環境整備作業
2024年9月10日 11時30分2学期始業式前の8月25日(日)に、環境整備作業がおこなわれました。環境・校外部の皆さん、そして保護者の皆様、早朝から活動いただき、ありがとうございました。皆さんのご協力のおかげで、すっきりとした環境を整えることができました。今年は、久しぶりに児童の参加(5,6年)もありました。みんなで八東小学校を支えていただけていることに感謝しています。
2学期始業式前の8月25日(日)に、環境整備作業がおこなわれました。環境・校外部の皆さん、そして保護者の皆様、早朝から活動いただき、ありがとうございました。皆さんのご協力のおかげで、すっきりとした環境を整えることができました。今年は、久しぶりに児童の参加(5,6年)もありました。みんなで八東小学校を支えていただけていることに感謝しています。
6月24日に、八東町電化農業協同組合から寄附金をいただきました。八東小学校の子供たちの教育活動に有効に使ってほしいと、昨年度に引き続きの寄附となります。本当にありがたく、地域の学校を盛り立てててくださることに、心から感謝申し上げます。ありがとうごさいました。
学校運営協議会主催のイベント「郷土 八東の文化を知ろう」が開催されました。昨年度から、本校はコミュニティスクールとなっています。地域の宝である子供を、学校、保護者、地域みんなで育てていこうという仕組みを持つ学校です。そのために、「学校運営協議会」が位置付けられています。「ふるさと八東のことが好きな子供たちであってほしい」ということで、今回のイベントが開催されました。
内容は、「八東平成太鼓」「麒麟獅子舞(都合によりVTR)」そして「八東町むらおこし歌留多」です。初めてのイベント開催となりましたが、地域のことや地域の人と触れ合いながら楽しく盛り上がりのある時間となりました。その一場面の紹介です。
これからも、一緒に八東の子供たちを育てていければと思います。
10月24日に、校内マラソン大会を実施しました。たくさんの保護者や地域の方の応援を受け、自分の力を十二分に発揮して走りきり、応援の声も響きました。今年のマラソン大会は、保護者や地域の方が、子供たちと並走したり、児童の安全を応援をしながら見守っていただけた大会となりました。コミュニティスクール2年目、地域の子供たちを地域のみんなで育てる取組の一つとなりました。たくさんのご協力に心から感謝いたします。ありがとうございました。
10月19日、20日に、修学旅行へ行き、大阪、奈良、京都の観光地を巡りました。出発前、6年生の子供たちには、楽しい修学旅行をみんなで創っていくことや、社会のルールを知っているだけでなく、実際の社会の中で実践していこうと伝えていました。
修学旅行の行く先々での、子供たちの行動には光るものがありました。明るく元気があり、返事や温かい反応ができる6年生です。宿舎の方やガイドさんたちからも、褒めていただくことが多くあり、誇らしい気持ちになりました。修学旅行で初めて出会う人たちと、気持ちのよい関係をつくる力が、長けている子供たちであると思いました。大事な力です。一回り成長した6年生。卒業に向かって、学校のリーダーとしてさらなる活躍を期待しています。
38日間の長い休みを終えた元気な子供たちの顔がそろいました。大きな事故や病気無く、2学期を迎えることができたことに、心から感謝をしているところです。
始業式では、夏の思い出を大切にすること、一つ一つの経験が自分の成長へのエネルギーになることを、まず話しました。そして、2学期も目標を持ち、学習や様々な行事等を通して、自分を成長させていこうと伝えました。そのために、「ちょこっと努力」を大切にしながら、がんばってほしいと思います。楽しい学校は自分たちで創っていくもの。6年生のリーダーシップを軸に、八東小112名みんなで、工夫したり力を合わせたりしていきたいと思います。職員一同、しっかりとサポート、指導をしていきます。
大会や作品応募で、賞をいただい子供たちの代表に、賞状やトロフィーなどを渡し、表彰を行いました。おめでとうございます!
・「八頭郡小学校陸上競技大会」 優勝 6位までの入賞者
・「鳥取県子ども造形展」 入賞・入選
・「交通安全子供自転車全国大会」 全国第5位
※「学校だより」に氏名などは掲載しています。
教育の会環境・校外部の皆様のリードのもと、8月27日(日)に環境整備作業が行われました。たくさんのご参加、本当にありがとうございました。
校庭周りや中庭、前庭、駐車場や裏庭の除草、溝掃除、そして、校舎内の窓サッシなど、なかなか手が行き届かないところまで、きれいにしていただきました。毎年、大雪時の除雪の妨げになっていた、桜の枝切りもしていただきました。切り落とされた枝の片付けなど、次々と加わり協力される保護者の皆様の動きがとても機敏で、気持ちよく思いました。草刈り機や掃除用具、一輪車など、様々な道具のご協力にも感謝です。気持ちよく2学期をスタートしています!
6月30日に、「八東町電化農業協同組合」様から大村益康様、小林光男様にご来校いただき、本校に寄附をいただきました。子供たちの教育のために有効利用してほしいという熱いお気持ちも伺い、八東の子供たちは、地域に支えられていると改めて感じました。この寄附を子供たちの教育活動にどう生かすか、「本物と出会う」という視点で思案中です。大切に使わせていただきます。本当にありがとうございました。
6月28日に、竹内組 竹内秀彦様、鳥取銀行様から、「SDGs私募債ふるさと未来応援債」ということで、本校に教育用品を寄贈いただきました。校長室で贈呈式が行われ、感謝して受け取りました。カラフルな跳び箱、新しい一輪車3台、書籍一式。大切に使わせていただきます。地域の学校へのご支援、本当にありがとうございました。
学校運営協議会地域コーディネーターさんの呼びかけで、今日は、草刈りボランティアの方、6名が来校してくださいました。校庭周りをはじめ、中庭、体育館裏など、広範囲にわたり学校敷地内の草刈りにご協力いただきました。暑い中でしたが、熟練の草刈り機の扱いで、環境を美しく整えることができました。地域の皆様に支えられている学校です。本当に、ありがとうございました。一緒に汗をかくことで、休憩タイムの会話も弾み、地域の方とのいい時間を過ごせました。
9月9日(金) 不審者対応訓練
本校では、年間で「命を守る学習」のシリーズを計画しています。4月の「交通安全教室」、5月の「防火訓練」、夏休み前の安全指導。今後は、「地震想定訓練」や「大雪対策」等に取り組みます。
今回は、「不審者対応訓練」を行いました。8月に警察の方を招いて、「不審者対応の職員研修」を実施した上で、今日は「子供の動き」を中心に組み立てました。
職員研修の際には、実際に不審者役の警察官と対応しましたが、予想以上の迫力と恐怖を実感しました。その研修でとても大事なことを学んだので、今回の訓練に生かしました。次の2点です。
◇「怪しい動き」を確認したら、遠慮なく直ちに110番通報をする。
◇「校舎内に入れない」ことが大原則。決して、闘わないこと。
これ以上は、企業秘密のところもあるので、公開は差し控えます。
児童玄関で、不審者対応をしている場面です。今回は、警察の方はいませんが…。学校携帯で、状況を警察とやり取りしている想定です。玄関の施錠完了。パトカーの到着を待っています。
玄関対応と同時に、子供たちは教室の奥で待機します。当然のことながら、扉を施錠してカーテンを閉めています。
今回は、職員の実地研修をした後だったので、とても意義のある訓練になりました。「さすまた」の弱点も体感しました。
子供の安全を守るためには、職員一人一人の動きがとても重要になります。不審者対応は、地震や火事の想定とは、真逆の動きを行います。地震や火事は「安全を確認して戸外に出る」が基本ですが、不審者対応のケースは、下手に動くことができません。
実際問題、八東地域では万が一のケースだと思いますが、とても勉強になりました。
9月6日(火)
台風11号の接近により、各地で大雨・暴風の被害が出ています。
今回は「警報の発令」がなかったことが、「通常登校」の大きな根拠となりました。
なお、警報が出された場合は、学校としては「休校か登校か」の決断を迫られます。
近年の異常気象やなかなか解除にならない警報発令が、判断を難しくしています。
「警報 = 臨時休校」と、一律に判断できない現実があるからです。
過去には、「大雨警報 発令中」でしたが、通常登校の判断をしたケースがあります。
「暴風警報」「大雪警報」等と異なり、「大雨警報」の場合は迷います。
今朝のケースもそうですが、今後も想定される「臨時休校の判断」について説明します。
八頭町では、台風等で学校を臨時休校等にする場合は、下記の手順で決定します。
①気象状況について、複数のインターネットサイトで情報収集します。
鳥取気象台に問い合わせ、場合によって、町役場に状況を確認します。
②必要に応じて、町内の河川・道路状況について、現地確認をします。ライブカメラ等の活用もしています。
③朝6時までに、小学校長代表と中学校長、そして町教委の3者で協議して、決定します。
④6時20分には、防災無線で放送します。原則、町内小中学校で統一した対応をとります。
⑤各学校では、マチコミメールでお知らせします。
上記のように、精一杯の対応をしているつもりですが、時々刻々と変化する天気予報や線状降水帯の発生など、本当に難しい局面も想定されます。
今後も「児童の安全を第一優先で判断」していきます。
保護者の皆様には、ご理解とご協力をよろしくお願いします。
9月1日(木)
ホームページのシステム変更で、8月から更新ができないままでした。
盆休み明けから、いろいろと試行錯誤していたのですが…。
それはそれは、長く厳しい道のりでした。
ICT支援員さんからアドバイスをもらいながら、PCの設定を見直す日々が続きました。
cms、ブラウザのキャッシュ・クリア、セキュリティ設定、wysiwygエディタ等の用語の数々。
終いには、プラグインやらパーマリンクの設定などの難解語句が出てきました。
理解できないままに、「校務PC」を勝手に改造したり、インストールしてはいけないので、もやもや気分の日々が過ぎていきました。
悩みながめ続けた、愛用のパソコン画面です。
8月30日には「自力解決」をあきらめて、県教委の担当課に電話を入れました。
「東京の業者から連絡があるかもしれません」との回答をいただいて、待ってみましたが…。残念。
新たな自力解決に向かうときに、ここで「気づき」がありました。
「他のPCでは、HP更新ができた!」という事実は、ヒントになりました。
目を付けたのが、ウインドウズOSのバージョンです。
調べてみると、1年以上も自動更新に失敗していたのです。
やっとこさ、答えが見つかりました。明日には、業者にきて直してもらいます。
と、ホッとしたのもつかの間。新たな発見が!
なんと、画像が貼れるようになっているではありませんか!
下の画像の黄色囲いのブックマーク。リンク先が古いままになっていたのです。
新システムのリンクに直すと、あら不思議…。
あっさりと、投稿画面に小さなアイコンが並びました。
1か月も待ちわびていた、wysiwygエディタ画面です。(赤マル部分)
飛び上がって喜びました。これで、毎日更新が再開できます。
◇今回の教訓… 物事は深く考えすぎないこと。端々のことをつつかない。問題解決は意外と根元にある。
以上、夏休み「パソコンを深く知る自由研究」の顛末でした。
また、「めざす子ども像」は、みんながわかっていると思います。覚えていますか?
これは、八東小児童の目指したい3つの姿を示しています。
○「つながる子」は、優しさや思いやりの心を持って、爽やかに人とつながる子。相手を大切にして、友達や地域の方とどんどんつながっていく子。
○「うみだす子」は、自分の学びを進め、深めていく自学の力を持つ子。自分の思いや考えを豊かに表現できる子。柔らかい発想で、アイデアがひらめく子。
○「やりぬく子」は、心も体も大事に健康に伸ばしていく力のある子。学習でも運動でも、あきらめずに根気強く粘る子。目標に対して具体的に励み、やりきる子。
なお、いつも言っている通り、私は「10歳で大人」として接します。
3年生までに、一通りのことを自分でできるように努めましょう。学校で大事な「思考・考える」という作業は、しっかりと脳を動かさないといけないそうです。読書をがんばり、きれいで正しい言葉を学び、増やしていきましょう。だらだらゲームをやっている場合ではありませんね。
体の成長も自分で意識しましょう。100歳まで生きると言われているみんなの大事な仕事は、実は「食べる・運動・眠る」です。活動しなければ、「食べられない・眠れない」不健康な状態になります。子供の時につけた脂肪細胞はそのまま残るそうです。好き嫌いを言っている場合ではありません。
新たなめあてを持ち、実りの多い一年にしましょう。
今日の式は「修了式」と言います。このような漢字で表します。「終わり」の終了ではありません。
特に、5年生。「送る会」や「卒業式準備」などの姿は、とても素晴らしかったです。4月からも、学校のリーダーとして活躍してくれることを期待しています。
4月になると、まばゆい春の光の中で、ここにいるみんなが進級します。
全員が階段を一段上がり、また一歩一歩進むことになります。
だから、この春の時期は、とても大事な節目の時期なのです。
明日から13日間の春休みに入ります。
4月の新しい出会いを心待ちにして、今の自分をしっかりと振り返り、次の学年の準備を進めましょう。
心を整えて、穏やかな気持ちで、希望の春を迎えてほしいと思います。
それでは、みんなが元気に、爽やかな心持ちで、4月7日の始業式に会いましょう。1年間、よくがんばりました。
3月8日(火)「教育を止めない!」
それは、1本の電話から始まりました。
3日(木)16:00。本校コロナ緊急対応がスタートしました。
今日までの約1週間、教職員全員で「チーム八東」として動いています。
私たちがコロナ対策として、常に念頭に置いていることは、次の2点です。
☆子供の命と安全を守る。
☆教育活動を止めない。
感染拡大防止のため、休校・閉鎖の措置をとりますが、「学びを止めない」という強い思いから、最低限の日数にしています。
5日(土)と7日(月)の2回、「保健所の指示」に従い、学校で「定量抗原検査」を行いました。
検査対象となった保護者の皆さんには、大変お世話になりました。ご協力、ありがとうございました。
その検査の中で、いろいろな意見・質問を頂戴しました。
◇保育所の子もいるので、もっと早く対象学年を教えてほしかった。
◇うちの子は、濃厚接触者になるのですか。
・気持ちはよくわかるのですが、検査は「保健所の指示」で行います。
・「検査対象者」も「濃厚接触者」も「保健所が決定」します。
・学校としては、確定した情報のみを伝えるよう心がけました。
◇検査をもっと早い時間にやってほしい。
◇検査は、学校の先生がやっているのですね。
・検査についても「保健所の指示」で動きます。
・学校は会場を提供し、保健所の方が検査をされるのが本来です。
・今回の件では、保健所の逼迫状況が伝わってきました。
しかしながら、検体回収等を教員が行うことには強く違和感を感じました。
このことは、新聞でも取り上げていたので、ご存知の方も多いと思います。
・八頭町教委の支援には心から感謝しています。保健所との連絡・調整等でお世話になりました。
・心の中では、県や町の「支援チーム」が駆けつけてくれるかと期待していましたが…。
この1週間、いろいろと考えて緊急対応をしてきました。
改めて、ぶれることなく「教育を止めない」の思いを貫きたいと考えます。
保護者・地域の皆さんには、なお一層のご理解とご支援をいただきたいと思います。
八東小教育への応援をよろしくお願いします。
2月全校集会 「心も体も 自分で成長」 2月1日(火)
今月の全校集会は、「コロナ特別警報」発令中のため、リモートで行いました。
子供たちに次のような話をしました。
自分の子ども時代のことを入れて、「しっかり食べて、たくましく育って」の思いを込めました。
実は、私は子供の頃、給食が全然楽しくなかったです。3年生までは、とてもいやな時間でした。特に野菜は、全くダメで…。
当時は先生がとても厳しくて、昼休憩も机の上に置かれて、給食とにらめっこしていたのを覚えています。
(写真を出して)このメニューだと、ご飯と魚と牛乳だけがOKでした。
今になって、「3年生までの間に野菜を食べておけばよかった」と後悔しています。体が成長する時期に、大切な栄養を取らずにいたわけですから。「なぜ食べられなかったのだろう」と思います。見た目や色、口に入れた感覚などが原因だったでしょう。「自分のわがまま」だったと反省しています。好き嫌いをしなければ、あと5㎝は身長が伸びたかもしれないと思います。
君たちの世代は、健康でいれば、100歳まで生きると言われています。
今、みんなは「ぐんぐん成長する大事な子ども時代」を過ごしているのです。アレルギーは仕方がないとして、「少しの甘えやわがまま」を乗り越えて、「自分で、自分の体を成長させてほしい」と思います。
心も体もたくましい人に育つことを願っています。体が強く、丈夫になれば、コロナ感染の予防にもなります。
3学期は、とても短い学期です。進級や卒業がどんどん近づいてきます。
各自が、目標をしっかりと持ち、「希望の春」を迎えてほしいと思います。
10月11日(月)
☆マラソン大会の「無観客対応」について
金曜日の授業参観・学年懇談には、多数の参加ありがとうございました。
子供たちの学ぶ様子を直接見てもらうことができて、本当によかったです。
さて、懇談の中で19日の「マラソン大会」について、質問を受けました。
「参観日は実施するのに、マラソン大会は無観客ですか?」というものです。
「感染者も減り、緊急事態宣言も解除になった状況」なので、ごもっともな意見だと思います。
学校としても、「子供たちのがんばりを見て、応援していただきたい」と強く思うのですが…。
実は、この件については、校内で何度も協議を重ね、「無観客」に決断した次第です。
まずは、国や県が示す「イベント開催のガイドライン」を精査し、判断の根拠としました。
次に、「大部分の子がワクチン接種をしていない状況」を大前提に考えました。
参観日とマラソン大会を比較すると次のようになります。
○参観日
・子供はマスク着用している。・参加者は保護者のみ。
・参加者の把握と健康観察票の集約が可能。
・感染クラスター発生等、万が一の場合に行動の追跡ができる。
○マラソン大会
・子供はマスクを付けていない。・参加者は保護者とは限らない。把握不可能。
・参加者の健康観察票や検温ができない。
・万が一の場合に、行動追跡が不可能。
上記の事柄を根拠として、「無観客で実施」の判断をしました。
本来なら「校庭・沿道で大声援を送っていただきたい」と思っています。
誠に心苦しいのですが、趣旨をご理解いただくとともに、皆さんのご協力をお願いします。
さて、学校の授業中に「自分の考えたこと」が言えていますか?
「気づき・見つけたこと」をどんどん発表してほしいと思います。
そして、「自分が考えたことを大事に」してください。
「同じです」と簡単に言っていませんか。
そんな時こそ、「友達と違う見方や考え方」を大切にしてほしい。
また、先生の「わかりましたか?」で、「はい」と答える子は、あまりわかっていないと思いますよ。
「わかりません」「ちょっと待ってください」と言われたら、先生たちはとってもがんばりますよ。
それが先生の仕事なので。遠慮しないでいいですよ。
まちがったり失敗したりした時が一番のチャンスです。しっかり身につく・確かな力になるのです。
自転車練習のことを覚えていませんか? 何度も転んだでしょ。
その分、乗れた時の喜びは、飛び上がるほどだったと思います。
どんどん、自分の思ったことや考えたことを出してね。
次は、このタブレットパソコンについてです。
コロナ対策のこともあり、日本全国の子供全員に配られることになりました。
これはすごいことです。ニュースなどで言っている、「一人一台タブレット」です。
基本的には、学校の中で使います。
さっき話をした、「自分の考えをまとめる・発表する場面」に使えます。
調べ活動や写真を撮る活動にも、どんどん活用できると思います。
ただし、「機械に使われる人」にならないでください。
便利すぎて、「スマホ中毒やゲーム中毒」になる人が多いと言われています。
みんなには、自分の考えをもって、「機械を使いこなす人」になってほしいと思います。
なお、このタブレットには、国のお金が使われています。
みんなの学習のためのものなので、大切に使ってほしいと思います。
担任の先生の話をよく聞いて、自分の学びに役立つ使い方をしてください。
今日は、みんなの「心のスイッチ」が入る日です。
心のスイッチが入ったら、次は、自分の足で歩き出すことが肝心です。一歩ずつ自分のペースで着実に歩み続けましょう。
新たなめあてを持ち、実りの多い一年にしましょう。
◇警報等発令時の休校等の判断について
日本列島に梅雨前線が停滞し、各地で記録的な大雨となって大災害を引き起こしています。
県内では目立った被害が出ていませんが、八頭町でも2回大雨警報が発令されています。
警報が出された場合は、学校としては「休校か登校か」の決断を迫られます。
近年の異常気象やなかなか解除にならない警報発令が、判断を難しくしています。
「警報 → 臨時休校」と、一律に判断できない現実があるからです。
今朝も、「大雨警報 発令中」でしたが、通常登校の判断をしました。
「暴風警報」「大雪警報」等と異なり、「大雨警報」の場合は迷います。
今朝のケースもそうですが、今後も想定される「臨時休校の判断」について説明します。
八頭町では、台風等で学校を臨時休校等にする場合は、下記の手順で決定します。
①気象状況について、複数のインターネットサイトで情報収集します。
鳥取気象台に問い合わせ、場合によって、町役場に状況を確認します。
②必要に応じて、町内の河川・道路状況について、現地確認をします。
ライブカメラ等の活用もしています。
③朝6時までに、小学校長代表と中学校長、そして町教委の3者で協議して、決定します。
④6時20分には、防災無線で放送します。原則、町内小中学校で統一した対応をとります。
⑤学校として、マチコミメールでお知らせします。
上記のように、精一杯の対応をしているつもりですが、時々刻々と変化する天気予報や線状降水帯の発生など、本当に難しい局面も想定されます。
今年度は、私が小学校代表ですので、今回も責任重大でした。緊張感から、3時には目が覚めました。
今後も「児童の安全を第一優先で判断」していきます。
保護者の皆様には、ご理解とご協力をよろしくお願いします。
☆学校の危機管理
全国で記録的な豪雨が続いています。
TV等で連日報道されているように、九州地方・中部地方では、かけがえのない命が犠牲になっています。
また、多くの方が避難生活を余儀なくされるなど、大変な災害となっています。
被災された方々に対して、心よりお見舞い申し上げます。
コロナ対策でスタートした今年度ですが、さらに追い打ちをかけるような大雨被害。
熊本に暮らす知人のことを思いながら、
「家族や周りの皆さんは、無事だったのだろうか」
「被災した地域の学校は避難所になっているだろう」
「学校の子供たちはどう過ごしているのだろう」
といろいろと心巡らせていました。
鳥取地方では大雨の被害もなく、「いつもの生活」を続けていますが、これは本当に「有り難い」ことだと実感します。コロナ対策の時にも用いましたが、「当たり前の有り難さ」を今年は強く思います。
そして、2020年は「学校の危機管理」をとことん考え続ける年になりそうです。
今回のような「大雨災害が起こった時には、八東小はどう動くか」を考えてみました。
◇前段としての動き
○気象情報の収集
○休校・早帰り・遅登校の判断
○防災無線、マチコミメールで連絡
◇災害が起きた場合
○マチコミメールで、児童の迎え要請
○保護者への引き渡し
と、実際に災害が起こった場合には、集団下校はあり得ません。
基本は、「引き渡し」になります。
その場合は、保護者の皆さんのご協力とご支援が不可欠になります。よろしくお願いします。
しかしながら、今回の報道を見ていると、「引き渡しが不可能なケース」も出てきます。
その時には、「学校に残る判断」をすると思います。
避難所に指定されているくらいですから、学校が一番安全な場所です。
などと、「危機管理」についていろいろと考えてみました。
災害が起こらないことが一番いいのですが、「平時に備えをしておく」ことが大事だと思います。
― 備えあれば、憂いなし ー
「自己肯定感」第3弾です。
自己肯定感が下がる場合の原因です。学校での子供の対応や自分自身の子育てを振り返ってみました。「なるほどなあ」と思いました。保護者の皆さんも、考えてみてください。
自己肯定感が低くなるのはいろいろな原因がありますが、総体的にいうとまわりの言動や行動によって自己否定感が強くなってしまうからです。ここでは、どういった言動や行動が自己肯定感を低くしているのかを説明します。
1. 親が子どもの話しを聞かない
学校で起こった出来事や自分が発見したこと、テレビなどで知ったことなどを子どもが話すとき、しっかり聞いてあげないと自己肯定感を低下させます。話を聞かないというのは自分に興味がない、分かってもらえないという感情を生みます。また、話を聞いたとしてもそれに反応しなかったり、くだらないといって突き放したりするのも自分を否定させる原因となります。
2. 親が子どもの行動を決定する
子どもは成長に合わせて自分で決められることがどんどん増えていきます。食べるものも好みが出てきますし、欲しいものも選択できるようになりますが、いつまで経っても親が決めてしまうと自分の意見は尊重されないと思うようになっていきます。
自分が尊重されないということは大事に思われていない、つまり自己否定感につながるため、自己肯定感はどんどん低下していきます。サッカーをやりたいといっているのに将来のためにと塾に行かせたり、運動なら剣道のほうが礼儀が身につくなど、親の価値観ですべてを選択してしまうのは自己肯定感の欠如を生み出します。
3. 子どもの挑戦を結果でしか判断しない
たとえば子どもが絵を描いているときに上手い・下手という判断をしたり、鉄棒に挑戦したときにできる・できないで判断するといった対応をしていると、自己肯定感は生まれません。
子どもは結果を求めるのではなく、描きたいという感情や挑戦してみようという気持ちでやっているのですから、そこにフューチャーせず「もっと上手に描こうね」「鉄棒ができないとかっこ悪い」というように結果だけを判断していると自己肯定感が低くなります。
4. 必要以上に厳しくしつけようとする
甘えた人間になって欲しくない、頑張って努力する人になって欲しいという思いがあると、必要以上に厳しくしつけをしてしまうことがあります。
ご飯を残したら次の食事はおかずを与えない、年齢に適さない勉強を強要する、いったことを守らないとしばらく口を利かないというのはしつけではなく虐待とも捉えられてしまいます。
唯一の味方であり、頼れる人から必要以上に厳しくされると、自分は大事な存在ではない、生きている価値がないという感情しか生まれません。もちろん、子どものためにと思って心を鬼にして厳しくしているのかもしれませんが、厳しさのなかにも親としての優しさや思いやりがなければ自己肯定感は打ち砕かれてしまいます。
「自己肯定感」シリーズ第2弾です。
子供の様子から、いろんなことが見えてくると思います。学校でも、様々な視点で子供たちを見つめていきます。ただし、これが全てではありません。書籍やインターネットに載っている情報は、それ一つで解決するものではないというスタンスで捉えてください。あくまでも、参考にして考えてみてください。
自己肯定感が高い子どもは、褒められると喜んだり、素直にありがとうといったりしますが、低い子どもは喜ぶよりも褒められるようなことはしていないという態度を取ります。また、褒められたことに対してうがった見方をすることも多く、本気で褒めていないと捉えたりします。
2 怒られると自分を責めてものすごく落ち込む
自己肯定感が低い子どもは、怒られると自分を責めてしまい、ものすごく落ち込みます。子どもによっては黙って部屋から出て行ってしまったり、しゃべらなくなったりすることもあります。自己肯定感が高ければ、落ち込むよりも「次は失敗しないように頑張ろう」と自分でモチベーションを高めることができますが、低い子どもは徹底的に落ち込んでさらに自分をダメな人間だと思い、行動力もなくなっていきます。
3 挑戦することを嫌がる
自己肯定感が高いとチャレンジ精神が旺盛なので、たとえば公園に新しい遊具があれば、自分から挑戦しにいきます。しかし、自己肯定感が低いと最初から自分にはできないと考えてしまうので、新しいことにチャレンジをしませんし、こちらから「やってごらん」といっても拒否をすることが多いでしょう。
教育・子育ての分野でよく使う用語「自己肯定感」という視点で、ちょっと気になる子のことを考えていました。その子は、まじめに学習に向かうし友達との関係も良さそうなのですが、表情や反応に陰の部分を感じます。教師としては、「なぜ、そうなるのだろうか」と考えてしまいます。これまで、いろいろなタイプの子供を見てきましたが、近年こういう子が増えているように思います。
学校現場で、大切に育てていきたい「自尊感情・自己肯定感」ですが、家庭での子育ての中で、意識して育んでいただきたいと思います。今が大事な「子ども時代」ですから…。 参考にした文章を載せています。ご一読ください。
1)自己肯定感を高めるためにすべきことは、すべてを受け入れる
とてもシンプルですが、子どものすべてを受け入れていれば基本的に自己肯定感は高まっていきます。
◇何か間違ったり失敗をしたりしても「大丈夫、また次に頑張ればいいよ」「頑張ったんだから失敗じゃないよ」と声をかけてあげる
◇いけないことをしたときは「これから気をつけよう」「やらないようにしようね」と寄り添ってあげる
◇できないことがあっても責めたり怒ったりせず、あなたはあなたでいいんだということを伝える
まずは子どもの考えや行動をすべて受け入れてあげること、これが自己肯定感を高めるためにすべきことなのです。
2)自己肯定感を高めるためにすべきでないのは、子どもを否定すること
自己肯定感を高めるためにすべきでないのは、子どもを否定する発言です。
◇失敗したときに「どうしてできないの」と責める
◇「だからあなたはだめなの」などと否定する
◇「○○ちゃんのほうが上手」と比較する
子どもに期待をしたり、こうなって欲しいという願望があったりするのは当然ですが、自分の希望とおりにいかないからといって子どもを否定するのは絶対に止めましょう。
■我が子の自己肯定感を高めるには、親の対応が最重要
結論からというと、我が子の自己肯定感が高くなるか低くなるかは親の言動によって決まるといっても過言ではありません。もっと上を目指して欲しいという気持ちであっても、頑張ったことを褒めずに否定したり、将来を心配するあまり自分で何もさせなかったりすると、子どもは自分を否定するしかなくなってしまいます。
自己肯定感は子どもが成長していくうえでとても大切な感情ですから、まずは自分を認められるような言動を意識して、自己肯定感を高めてあげましょう。
27日から5月6日まで、日本中の学校が臨時休業(お休み)に入ります。この休みは、国の緊急事態宣言を受けて、みんなの大事な大事な命を守るためのものです。
この期間は、全国の子供も大人も、外に出ることを控えて「我慢」しなければいけません。交通安全教室でも話したように、「自分の命は、自分で守る」行動が大切になります。
休み中は、「我慢」することが多いと思いますが、時間を大事に、きまりよく過ごしましょう。
5月7日に、134人全員と元気に会えることを楽しみに、校長先生も「我慢」を続けます。
休み中の詳しいことについては、担任の先生の話をしっかりと聞いてください。