一度、考えてみるようお願いします。
生徒の皆さんには、今年は「チャレンジしましょう。そしてチェンジしましょう。」と呼びかけています。皆さん一人一人、一学期を振り返ってみてください。どんなチャレンジをしましたか。どのように変わりましたか。その変化は、別の言葉で言うと「成長」です。
「チャレンジ」と言えば、「YONAGOまちなかハイスクール」「未来の教師育成プロジェクト」「大学のオープンキャンパスツアー」「ボランティア」「みらいチャレンジ活動」などもそうです。皆さんが自分で選択をして、学校外で学びを広げる姿がよく見られるようになりました。応援しています。
また、私自身、夢を実現するためのチャレンジについて「進路のしおり」に書きましたので、一読ください。
「今できないことを追いかけることが夢」とは、北海道の中小企業の社長で、ロケットを飛ばしたいという夢に頑張っておられる植松努さんの言葉です。
校歌の最初「みはるかせ 広き世界を」広い広いこの世界を、ここ未来が丘から、10代の感性で、目で、心で、見渡していきましょう。それもチャレンジです。
「失敗と書いて成長と読む」チャレンジはいつも成功すると限らず、失敗することもありますが、その失敗こそ、成長していると捉えることが出来るということです。
この夏、皆さん一人一人が夢に向かってチャレンジし、心身ともに成長した、元気な姿で2学期始業式に会えることを楽しみにしています。」