「23歳の私と同和問題」と題して講演をしていただき、ご自身の立場の認識の変化や差別の現実、「無知」は差別となり人の命をも奪ってしまうことなどについて語っていただきました。母親である坂田かおりさんも講演会に参加してくださり、生徒からの質問に答えていただきました。
翌週の27日には講演内容を受けて、各クラスでの意見交換やクラス討議とともに、結婚相手(結婚観)に関するワークシートを実施したり、保護者へのアンケートを依頼しました。
県高校総体による中断のあと、6月17日に学習を再開しました。この日は保護者への公開授業でしたが、ほとんどのクラスでワークシートや保護者アンケートの集計結果を踏まえて、話し合いがなされました。


公開授業は9名の保護者とともに、坂田かおりさん、隣保館職員の方々に参観していただき、授業後に参観していただいた皆さんと教職員とで意見交換会を持ちました。指導助言者として鳥取県教育委員会事務局人権教育課の学校教育担当の森田泰弘係長を迎えて行いましたが、保護者の方々からも貴重なご意見をいただきました。今後の本校の人権教育の向上につなげていきたいと思います。この場をお借りしましてお礼申し上げます。
6月24日には人権学習のまとめを行いました。各クラスで、それぞれの思いを語る場面が見られました。 高校ではいったん終了しますが、人権学習はこれからも続いていきます。