校長室より

八東のことを好きに!

2024年1月26日 08時16分

 学校運営協議会主催のイベント「郷土 八東の文化を知ろう」が開催されました。昨年度から、本校はコミュニティスクールとなっています。地域の宝である子供を、学校、保護者、地域みんなで育てていこうという仕組みを持つ学校です。そのために、「学校運営協議会」が位置付けられています。「ふるさと八東のことが好きな子供たちであってほしい」ということで、今回のイベントが開催されました。

内容は、「八東平成太鼓」「麒麟獅子舞(都合によりVTR)」そして「八東町むらおこし歌留多」です。初めてのイベント開催となりましたが、地域のことや地域の人と触れ合いながら楽しく盛り上がりのある時間となりました。その一場面の紹介です。

これからも、一緒に八東の子供たちを育てていければと思います。

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地域の力が集まる学校

2023年11月2日 12時22分

 10月24日に、校内マラソン大会を実施しました。たくさんの保護者や地域の方の応援を受け、自分の力を十二分に発揮して走りきり、応援の声も響きました。今年のマラソン大会は、保護者や地域の方が、子供たちと並走したり、児童の安全を応援をしながら見守っていただけた大会となりました。コミュニティスクール2年目、地域の子供たちを地域のみんなで育てる取組の一つとなりました。たくさんのご協力に心から感謝いたします。ありがとうございました。

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修学旅行で子供たちの成長を感じる

2023年10月24日 13時15分

 10月19日、20日に、修学旅行へ行き、大阪、奈良、京都の観光地を巡りました。出発前、6年生の子供たちには、楽しい修学旅行をみんなで創っていくことや、社会のルールを知っているだけでなく、実際の社会の中で実践していこうと伝えていました。

 修学旅行の行く先々での、子供たちの行動には光るものがありました。明るく元気があり、返事や温かい反応ができる6年生です。宿舎の方やガイドさんたちからも、褒めていただくことが多くあり、誇らしい気持ちになりました。修学旅行で初めて出会う人たちと、気持ちのよい関係をつくる力が、長けている子供たちであると思いました。大事な力です。一回り成長した6年生。卒業に向かって、学校のリーダーとしてさらなる活躍を期待しています。

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元気な子供たちと始業式

2023年8月30日 11時06分

 38日間の長い休みを終えた元気な子供たちの顔がそろいました。大きな事故や病気無く、2学期を迎えることができたことに、心から感謝をしているところです。

 始業式では、夏の思い出を大切にすること、一つ一つの経験が自分の成長へのエネルギーになることを、まず話しました。そして、2学期も目標を持ち、学習や様々な行事等を通して、自分を成長させていこうと伝えました。そのために、「ちょこっと努力」を大切にしながら、がんばってほしいと思います。楽しい学校は自分たちで創っていくもの。6年生のリーダーシップを軸に、八東小112名みんなで、工夫したり力を合わせたりしていきたいと思います。職員一同、しっかりとサポート、指導をしていきます。

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 大会や作品応募で、賞をいただい子供たちの代表に、賞状やトロフィーなどを渡し、表彰を行いました。おめでとうございます!

・「八頭郡小学校陸上競技大会」  優勝 6位までの入賞者

・「鳥取県子ども造形展」  入賞・入選

・「交通安全子供自転車全国大会」  全国第5位

  ※「学校だより」に氏名などは掲載しています。

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環境整備作業

2023年8月29日 12時16分

 教育の会環境・校外部の皆様のリードのもと、8月27日(日)に環境整備作業が行われました。たくさんのご参加、本当にありがとうございました。

 校庭周りや中庭、前庭、駐車場や裏庭の除草、溝掃除、そして、校舎内の窓サッシなど、なかなか手が行き届かないところまで、きれいにしていただきました。毎年、大雪時の除雪の妨げになっていた、桜の枝切りもしていただきました。切り落とされた枝の片付けなど、次々と加わり協力される保護者の皆様の動きがとても機敏で、気持ちよく思いました。草刈り機や掃除用具、一輪車など、様々な道具のご協力にも感謝です。気持ちよく2学期をスタートしています!

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本校への寄附に心から感謝いたします(6/30)

2023年7月11日 14時06分

 6月30日に、「八東町電化農業協同組合」様から大村益康様、小林光男様にご来校いただき、本校に寄附をいただきました。子供たちの教育のために有効利用してほしいという熱いお気持ちも伺い、八東の子供たちは、地域に支えられていると改めて感じました。この寄附を子供たちの教育活動にどう生かすか、「本物と出会う」という視点で思案中です。大切に使わせていただきます。本当にありがとうございました。

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本校への寄贈に心から感謝します(6/28)

2023年7月11日 13時27分

 6月28日に、竹内組 竹内秀彦様、鳥取銀行様から、「SDGs私募債ふるさと未来応援債」ということで、本校に教育用品を寄贈いただきました。校長室で贈呈式が行われ、感謝して受け取りました。カラフルな跳び箱、新しい一輪車3台、書籍一式。大切に使わせていただきます。地域の学校へのご支援、本当にありがとうございました。

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草刈りボランティアさんに感謝!

2023年7月6日 10時51分

 学校運営協議会地域コーディネーターさんの呼びかけで、今日は、草刈りボランティアの方、6名が来校してくださいました。校庭周りをはじめ、中庭、体育館裏など、広範囲にわたり学校敷地内の草刈りにご協力いただきました。暑い中でしたが、熟練の草刈り機の扱いで、環境を美しく整えることができました。地域の皆様に支えられている学校です。本当に、ありがとうございました。一緒に汗をかくことで、休憩タイムの会話も弾み、地域の方とのいい時間を過ごせました。

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元気なあいさつを交わし合う朝の風景

2023年6月19日 10時22分

 朝の登校時のあいさつの声が、響くようになってきました。あいさつは、人生において大事なことと考え、今年度の重点にしていることです。人と人とが繋がる初めの言葉。目をそらしたり、不機嫌そうにしたり、相手が挨拶をしても黙って通り過ぎたりというのは、円滑なコミュニケーションを妨げます。恥ずかしかったり面倒に思ったりすることも時にはあるのでしょうが、気持ちのよいあいさつを当たり前できる人として育ってほしいと願います。出されていた「ミッション」を励みにしたり、あいさつを頑張っている友達から刺激を受けたりしながら、まだ全員とはいきませんが、だんだんと、朝のあいさつがある風景へと変わりました。次は、朝だけ、ミッションがあるときだけでなく、その場で判断し、場に応じたあいさつができるように、引き続き取り組んでいきます。家庭や地域でも、あいさつのできる子供となるよう、ともに育んでいきましょう。

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保護者の願い

2023年6月13日 13時07分

  1学期も折り返した6月中旬。子供たちは、落ち着いて学習に向かっているところです。さて、年度のはじめに、保護者の皆様に「どんな子供に育ってほしいか」というアンケートを実施いたしました。今年度の学校運営、学級経営に活かしているところです。

 保護者の願いで一番多かったのは、「相手の気持ちを考えること」でした。子供たちの成長の上でも、土台となるところです。次に多かった項目は、「チャレンジする」「あいさつをする」。学校としても力を入れているところと重なりました。

 その他にも、「失敗に強い・打たれ強い」「目標を持って努力」「学びを楽しむ」…。どれも、子供の育ちにとって大切なこと。その通りだと、保護者の皆様の願いに共感いたしました。八東小の子供たちの健やかな成長は、保護者の願いにも支えられていると感じています。

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「なりたい」「やりたい」に向かう子供に!

2023年5月8日 10時58分

 今日からコロナが5類となり、児童にも教職員にもマスク着用を求めないことが基本となりました。朝の様子を見ますと、マスク着用の児童が8割強くらいというところでしょうか。

 さて、HP「校長室より」を今日からスタートします。教育の会総会でもお伝えさせていただいたように、「なりたい・やりたいに向かって行動する子供」を育てていきたいと思っています。素直にやり切ろうとする八東の子供の強みを生かして、もう一段、自分の立てた目標やみんなで決めたことに向かって前向きに努力する子供たちへと向かっていければと思います。2週間後には、運動会があります。全校児童で、楽しい運動会をつくっていきたいと思います。

R5 学校経営方針HP.pdf

今年度の最終稿「感謝しかありません」

2023年3月27日 09時14分

柔らかな陽光を浴びて、桜の花が咲き誇っています。厳冬を乗り越えて、皆が待ち遠しかった「希望の春」の訪れをしっかりと感じます。

春休みに入り、桜花満開の下を登校する子供たちの姿が見られなくて、とても寂しく感じてしまいます。

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世界を席巻したコロナ禍の3年間は、学校運営にとって、まさに「見通しの持てない試練の連続」でした。しかし、制約の多い不自由な生活をしのぎ、子供たちはたくましくウィズ・コロナ生活を耐え抜きました。

5月からは、「感染法上、2類から5類に移行」となります。「インフルエンザと同じ扱い」ということなので、「検査も隔離も不要」になります。これを境にして、少しずつコロナ前の生活に戻っていくことでしょう。

どの時代においても大切にされてきた、キラキラした「子供時代・熱中時代」を何の制限もなく、いきいきと輝く瞳で、思う存分楽しんでほしいと願っています。

子供たちの笑顔から元気をもらい続けた1年でした。そして、無事に令和4年度を終えることができるのも、保護者・地域の皆さんからの絶大なるご支援の賜物です。心より感謝申し上げます。

さて、4月からは新メンバーを加えて「チーム八東小」がスタートします。さらなる充実と発展をめざして、一丸となって努力してまいります。保護者・地域の皆様には、本年度同様に「八東小教育」へのお力添えをお願いいたします。

◇私事になりますが、今回でHP更新を終了とします。長い間のご愛読、誠にありがとうございました。

◇4月からは担当がかわり、リニューアルの形で記事更新をしていくと思います。ご期待ください!

卒業式の式辞づくり 「真剣に悩みます」

2023年3月16日 13時10分

明日はいよいよ、「第6回卒業式」を迎えます。正式名は「卒業証書授与式」です。

当然のことながら、式の中では「卒業証書授与」が一番のメインとなります。そして、6年間の成長を認め、子供たちへの贈る言葉として、「学校長式辞」があります。

式辞の作成は、今年も愛情と思いを込めて、2月から作成に取りかかりました。私の場合には、文章を作ってから「一晩寝かせる」作業を入れます。翌日にもう一度読み返して、直しを入れることにしています。

昨日まで「完成版」として「蛇腹折り」も済ませていたのですが、それは第6版でした。今朝読み返すと、やはり納得がいきません…。再度作り直して、ようやく完成しました。

「第7版」です。「7度目の正直」となりました。式辞にかける「校長の熱い思い」が、伝わったでしょうか。かなりの時間をかけて、納得のいくものに仕上げています。

さあ、明日は本番。気合を入れて、張りのある声で話したいと思います。

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「6年生」から「卒業生」へ

2023年3月8日 13時54分

6年生の証書練習を見ながら、いろんなことを思い返していました。

自分が6年担任だった時に、「卒業式に向かう気構え」をよく語っていたことなどです。今の6年生対して、何かよいアドバイスをしてやれないかと考えたのです。

あれこれと考えた末に、次のような話をしました。

〇6年生を送る会から卒業式までの間に、君たちは「6年生から卒業生に」かわっていくのです。「どうせやるならいいことを」です。立派な「卒業生」となってほしい。

〇証書授与の「はい」は、6年間の総まとめの返事です。しっかりと強い返事をしよう。

〇君たちが主役の式。堂々とした姿勢と所作に期待している。その立派な姿を、お父さん・お母さん、先生方、そして在校生にしっかりと見てもらいたいね。

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卒業式まで、6年生の登校日はあと7日となりました。

堂々と立派に巣立っていく姿を期待して、最後までしっかり支えていきたいと思います。

命を守る学習「不審者対応訓練」

 9月9日(金) 不審者対応訓練

本校では、年間で「命を守る学習」のシリーズを計画しています。4月の「交通安全教室」、5月の「防火訓練」、夏休み前の安全指導。今後は、「地震想定訓練」や「大雪対策」等に取り組みます。

今回は、「不審者対応訓練」を行いました。8月に警察の方を招いて、「不審者対応の職員研修」を実施した上で、今日は「子供の動き」を中心に組み立てました。

職員研修の際には、実際に不審者役の警察官と対応しましたが、予想以上の迫力と恐怖を実感しました。その研修でとても大事なことを学んだので、今回の訓練に生かしました。次の2点です。

◇「怪しい動き」を確認したら、遠慮なく直ちに110番通報をする。

◇「校舎内に入れない」ことが大原則。決して、闘わないこと。

これ以上は、企業秘密のところもあるので、公開は差し控えます。

児童玄関で、不審者対応をしている場面です。今回は、警察の方はいませんが…。学校携帯で、状況を警察とやり取りしている想定です。玄関の施錠完了。パトカーの到着を待っています。

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玄関対応と同時に、子供たちは教室の奥で待機します。当然のことながら、扉を施錠してカーテンを閉めています。

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今回は、職員の実地研修をした後だったので、とても意義のある訓練になりました。「さすまた」の弱点も体感しました。

子供の安全を守るためには、職員一人一人の動きがとても重要になります。不審者対応は、地震や火事の想定とは、真逆の動きを行います。地震や火事は「安全を確認して戸外に出る」が基本ですが、不審者対応のケースは、下手に動くことができません。

実際問題、八東地域では万が一のケースだと思いますが、とても勉強になりました。

台風・大雨等 緊急時の登校判断について

 9月6日(火)

台風11号の接近により、各地で大雨・暴風の被害が出ています。

今回は「警報の発令」がなかったことが、「通常登校」の大きな根拠となりました。

なお、警報が出された場合は、学校としては「休校か登校か」の決断を迫られます。

近年の異常気象やなかなか解除にならない警報発令が、判断を難しくしています。

「警報 = 臨時休校」と、一律に判断できない現実があるからです。

過去には、「大雨警報 発令中」でしたが、通常登校の判断をしたケースがあります。

「暴風警報」「大雪警報」等と異なり、「大雨警報」の場合は迷います。


今朝のケースもそうですが、今後も想定される「臨時休校の判断」について説明します。

八頭町では、台風等で学校を臨時休校等にする場合は、下記の手順で決定します。

①気象状況について、複数のインターネットサイトで情報収集します。
 鳥取気象台に問い合わせ、場合によって、町役場に状況を確認します。

②必要に応じて、町内の河川・道路状況について、現地確認をします。ライブカメラ等の活用もしています。

③朝6時までに、小学校長代表と中学校長、そして町教委の3者で協議して、決定します。

④6時20分には、防災無線で放送します。原則、町内小中学校で統一した対応をとります。

⑤各学校では、マチコミメールでお知らせします。



上記のように、精一杯の対応をしているつもりですが、時々刻々と変化する天気予報や線状降水帯の発生など、本当に難しい局面も想定されます。


今後も「児童の安全を第一優先で判断」していきます。
保護者の皆様には、ご理解とご協力をよろしくお願いします。

HP更新再開の道は遠かった! 「まさに自由研究」

9月1日(木)

ホームページのシステム変更で、8月から更新ができないままでした。

盆休み明けから、いろいろと試行錯誤していたのですが…。

それはそれは、長く厳しい道のりでした。

ICT支援員さんからアドバイスをもらいながら、PCの設定を見直す日々が続きました。

cms、ブラウザのキャッシュ・クリア、セキュリティ設定、wysiwygエディタ等の用語の数々。

終いには、プラグインやらパーマリンクの設定などの難解語句が出てきました。

理解できないままに、「校務PC」を勝手に改造したり、インストールしてはいけないので、もやもや気分の日々が過ぎていきました。

悩みながめ続けた、愛用のパソコン画面です。

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8月30日には「自力解決」をあきらめて、県教委の担当課に電話を入れました。

「東京の業者から連絡があるかもしれません」との回答をいただいて、待ってみましたが…。残念。

新たな自力解決に向かうときに、ここで「気づき」がありました。

「他のPCでは、HP更新ができた!」という事実は、ヒントになりました。

目を付けたのが、ウインドウズOSのバージョンです。

調べてみると、1年以上も自動更新に失敗していたのです。

やっとこさ、答えが見つかりました。明日には、業者にきて直してもらいます。

と、ホッとしたのもつかの間。新たな発見が!

なんと、画像が貼れるようになっているではありませんか!

下の画像の黄色囲いのブックマーク。リンク先が古いままになっていたのです。

新システムのリンクに直すと、あら不思議…。

あっさりと、投稿画面に小さなアイコンが並びました。

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1か月も待ちわびていた、wysiwygエディタ画面です。(赤マル部分)

飛び上がって喜びました。これで、毎日更新が再開できます。

◇今回の教訓… 物事は深く考えすぎないこと。端々のことをつつかない。問題解決は意外と根元にある。

以上、夏休み「パソコンを深く知る自由研究」の顛末でした。

1学期終業式の話

◇1学期 終業式の話  7月19日

終業式では、プレゼンソフトを使って、学期まとめの話をしました。
子供たちの目がしっかりと前を向いている姿が、とてもいいですね。


4月の写真を選んで、「みんながどんどん成長して、うれしいです」を強調しました。
それにしても、この入学式の写真はいいですね。すごく凛々しい!


学校だよりにも書いたところですが、子供向けにアレンジして話しました。


さあ、40日の夏休みに入ります。
「子供時代の夏休みをいかに充実させるか」について話をしました。
やっぱり、土台になる「健康・安全」は、大事にしたいポイントです。

☆夏休みを有意義に過ごす!

夏休みを有意義にするポイント  7月11日

もうすぐ、子供たち待望の「夏休み」がやってきます。
人生の中で、小学校時代の夏休みは6回しかありません。
子供時代の大切な夏休みを「楽しくて、思い出に残るもの」にしてほしいと毎年思います。

学校だよりに書こうと考えて「夏休みの過ごし方」を調べていたら、下記のような記事と出会いました。
その名も、「夏休みを有意義に過ごす5つのポイント」です。

☆夏休みを有意義にするポイント
 ①やりたいことを書き出す
 ②自分で目標を決める
 ③自分で計画を立てる
 ④新しいことにチャレンジする
 ⑤規則正しい生活をする

5つのポイントは、親子で一緒に考えることが大切だと思います。
ただし最終的には、子供が「自分事として決定する」が肝心ですね。

「普段できないこと・新たなチャレンジ」としては、次のようなことが考えられます。
 ○家族旅行等で初めての場所に行く
 ○キャンプでテント張りの役割を果たす
 ○お寺で座禅や掃除等の修行をする
 ○子供だけで祖父母(親類)宅に宿泊
いろんな例が出てきますが、「未知の体験」「やりきる達成感」「親から離れてみる」などが、重要ポイントのようです。

実は、共働き家庭に育った私は「かぎを持たないかぎっ子」でした。
学童などない時代なので、ふだんの日は近所のおばちゃんにお世話になりました。
夏休みには、祖母や伯母のところに1週間単位で預けられることが多かったです。
その時に子供なりに実感したのは、「親から離れるのもいいな」でした。
それぞれの家のやり方やルールに触れる中で、「甘えてばかりではいけない」ことを痛感した記憶があります。
まあ、まだ親類なので、そこまで厳しくはされませんでしたが、とてもよい経験になりました。
「かわいい子には旅をさせよ」とは、よく言ったものですね。

続きは、学校だよりに書いています。
子供たちの心に残る「楽しい夏休み」になることを願います。


7月全校集会の話

◇7月全校集会 「誠&星の話」  7月4日

先週の金曜日、7月1日に全校集会を行いました。
毎回の「校長の話」には、ネタ探しと話づくりに悪戦苦闘しています。
今回は、これまでの話を焼き直してみました。
「子供たちに伝えたいことは、何度も繰り返すこと」が大事だとやっと悟ったからです。

まずは、大好きな言葉である「誠」の話です。
「ひそひそ・こそこそ」は大嫌いであることも話しました。



そして、この季節ならではの「星の話」をしました。
当然のことながら、郷土の偉人・本田實さんを紹介します。
本田さんは、ちょうど「100年位前の少年」ということになります。


毎年話をしている「大三角と天の川」も紹介しました。
今の時期は天気が良ければ、8〜9時頃には北西の方角に見えると思います。
親子でじっくりと、星空観察を楽しんでみてください。

卒業証書の練習スタート!

◇卒業証書の練習開始  6月8日

今年も「卒業証書の浄書」に向けて、練習を開始しました。
練習回数を増やしたいので、昨年より1か月早く取りかかります。

私は、「卒業証書は、校長が心を込めて清書する」をポリシーとしています。
3月に向けて、楽しみながら&苦しみながら練習していきたいと思います。
「上手な人やプロに頼めばいいのに」とよく言われますが、ここは譲れないところです。
何度か練習した跡がこれです。


仕上げたのは、6年保護者向けの「卒業に関わる氏名表記の確認」という文書です。
一生に一度の小学校の卒業証書ですから、間違った字を書くわけにはいきません。
本日持ち帰らせますので、確認をお願いします。


保護者さんの確認を経て、正しい字で練習を積んでいきたいと考えています。
特に夏休みには、じっくりと時間をかけて練習します。

新しい音楽の先生

◇新しい音楽の先生紹介  6月3日(金)

本日より、音楽授業を担当していただく上川先生に来てもらっています。
野村・山根先生の産休入りにより、音楽授業を行う先生がいなくなったための措置です。

ご存知の通り、全国的な教師不足の問題は、鳥取県でも共通の課題となっています。
県内では、4月当初から「講師不足」の状況となっています。
本来なら「産休代員講師」を県が手配するところですが、それが叶いません。

そんなわけで、私は4月から講師を探し求めていました。
八東小の「響く歌声の伝統」を守るためにも、音楽授業を大切にしたいと考えています。
何人にも断られて、打ちひしがれる日々を過ごしていたのですが…。
ある方に紹介していただいた上川先生にOKをもらい、飛び上がるほど喜びました。

そして、今日を迎えました。
ピアノ講師を長年続けてこられた経歴をお持ちです。
明るい表情で語りかけ、抜群のピアノ演奏で子どもの心を惹きつけていました。
待ち遠しい「楽しい音楽」になること、間違いなしです。ホッとしました。

こんな子に育ってほしい!

職員室前に、先月の保護者アンケート「こんな子に育ってほしい」のまとめを掲示しています。
進級・入学した子供たちに対しての、お父さん・お母さんの期待と思いが表れています。
これらの思いを大事に受け止めて、しっかりと教育活動を進めていきたいと考えています。

堂々のトップは、「人の気持ちがわかる子に」でした。
友達との関わりの中で体験を通して、しっかりと学ばせていきたいと考えます。
「自分で考えて行動」も、学校が目標にする「自分たちでGO」と重なると思います。


子供のアンケート「今年がんばりたいこと・楽しみなこと」も学年別にまとめてあります。
上位に来るのは、やはり行事関係です。修学旅行・スキー教室・氷ノ山登山・社会見学等々。
その中で、5年生の「リードする(まとめる)」や2年生の「勉強」は特筆ものです。
素晴らしい「やる気」を感じさせてくれます。


子供たち一人一人、そして保護者の皆さんの思いや願いをしっかりと受け取って、八東の子をたくましく育てていきたいと思います。

葉桜の美しさ

◇◇「葉桜の美しさ」  4月27日(水)

校庭の桜も、すっかり「葉桜」になってしまいました。
多くの日本人は(私も含め)、「絢爛に咲き誇る桜花」を「見事だ・綺麗だ・儚い」と感じることだと思います。
散ってしまうと見向きもされなくなる桜木です。

しかし、あいさつ運動の折にふっと見上げてみた時に、「ああ、きれいだなー」と素直に感じました。
柔らかくて艶のある新葉・若葉が、とても輝いて見えました。
「生命の息吹」と「子どもの成長」を重ね合わせて、しばらく見ていました。


また、この若葉たちが、二酸化炭素を吸って酸素を作り出す「光合成」をしていることに発想が飛びました。
自然の働きの偉大さと重要性を改めて感じました。
人間が、ことさらに上品な用語で「SDGs」なんて格好つけなくても、「自然を壊さない」ことを実直に考えて行動すべきなのだろうと思います。

R4年度 学校運営ビジョン

◇R4年度 学校運営ビジョン  4月20日

4月参観日ではコロナ対策として人数制限を設けましたが、多数の参加ありがとうございました。
授業後の「教育の会総会」も1家庭1人制限でしたが、参加率が84%もあり、「さすがは八東」を実感しました。

総会後の学校説明会では、今年度の学校運営について話をしました。
改めて、資料を抜粋して紹介します。


「校訓」と「学校教育目標」は、開校以来の伝統のもの。先人たちの知恵が詰まっています。
子どもに関わる全ての大人が、共通理解のもとで教育を進めていきたいと考えます。
研究テーマについては、今年の教職員チームで考え出したものです。


その上で今年度の重点目標については、次の5点を掲げています。


「たくましい子ども」を育てるための役割分担と、「親子の距離感」について話しました。
一昨年から話を続けているテーマなので、保護者の皆さんにはお馴染みのものです。


今回は、「学校の業務改善」についても触れました。
どの事業所・組織も同じだと思いますが、「きりのない教育活動」とどう折り合いをつけるかが、重要な鍵になります。
これらのことを踏まえて、温かいサポートをいただきたいと思います。


学校運営についての話の後で、各学級懇談で担任から「学級の取組」について話をしています。
学校と家庭・地域がしっかりと連携・協力して、「たくましい八東の子」を育てていきたいと思います。
これまで以上に、温かいご支援とご協力をよろしくお願いします。

令和4年度のスタート「始業式の話」


◇始業式の話  4月7日(木)

素晴らしい好天気に恵まれて、いよいよR4年度が始まりました。
満開の桜も、子供たちの登校を待っていたようです。


今年は開校6年目になります。全校児童が「本校入学生」になる初めての年になります。
そこで、始業式で改めて「学校教育目標」と「めざす子ども像」についての話をしました。


  今日は、新しい一年の 記念すべき最初の日です。
みんなが一つ上の学年に進級します。気持ちも新たに、希望を持って登校したことでしょう。各自が目標を立てていることと思います。私がいつも話をしている「一歩一歩を大切に」を、今年も続けてほしいと思います。

 さて、八東小は開校6年目を迎えました。明日入学してくる1年生も含めて、全員がこの学校の入学生となる「記念すべき年」になります。

今日は、改めて学校の目標について話をします。
「ふるさとを愛し 志を立て たくましく生きる子供の育成」です。

 これは、新しい八東小をつくる時に、3小学校の先生方が何度も話し合いを重ね、知恵を絞って定められた目標です。
開校からずっと、先生たちの大きな目標としています。今も大事にして、よりよい八東小を目指して、一歩一歩進めています。


 また、「めざす子ども像」は、みんながわかっていると思います。覚えていますか?
これは、八東小児童の目指したい3つの姿を示しています。
○「つながる子」は、優しさや思いやりの心を持って、爽やかに人とつながる子。相手を大切にして、友達や地域の方とどんどんつながっていく子。
○「うみだす子」は、自分の学びを進め、深めていく自学の力を持つ子。自分の思いや考えを豊かに表現できる子。柔らかい発想で、アイデアがひらめく子。
○「やりぬく子」は、心も体も大事に健康に伸ばしていく力のある子。学習でも運動でも、あきらめずに根気強く粘る子。目標に対して具体的に励み、やりきる子。

 なお、いつも言っている通り、私は「10歳で大人」として接します。
3年生までに、一通りのことを自分でできるように努めましょう。学校で大事な「思考・考える」という作業は、しっかりと脳を動かさないといけないそうです。読書をがんばり、きれいで正しい言葉を学び、増やしていきましょう。だらだらゲームをやっている場合ではありませんね。
 体の成長も自分で意識しましょう。100歳まで生きると言われているみんなの大事な仕事は、実は「食べる・運動・眠る」です。活動しなければ、「食べられない・眠れない」不健康な状態になります。子供の時につけた脂肪細胞はそのまま残るそうです。好き嫌いを言っている場合ではありません。


 
さあ今日は、みんなの「心のスイッチ」が入る日です。

心のスイッチが入ったら、次は自分から動き出すことが肝心です。一歩ずつ自分のペースで着実に歩み続けましょう。

新たなめあてを持ち、実りの多い一年にしましょう。

修了式で伝えたこと


☆修了式で伝えたこと 3月24日

先週の卒業式に続き、「令和3年度 修了式」も無事に行うことができました。
2月後半からのコロナ緊急対応のことを考えると、本当に「奇跡的」です。
節目の大事な行事をすることができて、心からうれしいと感じました。
これも、ひとえに保護者の皆さんのご理解とご協力のお陰だと思います。
ありがとうございました。

修了式では、子供たちに次のような話をしました。
いつもながら、背筋を伸ばして話を聞く姿が、とても素晴らしいです。

  今日で、令和3年度が無事に終わります。

  今日の式は「修了式」と言います。このような漢字で表します。「終わり」の終了ではありません。

  「学問・勉強を修める」という意味の「修」。「終わる・さとる」等の意味を持つ「了」を組み合わせて、「学年を修める式」ということになります。


  コロナ禍の2年目。特に1月からは、「子供にも感染が広がる」特徴が目立ち、本校でも何度も検査を行い、臨時休校や学年閉鎖が続きました。
  そんな不自由な生活の中でも、みんなが元気に学校に通えたことを、心からうれしく思います。

  1学期に話をした「心のスイッチ」の話を覚えていますか。いろんな場面で、皆の「心のスイッチ・やる気スイッチ」が入った姿を見て、とてもうれしく思いました。

特に、5年生。「送る会」や「卒業式準備」などの姿は、とても素晴らしかったです。4月からも、学校のリーダーとして活躍してくれることを期待しています。 



4月になると、まばゆい春の光の中で、ここにいるみんなが進級します。

全員が階段を一段上がり、また一歩一歩進むことになります。

だから、この春の時期は、とても大事な節目の時期なのです。

 

  明日から13日間の春休みに入ります。

4月の新しい出会いを心待ちにして、今の自分をしっかりと振り返り、次の学年の準備を進めましょう。 

心を整えて、穏やかな気持ちで、希望の春を迎えてほしいと思います。

それでは、みんなが元気に、爽やかな心持ちで、4月7日の始業式に会いましょう。1年間、よくがんばりました。

教育を止めない!

3月8日(火)「教育を止めない!」


それは、1本の電話から始まりました。
3日(木)16:00。本校コロナ緊急対応がスタートしました。
今日までの約1週間、教職員全員で「チーム八東」として動いています。


私たちがコロナ対策として、常に念頭に置いていることは、次の2点です。
子供の命と安全を守る
教育活動を止めない


感染拡大防止のため、休校・閉鎖の措置をとりますが、「学びを止めない」という強い思いから、最低限の日数にしています。


5日(土)と7日(月)の2回、「保健所の指示」に従い、学校で「定量抗原検査」を行いました。
検査対象となった保護者の皆さんには、大変お世話になりました。ご協力、ありがとうございました。


その検査の中で、いろいろな意見・質問を頂戴しました。

◇保育所の子もいるので、もっと早く対象学年を教えてほしかった。
◇うちの子は、濃厚接触者になるのですか。
 ・気持ちはよくわかるのですが、検査は「保健所の指示」で行います。
 ・「検査対象者」も「濃厚接触者」も「保健所が決定」します。
 ・学校としては、確定した情報のみを伝えるよう心がけました。


◇検査をもっと早い時間にやってほしい。
◇検査は、学校の先生がやっているのですね。
 ・検査についても「保健所の指示」で動きます。
 ・学校は会場を提供し、保健所の方が検査をされるのが本来です。

 ・今回の件では、保健所の逼迫状況が伝わってきました。
  しかしながら、検体回収等を教員が行うことには強く違和感を感じました。
  このことは、新聞でも取り上げていたので、ご存知の方も多いと思います。 

 ・八頭町教委の支援には心から感謝しています。保健所との連絡・調整等でお世話になりました。
 ・心の中では、県や町の「支援チーム」が駆けつけてくれるかと期待していましたが…。


この1週間、いろいろと考えて緊急対応をしてきました。
改めて、ぶれることなく「教育を止めない」の思いを貫きたいと考えます。

保護者・地域の皆さんには、なお一層のご理解とご支援をいただきたいと思います。
八東小教育への応援をよろしくお願いします。

リモート講話「つらい思いの人を責めないで」

 2月21日(月)朝 「つらい思いをしている人を責めない」

学校再開の朝、リモート講話を行いました。
全校が揃うまで待つことも考えましたが、やはり「善は急げ」です。

子供たちに対する話は、いつも気を使います。
心がけているポイントは、次の2つです。
 ○伝えたいことをわかりやすい言葉で簡潔に。
 ○短い話で、ゆっくり語りかける。

今回のコロナ対応を受けて、ポイントを絞って話しました。
今朝は、大事な話を2つします。
しっかり聞いて、自分でも考えてみてください。

1)コロナウイルスが、すぐ間近に迫っていること
 ・もう東京や大阪の話ではない。
 ・2年生全員と先生方が検査をした。全員陰性で安心したが、どうなるかわからない。
 ・対策をこれまで以上に。「マスク、手洗い、消毒、検温」など。
 ・今回の経験で、「マスクは非常に効果あり」とわかった。

2)感染してつらく・悲しい思いをしている人を決して責めない
 ・コロナは誰が感染するかわからない病気。「誰も病気になりたくない」「でもうつってしまうかも」
 ・病気になった人は、全く悪いことをしていない。
 ・責めたり傷つけたりする「心の弱い人」には、なってほしくない。

私は毎日、みんなの笑顔が見たい・会いたいです。
心の強い、やさしい人になってください。
このお話は、お家の人にも伝えてほしいと思います。
さあ、子供たちに伝わったでしょうか。
お家でも、このような会話ができたらいいですね。

5年の節目を振り返る

 2月15日(火) 「5年の節目を振り返って」

会議室から職員室までの壁面に、今年度の写真を掲示しています。
今日は、1・2月の写真を貼りました。
ホームページ用に撮りためている写真の中から、選りすぐりのものを掲示しています。
本来なら、17日の参観日に皆さんにご覧いただきたかったのですが…。残念です。


大雪の中でもがんばっている姿が抜群にいいです。
いよいよ、まとめの時期だと実感します。卒業写真や中学説明会などの画像も出てきました。


この写真掲示は、「成長の姿を子供に自覚させたい!」のコンセプトで始めました。
改めて見返すと、1年間の歩みがよくわかります。
「子ども笑顔やがんばる姿って、本当にいいなあ」と思います。
節目である開校5年目の八東教育をしっかりと振り返り、次につなげていきたいと考えます。

雪に耐え、春を迎える

 2月8日(火) 「雪に耐えて、ぐーんと伸びる」

立春を過ぎてからの大雪に、「季節が逆戻りした感」があります。
祖母が「立春過ぎて七雪」とよく言っていたことを思い出します。
これぞ、代々受け継がれてきた経験知に基づく「おばちゃんの知恵」ですね。
「あと5回降るのかー」とため息をついてしまいますが…。

中庭の奥にある木々の頭には、まだまだ雪が被さっています。
まるで、「頭を押さえつけているような感じ」がします。


雪国の木々は、長い期間このように「雪に耐えている」と、ふと感じました。
押さえつけられてもじっと我慢して、春になれば「ぐーんと伸びる」のです。
大雪やコロナにより、制約の多い暮らしを強いられている状況ですが、希望の春が来れば、子供も私たちも「ぐーんと伸びて」いきたいですね。

2月全校集会「食べることは大事」

2月全校集会 「心も体も 自分で成長」     2月1日(火)

 今月の全校集会は、「コロナ特別警報」発令中のため、リモートで行いました。

 子供たちに次のような話をしました。
 自分の子ども時代のことを入れて、「しっかり食べて、たくましく育って」の思いを込めました。


 いよいよ、2月になりました。昔は2月のことを「如月」と言っていました。読めますか?
 明後日の3日が節分で、4日が立春です。まばゆい陽差しに、春が近づいてきたことを感じます。
 季節が巡るわけについては、太陽の動きと合わせて以前話をしました。
 この図は、校長室前の廊下に貼っているものです。お日様の通り道が、今どんどん高くなってきています。これからは、みんなの影も少しずつ短くなっていくはずです。

 さて、先週は「給食週間」でした。みんなは、給食の時間は楽しいですか?

 実は、私は子供の頃、給食が全然楽しくなかったです。3年生までは、とてもいやな時間でした。特に野菜は、全くダメで…。
 当時は先生がとても厳しくて、昼休憩も机の上に置かれて、給食とにらめっこしていたのを覚えています。
(写真を出して)このメニューだと、ご飯と魚と牛乳だけがOKでした。

 今になって、「3年生までの間に野菜を食べておけばよかった」と後悔しています。体が成長する時期に、大切な栄養を取らずにいたわけですから。「なぜ食べられなかったのだろう」と思います。見た目や色、口に入れた感覚などが原因だったでしょう。「自分のわがまま」だったと反省しています。好き嫌いをしなければ、あと5㎝は身長が伸びたかもしれないと思います。

 君たちの世代は、健康でいれば、100歳まで生きると言われています。
 今、みんなは「ぐんぐん成長する大事な子ども時代」を過ごしているのです。アレルギーは仕方がないとして、「少しの甘えやわがまま」を乗り越えて、「自分で、自分の体を成長させてほしい」と思います。
 心も体もたくましい人に育つことを願っています。体が強く、丈夫になれば、コロナ感染の予防にもなります。
 みんなには、「食べることをしっかりと楽しんでほしい」と思います。
 

 3学期は、とても短い学期です。進級や卒業がどんどん近づいてきます。
各自が、目標をしっかりと持ち、「希望の春」を迎えてほしいと思います。

スキー教室 苦渋の決断

◇「スキー教室中止の決断」 1月27日(木)

2月10日に計画していた「5・6年スキー教室」は、残念ながら中止とします。

3学期が始まってから、県内のコロナ感染状況を注視していました。
先週までは、「子供たちにとって大事な行事なので、ぜひ実施したい」と考えていました。

しかし、今週に入り「県内全域に特別警報」が発令されて、状況は一変しました。
昨日までは、スキー教室のことが頭から離れませんでした。
3日間はまさに「葛藤の日々」でした。次のAとBの二律背反となることを考え、迷いました。

 A)子供たちが大きく成長する意義ある行事 →実施すべき
   ・ふるさと鳥取のよさを体感  ・スキーの技術向上  ・克服、達成感
   ・仲間との協力  ・感謝の心を育てる など

 B)「特別警報発令中」による感染対策強化 →中止すべき
   ・校外に大人数が移動するリスク  実習中は屋外で大丈夫だが…
   ・特に、トイレ等で外部者との接触リスクが大きい  手洗いと消毒だけでは…

 葛藤している中で、昨日の「トリピーメール」が決定的な判断材料になりました。


※苦渋の結論は、「どう考えても、ゼロリスクにはならない」ということです。

今日がちょうど2週前です。いろんな方にお世話になるので、タイムリミットでした。
スキー教室では、保護者の皆さんは当然ですが、周りの方々に大変お世話になっているのです。
 ・八頭町バス  ・宿舎(食事とレンタル)  ・ボランティア指導者の皆さん など

ぎりぎりまで判断を待とうかとも考えましたが、お世話になる方々に迷惑がかかるため、本日の決断となりました。
楽しみにしている子供たち、特に小学校最後の行事になる6年生は残念がるとは思いますが、「子供の安全と命を守る」を大原則として判断しました。
現状分析をして様々に考えた決断です。なにとぞご理解をいただき、今後とも教育活動へのご協力をよろしくお願いします。

卒業証書 浄書終了!

 1月26日 卒業証書の浄書終了!

新型コロナ・オミクロン株の強烈な感染力にもの凄く脅威を感じています。
これまでは「子供は感染しにくい」と言われていたのですが、オミクロン株は違います。
学校での感染対策をより強化しなくてはなりません。

さて、卒業証書の作成もずいぶんと早めました。
その理由は、私自身が「出勤できない可能性がある」と思ったからです。
わたしの家族に「陽性者」または「濃厚接触者」が出た場合は、自宅待機になります。
小学校の卒業証書は、6年間がんばった証であり、一生に1枚の大事なものなので、「できませんでした」では済みません。

1枚1枚に時間をかけて、29名分を全集中で仕上げました。
春からの練習成果なのか、筆使いや文字バランスについては上手くいったと思います。
ただ、字形については名人レベルには近づけません。これは仕方ありません。
そのかわり、「一人ずつ顔を思い浮かべて、心をしっかりと込めて」書きました。

写真は、わざとぼかしています。(ご心配なく…)


これで、まずはひと安心です。
3月の卒業式まで、大切に保管しておきます。

3学期始業式「寅年は伸びる年」

1月11日(火) 始業式の話「寅年は伸びる年」

子供たちも元気に登校し、3学期の始業式を行いました。
先週末までは、いつも通りに間隔を十分にとって、八東体文センターで行う予定にしていました。
「校歌斉唱を中止して、短時間で実施」と考えていたのですが…。

3連休のコロナ感染の状況を考えると、「流石に集まることはできない」と判断しました。
主な理由は、次の通りです。
 ○オミクロン株の感染力の強さ
 ○ワクチン未接種である子供たちで感染拡大する可能性が高い
 ○体文センターで一昨日に成人式が実施 「感染リスク大」

いろいろと迷いましたが、急きょリモート開催としました。
本当に悩ましいところです。
会議室をスタジオとして、目標発表の子供たちもスタンバイしています。
今回は、寅年についての話を中心にしました。


 さて、今年は「寅年」です。
 トラには「強い」というイメージがあります。強いイメージ通り、みんなでコロナ感染症に打ち勝ち、マスクを外して、元の自由な生活を取り戻す、「希望の年」にしたいと思います。
 また、漢字の「寅」には、「伸ばす」という意味もあるそうです。
 草木が伸びていく様を表した漢字で、天に向かってたくましく伸びていく姿は、まさしく気高いトラそのものと言えます。

 3学期は、いよいよ1年のまとめの時期です。
 今まで学習したことをしっかりと身につけて、新しい学年につながる大切なまとめになります。
 6年生にとっては、一番大事な行事である卒業式があります。
胸を張って、堂々と卒業してほしいと思います。下級生から拍手をもらえるよう、悔いのない総まとめに励みましょう。
 5年生は、学校のリーダーになるための大事な3学期です。
力を出し惜しみすることなく、よいと思うことはどんどん前向きに動いてほしいと思います。下級生は、その姿をしっかりと見ています。それが、「伝統の力」になるのです。

 「伸びる」や「成長」にふさわしい「寅年」になるように、そして、八東小のみんなが希望でいっぱいの年になるように、力を合わせて進んでいきましょう。


各教室で、姿勢を正して集中して聴いています。
これぞ「八東の子」の力です。素晴らしい!


6年生も真剣に聴いています。
じっくりと力をためて、立派に卒業してほしいと思います。

終業式の話「自分でできること」

12月24日 2学期終業式 「自分でできることを増やそう」

登校日数が81日で、とても長かった2学期。
無事に終業式を迎えることができて、ホッとしています。


今回は、プレゼン画面を見せながら話を行うことにしました。
前半部分は、子供たちのがんばっている様子を写真で振り返りました。
そして、自分自身をしっかりと振り返ることの大切さを話しました。


後半は、「自分でできることを増やそう」の話です。
「自分でできるかなテスト」をやってみました。
はじめの4問は、低学年向けとして考えました。いろんな反応がありましたが…。


後半は、4年以上の「大人扱い」と考えている上級編です。
「電話をかける」は、意外とやっていませんでした。


まとめとして、次のことを話しました。


「爽やかな心・穏やかな心」で、新年を迎えてほしいと思います。
皆さんも、よいお年を!

思いのこもった名前


 12月15日 「思いのこもった 大切な名前」

 昨日の午後は少し時間がとれたので、久しぶりに習字に励みました。
子供たちの6年間のがんばりを称え証明する、大事な「卒業証書」の練習です。
今年はGW明け位から取り組んでいるので、計画的に進んでいます。
2月ごろには、「真剣勝負」の本番にかかります。

6年生29名の顔を一人ずつ思い浮かべながら、書いてみました。
「この字には、お父さん・お母さん、おじいちゃん・おばあちゃんみんなの思いがこもっているんだなあ」や、「○年生の時は、ちょっと不安定だったねえ」とか…。
そして、「12年前は、まだおなかにいたんだねえ」とも思いました。


前にも紹介しましたが、我が子の小学校時代の習字セットを使っています。
さすがに、小筆だけはいろいろと試しています。
「弘法じゃないので、筆は選びます」


練習用紙も3枚目になり、だいぶん字の形が整ってきたように思います。
全部を並べてみて、「振り返り・自己評価」をしてみました。
このあたりは、子供たちが授業の終わりに取り組んでいる「学習の振り返り」と一緒ですね。

今回の振り返りをもとに、「苦手と感じている字」を5つ選びました。
「画数の少ない字」が意外と書きにくいのですね。
今後、書き方を再度調べて、特訓していきたいと思います。

12月全校集会の話 「時間と友だちを大切に」


 12月1日(水) 全校集会の話 「時間と友だちを大切に!」

師走に入った昨日は、「1年のまとめをしっかりと」の思いを込めて、子供たちに話をしました。
2学期を振り返る写真を見ながら、まずは「時間」についての考えを伝えました。
前日にあれこれと電卓をはじいていたのですが、時間的なことを数字で示すと下記のようになります。
時はだれにも平等ですが、すごい桁数になるのだと実感しました。

後半は、今月の学校だよりに関連づけてみました。
あの中学生の事件から、私は大きな衝撃を受けました。
詳細が不明なので、コメントは差し控えますが…。

今一度、「ゲームやネットに使う時間」を子供たちに考えてほしいと思います。
私は、LINEは家族しかしません。他の方とは、直接会って話したいからです。
スマホは、必要時以外は触らないようにしています。
未来のある子供たちには、ネットやSNSに振り回されずに、友だちを大事にしてほしいと切に思います。


今回は、「スライド5枚限定」と決めて話を考えました。
1~6年の子供たちへの話は、長いとダメです。
校長の仕事の中で、いちばん気を使って、いちばん時間をかけるのが、全校集会の話づくりかもしれません。
終わったあとに、「子供たちはどんな受け止め方をしたかなあ」と考えています。

美しいと感じる心

11月16日(火) 「美しいと感じる心」

先日の「学びの発表会」は小春日和の中、多くの皆さんにおいでいただきました。
総練習の時とは違い、「本番に強い八東の子」の実力発揮の姿を見ました。
途中のあいさつでも申しましたが、これも「親の力」・「家族の力」が大きいですね。
発表会をやり遂げた子供たちは、今日も元気に登校しています。
「やりきった自信」を学習などの次に生かしていきたいと思います。

さて、昨日の代休に紅葉で有名な「清徳寺」に行ってきました。
昨年も行ったのですが、見頃を過ぎた時期だったので、そのリベンジです。
狭い山道はなかなかのものでしたが、その辛さを超える見事な景色に辿り着けました。


うっとりと紅葉を楽しむ時間って、大切ですね。
時期によるのでしょうか、黄色よりも赤色がきれいな印象でした。

このような「美しい景色」を、子供たちにもぜひ体験させていただきたいと思います。
素直な子供の頃に、「美しいと感じる心」を育ててあげてください。

11月全校集会の話 「もみじと読書」


11月8日(月) 全校集会「もみじと読書」

今日の全校集会で、子供たちに話をしました。
今回は久しぶりに画像を中心とした「プレゼンテーション」を作成しました。
プレゼンを使うと視覚的なインパクトがあるので、子供たちがよく見てくれます。

まずは、さわりの部分を歌って、「もみじ」の歌を紹介しました。
私が子供の頃から、ずっと教科書に載っている歌です。
作詞の岡野貞一さんは、皆さんご存知の鳥取県出身の方です。
それにしても、美しい言葉が並んでいますね。


読書週間の話をしました。
私が今年読んだ本を紹介して、その中のお気に入りについても話しました。
最近のmy読書傾向は、時代小説が中心になっています。


最後に、「学びの発表会」に向けてのメッセージを話しました。
「自分の言葉」として、見ている人がわかるように「伝えて」ほしいと思います。
一人一人のがんばりを結集して、学年の力を伸ばしていってほしいと考えます。

伝統ある前庭

11月5日 「伝統のある前庭」

毎朝の落ち葉掃きがルーティーン化している今日この頃です。
「よくもまあ、こんなに毎日葉が散るものだ」と感心してしまいます。
それだけ「自然が豊かだという証」ですね。

私のお気に入りポイントは「前庭」です。
これからの時期は、それぞれの木々が色をつけていきます。
また紹介したいと思います。

そして、気になるポイントがこちらです。


校名と校歌の石碑。どちらもすごく立派なものです。
しかも、どちらも「八東中学校」のもの…。
この校舎が、元々は中学校であった証です。
両方の石碑とも「歴史と伝統」のある大切なものです。

「八東小学校のものが並べばいいなあ」とは思うのですが…。
これからも、伝統をしっかりと受け継いで、周りの木々たちとともに大事にしていきたいと考えています。

もう一つの「燈火親しむべし」

10月22日(金) 秋の夜長を楽しもう!

今回の学校だよりには、「読書の秋・燈火親しむべし」について書きました。
秋の夜長に「ゲームや動画・TVではなく、活字に親しみましょう」という内容です。
心を落ち着かせて、本を読むのもいいですよ。

さて、秋の夜長の「もう一つの楽しみ方」を紹介します。
ご存知の方も多いと思いますが、実は昨夜は「オリオン座流星群」の極大日でした。
私もすごく期待して、7・8・9・10・11時に夜空を見上げました。
残念ながら、全天が雲で覆われていました。
だめおしの4時起きをしましたが、少しの晴れ間は満月で明るすぎました。

ここしばらくの間は、「流れ星に出会うチャンスがある」と信じて、皆さんに紹介します。
満月や雲が邪魔をしますが、1個でも見えたらうれしいですね。
ちなみに、オリオン座の右腕のあたりが放射点になっています。


9時頃には東の空にオリオンがいるはずです。
しかも、南には「木星と土星」も輝いています。
丸いお月様の光が少し邪魔をしますが…。

しばらくすると、「冬の大三角」がそろってきます。(子供にはちょっと遅い時間ですが)
「全天でいちばん明るいシリウス」と「赤いベテルギウス」が、すぐにわかると思います。

とにかく晴れてくれれば、秋の澄み切った夜空に美しい天文ショーを見ることができます。
秋の夜長に、親子で一緒にいかがでしょうか。

マラソン大会の無観客対応について

10月11日(月)

☆マラソン大会の「無観客対応」について


金曜日の授業参観・学年懇談には、多数の参加ありがとうございました。

子供たちの学ぶ様子を直接見てもらうことができて、本当によかったです。


さて、懇談の中で19日の「マラソン大会」について、質問を受けました。

「参観日は実施するのに、マラソン大会は無観客ですか?」というものです。

「感染者も減り、緊急事態宣言も解除になった状況」なので、ごもっともな意見だと思います。

学校としても、「子供たちのがんばりを見て、応援していただきたい」と強く思うのですが…。


実は、この件については、校内で何度も協議を重ね、「無観客」に決断した次第です。

まずは、国や県が示す「イベント開催のガイドライン」を精査し、判断の根拠としました。

次に、「大部分の子がワクチン接種をしていない状況」を大前提に考えました。


参観日とマラソン大会を比較すると次のようになります。

○参観日
 ・子供はマスク着用している。・参加者は保護者のみ。
 ・参加者の把握と健康観察票の集約が可能。
 ・感染クラスター発生等、万が一の場合に行動の追跡ができる。

○マラソン大会
 ・子供はマスクを付けていない。・参加者は保護者とは限らない。把握不可能。
 ・参加者の健康観察票や検温ができない。
 ・万が一の場合に、行動追跡が不可能。


上記の事柄を根拠として、「無観客で実施」の判断をしました。

本来なら「校庭・沿道で大声援を送っていただきたい」と思っています。

誠に心苦しいのですが、趣旨をご理解いただくとともに、皆さんのご協力をお願いします。

修学旅行も無事終了 さあ後期のスタート

10月4日(月) 秋本番で、後期のスタート!

修学旅行も無事に終わりました。
心配していた台風も離れてくれて、みんなが元気に過ごした2日間。
雨が降ったのは、子供たちが寝ている間だけでした。
添乗員さんやガイドさんと、「6年生、もっていますね」と話していました。

コロナ対策として、京阪神方面から県西部・大山方面に変更して2度目の修学旅行でした。
県内を巡る旅は、ゆったりと過ごすことができるのが利点です。
都会の渋滞もなく、バタバタとすることがないので、余裕を持って動くことができます。
子供たちに聞いてみると、県西部にはあまり行ってないようなので、「鳥取県を知る」よい機会になったようです。
しかも、以前と違い、山陰道のおかげでとてもスムーズに行けるようになりました。

次の写真は、「とっとり花回廊」のゲート付近で撮ったものです。


さて、今年度も後半に入りました。
4年宿泊学習と6年修学旅行が無事に終了できたので、この勢いを生かしていきたいです。
心地よい天気が続きそうなので、どんどん学びを深めていこうと思います。

今年度テーマの「自分たちで GO!」に向かって、子供たちをしっかりと伸ばしていきたいと思います。
ますますのご支援とご協力をよろしくお願いします。

修学旅行に向けての宿題

 9月24日(金) 大人の6年生に「修学旅行に向けての宿題」

いよいよ、来週は「修学旅行ウィーク」となります。
6年生たちが、すごく楽しみにしていることを実感します。

先週の「4年宿泊学習」は雨天の合間に、「ミラクル登山」で大成功でした。
修学旅行もこの勢いで、晴天になってほしいと願っています。
ただ、台風16号が発生しているので、この動向をチェックしていきます。

さて、旅行の1週前ということで、私から「6年生に宿題」を出しました。
6年生は、小学校では一番大人です。私は、基本「大人扱い」をします。
心も動きも「自立」をしてほしいと願っています。
家族旅行のプランを立てるくらいの6年生になってほしいと本気で考えています。



先回の4年・宿泊学習は、10歳になって「小学校の中での大人になる儀式」の意義がありました。
では、「修学旅行」をどう捉えるかです。
文字通り、「学びを修める旅」ですから、「自分で楽しい旅を作っていく」ことが大切になります。
家庭での準備は、温かく見守ってください。あまり手出しをされませんように。

さあ、今日からの準備に気合いが入ることでしょう。
全員集合で、元気に出発したいと思います。

コミュニティ・スクール始動に向かって

9月13日  「コミュニティ・スクール始動に向かって」

八頭町小中学校5校は、来年度から「コミュニティ・スクール」となります。

その準備会として、先週の金曜日に、「第3回 コミュニティ・スクール準備委員会」を行いました。
紹介していませんでしたが、これまでに町全体の説明会が、昨年2月に開催されてスタートしています。
準備委員会としては、全体会を5月に、本校での準備委員会は7月に続く2回目の開催です。
町教委の担当者と地域の代表者、学校代表として校長・教頭がメンバーです。


◎コミュニティ・スクール = 「学校運営協議会」を設置している学校
と定義されているのですが、なかなか理解が難しい面もあります。
準備委員会のメンバーも、コミュニティ・スクールについて学びながらの協議をしています。

「地域とともにある学校づくり」とか「学校を核とした地域づくり」と表現されていますが、本校では「今あるものを活用・充実する」方向でスタートしたいと考えています。
地域ボランティアの「つながり隊」やゲストティーチャーの皆さんには、引き続きお世話になりたいと考えています。

今後の動きについては、またお知らせしたいと思います。
ちなみに、鳥取県作成のパンフレットを掲載しておきます。

地震に備える

 9月10日 「地震に備えた意識と行動」

今日は、防災訓練(地震編)を行いました。
「命を守るシリーズ」第3弾です。
休み時間の避難訓練でしたが、子供たちは決まりよく校庭に集合することができました。


地震について、子供たちに話をしました。


○日本は、地震が多い国。日頃から備えが必要。
○10年前の東日本大震災から、東北地方では地震が続いている。
○5年前には、鳥取県中部地震が起きた。 
 倉吉市で震度6で、八頭町は震度4だった。
 6年生が1年生の時で、統合の前の年。

◇地震の時に命を守る動き
 ①いつ起こるかわからない。学校・家・通学中・寝ている時など。
  火事や大雨などと違い、防ぎようがない。
 ②自分で、安全な場所を決めておくことが大事。
  学校だと、校庭の真ん中。
 ③身体、特に頭を保護すること。
  倒れるものやガラス窓を避ける。

なお、子供たちに宿題を出しています。
「家にいる時に、もしも地震が起きたら、どこに避難するか」です。

「安全な場所はどこなのか」について、お家で話をしてみてください。
子供たちの大事な命、しっかりと守っていきたいと思います。

あったかい言葉プロジェクト!

9月6日 「あったかいことばでつながろうプロジェクト」

先日、大きな掲示物が届きました。
町の社会福祉事業「あったかいことばでつながろうプロジェクト」のお手紙です。
写真が大きくて、とても見事なものです。


どのメッセージもとてもていねいな字で書かれており、心のこもった文章が綴られています。


八東地域の大先輩方からの温かいお返事で、とても励みになります。
子供たちも、食い入るように読んでいました。


コロナ禍のため、「直接会っての交流活動」ができないので、手紙の交換となっています。
ただし、今回のお返事を見ていて、「手書きのメッセージは、とてもいいなあ」と実感しました。
今後も、形式にこだわらず、「心のつながり・心の交流」を大切にしていきたいと思います。

皆さん、いつまでもお元気でお過ごしください!
お手紙、ありがとうございました。

免疫力アップ作戦

 9月2日 「免疫力アップ作戦!」はいかがでしょう!

 子供にも感染力が強いデルタ株が全国的に広がっています。
 夏休みの間、2学期のコロナ対策をどう進めるかについて考えていました。
初期とは違って子供同士の感染が広がる中、「何かいい手だて・方策」はないものかと…。
「11歳以下ではワクチン接種もできないのに、学校生活で感染をどう防ぐのか」の手だてについて、ずっと思案していました。
 やはり、基本の「手洗い・消毒・マスク・密を避ける」の強化・徹底しかないと思います。

 ただし、手詰まり感が強まる中で、いろいろと調べているうちに、アイデアがひらめきました!
 今こそ、「自己免疫力アップ作戦」です。
「生活リズム」を整えて、「自分の体を内から強める」という方策です。

 キーワードは、次の通りです。
 ○しっかりと寝る 「睡眠・ストレスをためない」
 ○適度な運動 「有酸素運動が効果的」
 ○「良質なタンパク質」を意識して摂る
 ○「腸内環境」を整える


「外部の対策は当然行ったうえで、自己免疫力を高めなければ効果が上がらない」
と主張しているドクターもあるようです。

 今の時期だからこそ、親子で意識して取り組んでみませんか。


水泳大会の賞状

 8月26日 水泳大会の賞状

7月27日に実施した「八頭郡水泳大会」の賞状が届いたので、さっそく浄書に取りかかりました。
コロナ禍で、大会の実施も危ぶまれた状況でしたので、作成依頼が大会後になりました。
お盆休みをはさみ、ようやく届いた賞状です。

9月の「郡陸上大会」が、残念ながら中止になったので、今年度のスポーツ関係の賞状はこれだけになりそうです。
それだけに、大事にしたい賞状となりました。

がんばった選手の姿を思い浮かべながら書きました。
プロの書き手ではないので、「心を込めて書く」しかありません。
じっくり書くので、思った以上に時間がかかりました。


一人一人の大切な名前。
家族の愛情と思いが込められた文字であることを再認識します。
練習を重ねてからの清書にかかるのですが、苦手な時は何度も練習しました。


実は、私が使っている道具は、我が子が小学校時代に使っていたものです。
さすがに筆は新調しましたが、意外と丈夫で使えます。
という具合に、書道セットや裁縫箱などは、大人になっても十分使えますよ。
これこそ、「小さな SDGs」かと思っています。


さあ、始業式後の校内表彰の準備ができました。
ようやく「表彰式」ができそうです。
コロナ禍のために、昨年度から各種大会やコンクールがないので、表彰がなかなかできていないのです。
入賞した子が胸を張って受け取ってほしいと思います。

1学期終業式

7月19日 「1学期終業式の話」

終業式では、次の2点を柱にして、子供たちに話をしました。
◎1学期を振り返って、子供の「心のスイッチ」が入った姿の紹介。
◎人から愛される、笑顔がすてきな人になって欲しい。

今回はプレゼン資料を用意して、プロジェクターで映しました。
画像を入れることにより、「子供たちの関心が高まり、わかりやすくなるのではないか」と思います。

「子供たちへの話は10分以内」というマイルールに則り、12枚のスライドを作成しました。
今回のポイントは、心のスイッチにボタンの画像を入れたところです。
その中で、セレクトしたスライドを紹介します。


子供の安全と安心を守る

7月7日  子供の安全と安心を守る・大雨警報

今朝は、4時に目覚めました。
大雨のことが頭から離れなかったからでしょう…。

雨が降り続いていたので、川の確認にいきました。
八東川を見れば、上流の様子が読めます。
そこまでの増水ではないので、「登校は大丈夫だろう」と考えました。
早朝から、TV等では「線状降水帯」という用語が使われて、警戒を呼びかけていました。
松江市の様子が、全国ニュースで盛んに報道されていました。

八頭町では「通常通り登校」の判断で、町内小中学校は動きました。
「6:57 大雨警報」が発令されましたが、周辺状況の確認により登校可能と判断しました。

下校についても、情報を集めて動きを考えたいと思います。
基本的には、「学校が一番安全である」との考えに基づいて判断しています。

今日の下校については、午後から雨量は減る予報なので、
◎予定通りの下校。担当教員の引率・パトロールを行う。
◎帰宅後の安全指導を行う。
の2点を考えています。

状況が変わることもありますが、
「子供の安全と安心」を最優先に判断しますので、ご理解とご協力をよろしくお願いします。

7月全校集会「誠実に生きる」

7月1日(木) 全校集会の話
「誠実に生きる」

今回の集会から、全校で校歌も歌いました。
1年生も覚えていて、全員の響きがとても心地よかったです。
やっぱり、みんなで歌うことは大切にしたいと思います。

子供たちへの話は、私の好きな言葉からスタートしました。
小学校時代に最も大事にして欲しい言葉だと考えています。


自分の心に正直に行動してほしいと思っています。
そして、堂々と胸を張って生きて欲しいと願います。


「お天道様」の話を出してみましたが、子供たちはあまり聞いたことがないようです。
昔は、おばあちゃんがこんこんと話してくれたものですが…。


最後に、「素晴らしい・集中した学びの姿」を紹介しました。
こんな姿がどんどん増えたらうれしいです!

八東小学校の正門

6月8日 「正門の話」

本校には、たいへん立派な正門があります。
今回は、この正門(校門)を紹介したいと思います。


門柱の側面には、八東町富枝出身の新野幸次郎氏によって建てられたと記してあります。
神戸大学の学長まで務められた研究者で、八東小児童たちの偉大な先輩になります。


この正門は、元々「八東中学校」の銘が刻まれていたようです。
平成29年の小学校統合により、現在は「八東小学校」の銘になっています。



なお、課業中(子供が学校にいる時間帯)は、正門を閉めています。
国道側からは入れませんので、ご承知おきください。
児童玄関前に車止めも設置して、「子供の安全」を守っています。
開校5年目を迎えて、この通行止めの件は広く周知されていると思いますが、「再確認」の意味で記事にしました。


保護者・地域の皆様をはじめ、来校者の皆様にはご不便をおかけしますが、児童の安全確保のため、ご理解とご協力をよろしくお願いします。

大事な友だち

6月2日 全校集会の話
「友だちのこと」

今月は、「友だちって大事だね」の話を組み立てました。
写真を使いたかったので、プレゼンを作成して、プロジェクターで映します。


最初に、2年ぶりに実施できた運動会について語りました。


子供たちの「やりきった感」と「役立ち感」を強調した振り返りです。
各学年のいろんな「デビュー」が「できて、よかったね」と話すと、子供たちも頷いています。


次に「友だちのこと」について語りました。
ある詩の後半部分です。
穴あきにして、「何という言葉が入るかな?」と問うてみました。


この詩は、谷川俊太郎さんの「かんがえるのっておもしろい」という作品です。
図書館にある「すき」という詩集に掲載されています。
実は、5年国語の教科書にも掲載されていて驚きました。


「考えるってなんだろう」とか「友だち」について、簡潔ながら、巧みに表現されています。
子供たちも成長していく中で、いろいろと考えているのだろうと想像します。

2年目も咲きました!

校長室の胡蝶蘭が咲きました!

昨年の4月に、尊敬する先輩からいただいた胡蝶蘭。
校長室の窓辺において、背景に遠見山を眺めます。
コロナ禍の1年余り、この蘭の花にどれだけ癒やされたことでしょう。


うれしいことに、今年も見事に咲きました!
「直射日光はいけない」・「水はやりすぎてはダメ」のルールを守り、肥料等は一切やっていません。
まさに、奇跡です。
昨年は、黄色線のように反対側に花が並んでいました。
しかも、下の部分からも花が咲いています。


下から伸びている根のようなものが少し気になりますが…。
今年もこの花を見ながら、子供たちのことを考えていきたいと思います。

自分の考えを大切に

5月11日  全校集会 「自分の考えを大切に」

 5月は、「さつき晴れ」といって、1年の中でも爽やかないい時期です。
勉強や運動にしっかりと取り組める絶好の季節です。
 去年は、コロナの影響でできなかった運動会。
今年こそは、みんながはりきってがんばる姿を力一杯応援したいと思います。


 さて、学校の授業中に「自分の考えたこと」が言えていますか?
「気づき・見つけたこと」をどんどん発表してほしいと思います。
 そして、「自分が考えたことを大事に」してください。
「同じです」と簡単に言っていませんか。
そんな時こそ、「友達と違う見方や考え方」を大切にしてほしい。
 また、先生の「わかりましたか?」で、「はい」と答える子は、あまりわかっていないと思いますよ。
「わかりません」「ちょっと待ってください」と言われたら、先生たちはとってもがんばりますよ。
それが先生の仕事なので。遠慮しないでいいですよ。
 まちがったり失敗したりした時が一番のチャンスです。しっかり身につく・確かな力になるのです。
自転車練習のことを覚えていませんか? 何度も転んだでしょ。
その分、乗れた時の喜びは、飛び上がるほどだったと思います。
どんどん、自分の思ったことや考えたことを出してね。

 次は、このタブレットパソコンについてです。
コロナ対策のこともあり、日本全国の子供全員に配られることになりました。
これはすごいことです。ニュースなどで言っている、「一人一台タブレット」です。
 

 基本的には、学校の中で使います。
さっき話をした、「自分の考えをまとめる・発表する場面」に使えます。
調べ活動や写真を撮る活動にも、どんどん活用できると思います。
ただし、「機械に使われる人」にならないでください。
便利すぎて、「スマホ中毒やゲーム中毒」になる人が多いと言われています。
みんなには、自分の考えをもって、「機械を使いこなす人」になってほしいと思います。

 なお、このタブレットには、国のお金が使われています。
みんなの学習のためのものなので、大切に使ってほしいと思います。
 担任の先生の話をよく聞いて、自分の学びに役立つ使い方をしてください。


 「失敗を恐れずにチャレンジしていく姿」こそ、大切に育てていきたいと考えています。

中学年の大切さ

中学年段階の大切さ  4月28日

先日の学校説明の中でも話しましたが、小学校の6年間には「節目」があると考えます。
私たちは、各学年の発達段階を考慮しつつ、個人差にも配慮しながら教育を進めています。
それぞれの段階において、「子供たちがクリアすべき発達課題」があります。
それらを乗り越えるために、指導と支援を工夫して、子供の力を積み上げていくのです。

その中でも、「中学年段階の重要性」を強く感じています。
学校説明会では、「ギャングエイジ」とか「9歳の壁」という言葉を用いました。
負のイメージを与える言葉だけが一人歩きしないようにと思い、今回の記事を書きます。

中学年段階こそ、「いちばん伸びる・育つ時期」なのです!
◎心も体もぐんぐん伸びる、いちばんいい段階なのです。
 だから、行動範囲も広がり、やんちゃ的な行動もとるのです。
 関わろうとするから、友達とのトラブルも起こるのです。

この時期こそ、「親子の距離感」を十分に考えてほしいと思います。
低学年の時ほどは手を出さず、かと言って放任せず…。
「つかず・離れずに見守る」と言ったところでしょうか。

さて、中学年段階は「記憶力も抜群に発達する時期」でもあります。
小学校6年間で、漢字を「1,006字」も学習します。
  1年… 80字  2年…160字  3年…200字
  4年…200字  5年…185字  6年…181字



なんと、3・4年が一番多くの漢字を学習するのです。(難易度の差はありますが)
というわけで、低学年段階のままの学び方では、追いついていかない可能性も出てきます。
ここで、手を出しすぎてはいけないことに気づく必要がありますね。


子供自身が「学び方と学習リズム」を身につけていく必要があると考えています。
9歳の壁も乗り越えて、自らがぐんぐん伸びゆく「生きる力を持った子」に育ってほしいと強く願います。

参観日・学校説明会

「参観日・学校説明会を終えて」

17日の参観日には、コロナ対策のために人数制限をしましたが、保護者の皆さんに多数参加していただきました。
教育の会総会・学級懇談も行うことができて、これで本格始動といった所です。
昨年度は参観日自体を中止したので、「学校説明」の場もなくて、保護者の皆さんとの共同歩調での連携が取りにくい状況にありました。
やはり、全家庭のお父さん・お母さんに向けて、「学校の取組を語る」必要があると実感しました。

今回は、学校説明会の内容を絞ってお伝えします。
校訓については、統合前に旧3校の皆さんが知恵を出し合って練り上げられたものです。
本校が今後何十年に渡って大事にすべきものだと考えています。

学校教育目標についても然りです。
ただし、目標は時代とともに変える必要もあろうかと捉えています。
5年・10年のスパンで考えるべきかと考えます。


さて、小学校の6年間で、子供たちは大きく成長します。
身長だけでも、多くの子は50cmくらい伸びるのです。

この6年間で、学校では何を学ぶかという話をしました。
私の捉えは、次の通りです。

◇学校=社会を学ぶ場
  ①生命と人権の尊重を学ぶ
  ②社会のルールを学ぶ
  ③学習の基礎を学ぶ


その教育の道筋の中で、「発達段階」を念頭に進めていく必要があります。
それぞれの年代において、クリアしていく発達課題があるのです。
ただし、これにも「個人差」があり、一人一人に合わせた指導が必要になります。


特に、著しい発達を見せる「中学年段階」をしっかりと育てていきたいと考えます。
押さえすぎず、放しすぎず…。
存分に「自分を発揮できる」ギャングエイジ時代を過ごしてほしいものです。

「昨年よりも、よい教育を」が私のモットーです。
何かありましたら、早めに教えてください。全力で対応しますので。

今年度も、本校教育への温かいご支援をよろしくお願いします。

始業式の話

  1学期始業式の話          令和3年4月7日                                  

 今日は、新しい一年の 記念すべき最初の日です。
 みんなが一つ上の学年に進級して、一人一人が目標を立てていることと思います。去年、繰り返し話をした、「一歩を大切に」です。
 今日は、東井義雄さんの「心のスイッチ」という詩を紹介します。

今日は、みんなの「心のスイッチ」が入る日です。

心のスイッチが入ったら、次は、自分の足で歩き出すことが肝心です。一歩ずつ自分のペースで着実に歩み続けましょう。 

新たなめあてを持ち、実りの多い一年にしましょう。


 4月7日の始業式で話した内容です。
とてもよい詩なので、保護者の皆さんにも紹介します。
お子さんの「心のスイッチ」は入ったでしょうか?

とっとり教採アンバサダー

とっとり教採アンバサダーに就任!  3月17日

養護教諭の菅森先生が、「とっとり教採アンバサダー」に就任しました。
これは、鳥取県教員採用試験の広報活動に参加するとともに、若き先輩として教師を目指す方たちにアドバイスを送るという重要な役割を担っています。
本校としても、とても栄誉なことだと考えます。



「養護教諭になりたい!」という強い志を持ち、名古屋から鳥取にやってきた菅森さん。
初任者として、日々悩みながらも、しっかりと子どもたちと向き合ってきた1年目でした。
彼女のがんばりとふんばりが、県にも認められたものだと捉えています。
今年度の経験を、次の世代にぜひつないでいってほしいと思います。

8名のアンバサダーたち、生き生きとしたいい表情をしています!


期待しています。 熱き若者たち!

3月の全校集会

3月1日  全校集会の話

今年度、全校児童が集合する最後の全校集会となります。
19日の「卒業証書授与式」では、卒業生と在校生に分かれるからです。

今日の話は、次の2点で組み立てました。
1)大坂なおみ選手の話
 〇活躍を見て、感じたこと
  ・堂々とした姿勢 ・大きな体で素早い動き
  ・しなやかな筋肉 ・心を揺さぶられるスピーチ
 〇心と体、そして技も世界一にふさわしい姿
 〇きっと、「一歩ずつの積み上げ」があったでしょう。
 〇みんなにもめざしてほしい「立派な姿」


2)大事な卒業式

 〇卒業証書は、学校で一番大切な賞状。
 〇6年間がんばった証です。
 〇だから、卒業証書授与式は、学校で一番大事な式。

 〇卒業生は、6年間を振り返って、大坂選手のように堂々とした姿で、
  証書を受け取ってほしい。
 〇在校生も立派な態度で、しっかりと祝ってほしい。

感謝の心

2月26日 「感謝の心を込めて」

今年度、八頭町より8回に分けて、感染対策用マスクをいただきました。
とてもつけ心地がよく、子供たちも喜んでいます。

このマスクを作っていただいたのは、
 〇パレアナの家  〇船岡作業所  〇たんぽぽ
 〇はる ぷれいす 〇こばちゃん
の5つの事業所さんです。

マスクのお礼として、「感謝の気持ちを手紙で届けよう」という取組がスタートしています。
まずは、5年生が手紙を書いているので、紹介します。


「子供の言葉」って、いいですね。いつもそう思います。
純粋で素直な心が表れています。
大切にしたい「感謝の心」、しっかりと育んでいきたいと思います。

思いを込めて

「思いを込めて」 2月22日

学校の中で、最も重要な行事は「卒業証書授与式」です。
昔から、そう言われてきました。
なぜなら、小学校生活6年間の巣立ちの式だからです。

今年は「卒業証書の清書」に挑戦しています。
本来は、上手な方に頼めばいいのですが、尊敬する大先輩から次のように言われたことを実践したのです。
「卒業証書は、校長が思いを込めて書くものだ。上手下手が問題ではない。」

というわけで、夏休みから練習を始めました。
一人一人の名前に込められた親の願いを思い浮かべながら…。
何十回と書いているうちに、得意な字と苦手な字も発見しました。
苦手な字は、何度も繰り返し練習しました。

いよいよ3月が近くなったので、「本気の全集中」で清書しました。
「しっかりと心を込めて」書くことができました。
何とか仕上がって、ホッとしています。
ただ、もう一度見直して、納得のいかない字は書き直したいと思います。

一生に一枚の卒業証書だから、気合いが入ります。
ひとつの大きな仕事が終わり、いよいよまとめの3月を迎えます。


※念のために、写真をリサイズ加工しています。
 拡大しても、生年月日がわからないようにしています。

2月全校集会

2月5日(金) 全校集会の話

「心の持ち方 今から・今なら」の話

まず、ホワイトボードに「今( )から」を3つ書きました。
子供たちに、( )になんという字が入るかを尋ねて、スタートしました。

私が書いた言葉は、次の通りです。

①「今ら」 ②「今ら」 ③「今ら」


一文字違うだけで、かなり変わった感じ方になります。

①の「今さら」は、どこか投げやりであきらめかけている感じ。
②の「今から」は、希望や期待、新たな目標を感じさせる。
③の「今なら」は、決意や行動など、前向きで意思のある言葉の感じ。

そして、次のように問いかけてみました。

さあ、「今さら」とあきらめるか、
「今から」と決断するか、「今なら」と行動するか。
今日のみんなの心には、どの「今」があるでしょうか?




結びとして、次の言葉で締めました。

いよいよ、進級・卒業間近になりました。
一人一人が、「今から」・「今なら」の気持ちをもって、
「希望あふれる春」を迎えてほしいと思います。

始業式の話 「希望でいっぱいの年に」

「希望でいっぱいの年に」

先週の始業式では、「希望」について語りました。


初詣のおみくじの「末吉」についての話がスタートです。
「大吉・中吉・小吉・末吉」とある中の「末吉」。
神様に、「一番小さな吉を大事にしなさいよ、と言われている感じがした」ということを話しました。
日々の生活の中の「小さな吉」を大切に感じていきたいものです。

また、おみくじにあった「望」の字をうれしく感じたことも…。
「のぞみ」をもって生きることは、とても大事です。
同音の「希」と組み合わせて、「希望」となること。

コロナで先行き不安の大きい年だからこそ、
「一日一日を希望をもって生きていこう!」と思います。

終業式の話

12月25日(金) 第2学期終業式

80日間の2学期を無事に終えることができました。
コロナ禍で萎縮がちになる中でも、学校として「攻めた2学期」でした。
予定していた学校行事も、全て行うことができました。
これも、保護者・地域の皆さんの温かい支援の賜物だと思います。
本当にありがとうございました。

終業式では、次のような話をしました。

「一年の計は、元旦にあり」

明日からの冬休み中には、年が変わります。令和3年になります。
1月1日を元日といい、午前中のことを元旦といいます。
昔から、「一年の計は、元旦にあり」と言われます。
元旦には、「一歩」より大きな目標を立ててみてください。
一年間の目標なので、でっかいものを考えてみましょう。
校長先生からの冬休みの宿題としますね。

さあ、明日から楽しみな冬休みです。
みんなには、「お手伝い」をがんばってほしいと思います。
大そうじなど、家で役に立つ人になってください。
そして、「自分でできること」を増やしましょう。

冬の澄み切った星空も見てください。
北斗七星やオリオン座が、とてもきれいですよ。
それでは、みんなが元気で3学期の始業式に会いましょう。

保護者・地域の皆様、今年も温かいご理解とご支援をありがとうございました。
新しい年も、よろしくお願いします。
よいお年をお迎えください。

冬至の日に

◇本日、12月21日(月)は「冬至」

「いちばん昼の時間が短い日」ということになります。
今日は、 日の出7:09 日の入16:55 となっています。

子供たちにぜひとも教えておきたい、季節の節目になる日です。
高学年になると、「地球の公転と地軸の傾き」を理解している子もいると思います。
ぜひとも、親子で話題にしてみてください。

 今朝は、八東小周辺の積雪に驚きました。
国道の除雪が進んでいたせいで、安心しきっていました。
丹比駅前を左折すると、積雪が15cmはあり、急遽の雪かき作業となりました。


さて、いよいよ2学期も最終週を迎えました。
本日配布する学校だよりには、下記の文章を載せています。

 今年は「真っ暗なトンネルの中を手探りで進み続けた」ような、異例尽くしの毎日でしたが、子供たちは本当によくがんばりました。多くの感染症対策にも柔軟に適応して、新しい生活様式に順応していく子供たちの姿に大いに安堵するとともに、頼もしさと成長を実感した1年間でした。

まさに、暗闇を進み続けた9か月でした。
子供たちのがんばる姿・踏んばる姿を見るのがうれしくて、突き進んできたと実感しています。
保護者・地域の皆様のご理解と温かいご支援に、心より感謝しています。
さあ、あと1週間。最後まで全力で進みます!

全校集会の話

12月全校集会「心を強く、優しい人に」・「仲間を大事に」

毎月行う全校集会。短い時間で、1~6年生が対象です。
どんな話をしようか、いつも模索しています。
子供の反応を予測しながら、原稿メモを組み立てます。
私の仕事の中で、いちばん緊張して、いちばん時間をかけているかもしれません。

今月は、明日からの人権週間につながる話にしました。
国の一番大事なきまりの憲法には、「一人一人が大切」・「誰にも幸せに生きる権利がある」と書かれていることを話しました。


次に、ドラえもんに出てくる人物の話を展開しました。
予想通り、アニメのキャラクターには、子供たちが食いついてきます。


ドラえもんに頼りきっていたのび太から、最終回では、
「自分かしっかりしないと、ドラえもんが安心して未来へ帰ることができない」
の名言が飛び出します。勇気を出したのです。
そして、最後には、ジャイアンが「俺が負けた」と認めます。

最後に戦ったけど、2人はずっと「仲間だった」のです。
スネ夫もしずかちゃんも、みんな仲間なのです。

おしまいに、炭治郎の言葉を紹介しました。
私は、「撃ったり切ったりするシーンが嫌い」なので、映画などは見ていません。
ただ、この言葉は子供たちに伝えたいと思いました。
「がんばれ炭治郎。俺は今までよくやってきた。俺はできるやつだ!」

ツバキの花

 12月1日 ツバキの花から

いよいよ、師走を迎えました。
コロナ禍でスタートした今年度も、8か月が過ぎました。
振り返ってみると、「何とか無事に学校運営を続けることができたなあ」と、つくづく思います。
まさに、保護者・地域の皆様の温かいご支援の賜物です。ありがとうございます。

さて、前庭ではモミジもほとんど散り、今度はきれいな白い花が咲いています。
眺めながら、「あれは、ツバキかサザンカか?」のハテナが浮かんできました。
昔なら図鑑で調べていたのですが、今時はインターネットという強い味方があります。


調べてみた結果は次の通りです。
・どちらもツバキ科の植物。だから似ている。
・葉の形は、サザンカの方がギザギザしている。
・葉脈は、ツバキの方がはっきりしている。
・ツバキは花首からぼとっと散り、サザンカは花びらが散る。


いやあ、いい勉強になりました。まさに「大人の自由研究」です。
ツバキとわかり、とってもスッキリしました。

こんな風に、「ネット社会のいいとこ取り」をしたいものだと考えています。
子供たちには、「インターネットやゲームに振り回されない」で、「ネットを有効に使いこなす」人に育ってほしいと願います。
ただし、学校でどんなに指導しても、声高に叫んでみても、子供たちが使うのは家庭です。
「ネット依存症」の予備軍を育ててほしくありません。
保護者の皆さん、今こそ大事な時です。真剣に考えてみてください。

しなやかな体に!

 しなやかな体
 「逆さ感覚」・「うで支持力」・「調整力」

小春日和の心地よい中庭で、1年生が鉄棒で遊んでいます。
気分良さそうに、鉄棒に足をかけて、ブーラン・ブーランと体を振っています。


これって、実はとても重要な運動なのです。
自然に「逆さ感覚」を養っているのです。
体育授業をしていて、この「逆さ感覚」が身についていないと、回転系の技などが苦手になってきます。
私は、高学年の担任が多かったので、「すでに遅いかも…」と感じる場面が多くありました。
体重の軽いうちに、こういう運動をしっかりと楽しんでおくことが大事だと考えています。

逆さになって体を振っていると、逆上がりもスムーズにできるようになります。
誰とも競わない「克服型の動き」なので、子供の達成感は計り知れません。


もう一つ大事だと考えている力を紹介します。
担任をしていたころによく取り組んだのは「かえるさか立ち」でした。
まさに「うで支持力」です。
「自分の体重を自分の腕で支える力」って、とても重要だと捉えます。
これまた、体重の軽いうちがチャンスです。

よく言われているのは、
「小学校段階では、筋トレは必要ない」ということです。
学童期には「カチカチの筋肉」ではなく、「柔らかな筋肉としなやかな動き」が大切なのです。
体幹を鍛えることにもなり、「巧緻性・調整力」を身につけることにつながります。
ブリッジなども挑戦すると、体幹と柔軟性も身につくことでしょうね。

短時間でできるので、親子でチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

それぞれの個性を!

紅葉の美しさ…「それぞれの個性」

今日はとてもよい天気です。気温は、23℃を超えました。
冬の厳しさに向かう前の「ぽかぽか天気」です。
野山も色づき、すっかり秋が深まってきました。
四季のある日本に生まれて、本当によかったと感じます。

先日、ドライブがてら「紅葉さがし」に出かけました。
黄色い葉はよく見たのですが、赤色が少しくすんで見えました。
「今年は、赤がきれいに出てないなあ」と思いました。

さて、学校の前庭にも紅葉の木があります。
とてもよい感じに色づいてきました。


実物をよく見ると、単純に黄色などと表現できない色ですね。
赤もきれいだし、緑もとても美しい!
「いろんな色があって、みんないい」のです。

ふと、子供たちの顔を思い浮かべていました。

十の力を発揮!

「十の力を発揮する」

全校集会で、「十の力」について話しました。
先週のマラソン大会に引き続いて、「学びの発表会」に向けての内容です。
どちらも、本校のめざす児童像である
「やりぬく子」に結びつく大事な行事だと考えています。

子供たちには、次のように話しました。

○マラソン大会では、みんなの「全力を発揮する姿」が見られて、とてもうれしかった。
○「全力=十の力」と考えると、11や12の力を出した人もいた。


○ただし、「十の力の大きさ」は、一人一人が違う。
○十の力を大きくふくらませるためにも、日々の努力がとても大切。

○「やりぬく子」のシリーズとして、学びの発表会がある。
○一生懸命に練習をしているのだから、本番でも十の力を発揮して、しっかりとやりきろう。


実は、担任時代にクラスの子供たちによく語っていた言葉です。
一人一人が全力を発揮して、輝いてほしいと思っています。
また、少々のミスや失敗を乗り越える「たくましい子」を育てていきたいと考えています。

言葉の大切さ 温かい仲間に!

言葉の大切さ 温かい仲間に!

今月の全校集会で、子供たちに「言葉の大切さ」について語りました。
引き続き、学校だよりにも「言霊・美しい日本語を!」の文章を掲載しました。

人権尊重・いじめ防止の観点からも、「言葉を大切に、心通う仲間づくり」を推進していく必要を強く感じています。インターネットやゲームの影響をまともに受ける小学生段階でこそ、最も大切にしたいと考えています。
4年生では、学級活動の時間に次のような学習を行いました。

「心が温かくなる学級にしよう」
 ~ふわふわ言葉いっぱい大作戦~

ふだん自分が使っている言葉を振り返るとともに、
「どうしたらふわふわの温かい言葉を増やせるか」の課題に向かい、
「自分も友達もともに考えて、知恵を絞って、心温かい学級にしていこう」とする学習です。
授業の様子を紹介します。


4年生ともなると、話し合いが上手です。
みんなの知恵を絞った解決策が出たようです。
さあ、「温かい仲間・クラスをめざして」どんどん実践していきましょう!

賞状・ペナントの清書

賞状・ペナントの清書

私が大事にしている仕事の一つに、「子供たちの名前を清書すること」があります。
昨日は、小体連の賞状書きとマラソン大会のペナント書きをがんばってみました。


月曜から練習してきたので、何とか整った字にまとめることができたと思います。


小体連の賞状も清書しました。
5・6年生の名前は、夏休み中に全員分練習していたので、少しは自信があったのですが、本番になると緊張します。


さて、来週のマラソン大会。
誰の名前を書くことになるのでしょうか。
心を込めて清書したいと思います。


賞状書きなどで子供の名前を書いていると、いろいろなことが頭に浮かんできます。
○一人一人の大切な名前であること。
○家族の思いがいっぱい詰まった名前であること。

これからも、大事に清書していきたいと考えています。

入学説明会の話

昨日の就学時健診では、来春入学予定の子どもたちの様子を見て、とても楽しみになりました。
はきはきしたあいさつが気持ちよく、こちらが元気になる感じです。

「入学説明会」では、保護者の皆さんに次のような話をしました。
お子さんたちは、八東小の第5期生になります。
美しい校舎と恵まれた環境の中で、ぐんぐん成長してほしいと思います。
6年間はとても長い期間ですが、身長でみると50㎝も伸びる子がいます。
心も体も健やかに成長していくよう、しっかりとサポートしていきます。
入学までに、「しっかりと遊ぶ・食べる・寝る」子どもにしておいてください。

そして、子育てについては、今年度の「学校だより3・4号」に掲載したものを話しました。
学校については、「社会を学ぶ」場所であること。


また、「親子の距離感」についても話しました。


来年4月の入学式が、今からとても楽しみです!

さあ、後期に向かって!

今月も、最終日である30日を迎えました。
というわけで、今年度も前半が終わることになります。

コロナ対策で始まった令和2年度。
何とか始業式と入学式は行いましたが、4月参観日や運動会は中止にしました。
4月下旬に4日の臨時休業が入りましたが、その後は通常授業を続けることができています。
猛暑・酷暑の夏には、昨年度取り付けたばかりのエアコンが大活躍でした。

そして、無事に2学期が始まってから一月あまり。
学校だよりにも記しましたが、2学期は「安全対策を徹底して、前向きに行事等の実施に向かう方針」を貫きたいと考えています。

さっそく、明日から6年生が修学旅行に出発します。
今年度後期のスタートを「6年生が、きっちりと決めてくれる」と思います。
それに続いて、全校の子どもたちががんばる姿を数多く見ていきたいと考えています。

さまざまな場面で、保護者の皆様には、何かとご支援をいただくことになろうかと存じます。
ご理解とご協力をよろしくお願いします!

修学旅行 準備の心得

いよいよ、「修学旅行ウィーク」となりました。
6年生たちが、すごーく楽しみにしている様子を実感します。

先々週から、「4年宿泊学習」と「郡陸上大会」の大きな行事が続きました。
どちらも木曜日で、雨天の合間に奇跡的に実施できました。
今度の修学旅行も「木曜日」なので、よいジンクスは続いてほしいと思います。
週間天気予報は晴れマークもあるので、今度こそいい天気で行きたいものです。
「二度あることは三度ある」・「三度目の正直」

さて、旅行3日前ということで、私から「6年生に宿題」を出しました。
6年生は、小学校では一番大人です。私は、基本「大人扱い」をしています。
心も動きも「自立」をしてほしいと願っています。
家族旅行のプランを立てるくらいの6年生になってほしいと本気で考えています。


先回の4年・宿泊学習は、10歳になって「小学校の中での大人になる儀式」の意義がありました。
では、「修学旅行」をどう捉えるかです。
文字通り、「学びを修める旅」ですから、「自分で楽しい旅を作っていく」ことが大切になります。
家庭での準備は、温かく見守ってください。あまり手出しされませんように。

さあ、今日からの直前準備、きっと気合いが入ることでしょう。
全員集合で、元気に出発したいと思います。

4年の宿泊学習

◇4年の宿泊学習について

いよいよ明日に迫りました。
ここ数日は、天気予報とにらめっこが続いています。
せっかくの氷ノ山なので、「登山にチャレンジ」させてあげたいのですが、いかんせん天気には勝てません。祈るばかりです。

さて、昨日「結団式」を行いました。
子どもたちの目がきりっとしていて、宿泊学習へのやる気を感じました。


私のあいさつは、次の3点を伝えました。
「挑戦・協力・感謝」

・自分で体調を整えて、登山に挑戦すること。
・自分の役割・責任を果たす。友だちとの協力。
・お世話になった方への感謝の気持ち。

「4年生の宿泊学習」は、私が重要だと考えている行事のひとつです。
修学旅行とはちがう観点で、大切にしたいと思います。

○仲間だけで行く、初めての宿泊。観光・家族旅行とは違う。
○自分のことは自分で。「自立心」の育成。ふだんの実力が出ますよ。
○役割分担をして、責任を果たす。リーダーシップも育つ。
○山登りで、「あきらめない心・やりきり感・励まし合い」が培われる。

実は、意味のあるすごい行事なのです。
まずは、今晩の荷物チェックが「自分でできる」かどうかが鍵ですね。

「明日、天気になあれ!」

コロナ禍の学校行事

コロナ禍の学校行事について


先週までの猛暑が嘘のように、朝夕がすっかり涼しくなりました。
学校生活の中では、学習に最も集中できる季節を迎えました。
充実の秋です。


さて、2学期には大切にしたい学校行事があります。
今週の17~18日は、4年生の宿泊学習があります。
続いて、24日には5・6年生が参加する郡陸上大会も予定しています。
そして、6年生の大事な修学旅行を10月1~2日に計画しています。

いずれも、子どもたちにとっては大事な行事です。
コロナ禍にあって、さまざまな制約がありますが、「何とかやり遂げさせたい」と考えています。
そのための準備については、細かな点にも留意して進めていきます。
保護者の皆様にも、いろいろとご協力をいただくと思いますが、よろしくお願いします。

とっとり県民の日

☆とっとり県民の日

 明日、9月12日は「とっとり県民の日」です。

 県ホームページには、次のように書かれています。
 明治14年に現在の鳥取県が誕生した日にちなみ、平成10年より、9月12日が「とっとり県民の日」として制定されました。
 この「とっとり県民の日」を定めた条例では、この日は「県民が、ふるさとについての理解と関心を深めるとともに、ふるさとを愛する心を育て、もって自信と誇りの持てる鳥取県を力を合わせて築き上げることを期する日」とされています。

 「とっとり県民の日」を契機として、みなさまとともに鳥取県や地域のことを考えてみるひとつのきっかけにできればと考えています。
 あなたも、この日をきっかけに、自分の住む地域のことをもう一度考えてみませんか。

 本校でも、パンフレットを配布して、学年に合わせた話を子どもたちにしています。


 まずは、身近な八東地域のことを見つめ直して、「ふるさとのよさ」を感じてほしいと思います。
この機会に、ぜひ「親子でお散歩やウォーキング」をしてみてはどうでしょうか。
 

はっとうの日に

はっとうの日に

今日は8月10日。
一般的には、「山の日」で祝日となっています。
しかし、8と10ということは、「はっとうの日」です。
帰省するはずの親類も帰らない。県外旅行は自粛したし、墓そうじも終わったし…。
そんなこんなで、記念すべき「はっとうの日」に、静かな学校でじっくりと思索にふけっています。

コロナ禍で、様々な情報があふれた中の1学期でした。
メディアを通じて、いろいろな用語が、毎日のように飛び出してきました。
クラスター・三密・PCR・オーバーシュート・ソーシャルディスタンス・ロックダウン・Goto・マスク・フェースガード etc

会議室前の掲示を見ながら、1学期を振り返ってみました。
学校は「子どもの安全・安心が第一優先」を念頭に、さまざまな判断・決断をしてきました。この状況下で、子どもたちもよくがんばったと思います。


さて、今後の学校運営についても、いろいろと思索を巡らせています。
学校行事等の決定については、これからも早めにお知らせしていきたいと考えています。
原則である「子ども優先」・「授業優先」を貫く覚悟でいますので、2学期からもご理解とご支援をよろしくお願いします。

学校評議員会について

 昨日、「学校評議員会」を行いました。
 1学期の学校運営を振り返り、評議員の皆さんからご意見やご要望を聞かせていただき、今後の本校教育をさらに充実させるための会です。
 今年度の学校評議員は、次の4名にお願いしています。

 小谷 知載さん
 城光寺 照進さん
 加藤 邦雄さん
 大村 敏康さん


 いつも、多大なるご支援をいただいています。
 今回も、地域・保護者を代表して、たいへん貴重なご意見をいただきましたので、学校運営に生かしていきたいと思います。
 今後とも、よろしくお願いします。

警報発令時の登校判断について


警報等発令時の休校等の判断について


 日本列島に梅雨前線が停滞し、各地で記録的な大雨となって大災害を引き起こしています。
県内では目立った被害が出ていませんが、八頭町でも2回大雨警報が発令されています。

 警報が出された場合は、学校としては「休校か登校か」の決断を迫られます。
近年の異常気象やなかなか解除にならない警報発令が、判断を難しくしています。
「警報 → 臨時休校」と、一律に判断できない現実があるからです。

 今朝も、「大雨警報 発令中」でしたが、通常登校の判断をしました。
「暴風警報」「大雪警報」等と異なり、「大雨警報」の場合は迷います。

 今朝のケースもそうですが、今後も想定される「臨時休校の判断」について説明します。
 八頭町では、台風等で学校を臨時休校等にする場合は、下記の手順で決定します。

①気象状況について、複数のインターネットサイトで情報収集します。
 鳥取気象台に問い合わせ、場合によって、町役場に状況を確認します。

②必要に応じて、町内の河川・道路状況について、現地確認をします。

 ライブカメラ等の活用もしています。

③朝6時までに、小学校長代表と中学校長、そして町教委の3者で協議して、決定します。

④6時20分には、防災無線で放送します。原則、町内小中学校で統一した対応をとります。

⑤学校として、マチコミメールでお知らせします。

 上記のように、精一杯の対応をしているつもりですが、時々刻々と変化する天気予報や線状降水帯の発生など、本当に難しい局面も想定されます。
 今年度は、私が小学校代表ですので、今回も責任重大でした。緊張感から、3時には目が覚めました。


 今後も「児童の安全を第一優先で判断」していきます。
保護者の皆様には、ご理解とご協力をよろしくお願いします。

校長のつぶやき

☆学校の危機管理

全国で記録的な豪雨が続いています。
TV等で連日報道されているように、九州地方・中部地方では、かけがえのない命が犠牲になっています。
また、多くの方が避難生活を余儀なくされるなど、大変な災害となっています。
被災された方々に対して、心よりお見舞い申し上げます。

コロナ対策でスタートした今年度ですが、さらに追い打ちをかけるような大雨被害。
熊本に暮らす知人のことを思いながら、
「家族や周りの皆さんは、無事だったのだろうか」
「被災した地域の学校は避難所になっているだろう」
「学校の子供たちはどう過ごしているのだろう」
といろいろと心巡らせていました。

鳥取地方では大雨の被害もなく、「いつもの生活」を続けていますが、これは本当に「有り難い」ことだと実感します。コロナ対策の時にも用いましたが、「当たり前の有り難さ」を今年は強く思います。

そして、2020年は「学校の危機管理」をとことん考え続ける年になりそうです。
今回のような「大雨災害が起こった時には、八東小はどう動くか」を考えてみました。

◇前段としての動き
 ○気象情報の収集
 ○休校・早帰り・遅登校の判断
 ○防災無線、マチコミメールで連絡

◇災害が起きた場合
 ○マチコミメールで、児童の迎え要請
 ○保護者への引き渡し

と、実際に災害が起こった場合には、集団下校はあり得ません。
基本は、「引き渡し」になります。
その場合は、保護者の皆さんのご協力とご支援が不可欠になります。よろしくお願いします。

しかしながら、今回の報道を見ていると、「引き渡しが不可能なケース」も出てきます。
その時には、「学校に残る判断」をすると思います。
避難所に指定されているくらいですから、学校が一番安全な場所です。

などと、「危機管理」についていろいろと考えてみました。
災害が起こらないことが一番いいのですが、「平時に備えをしておく」ことが大事だと思います。
 ― 備えあれば、憂いなし ー

7月全校集会の話 その2

続いて、子ども時代から見続けている「星空」の話をしました。
子供たちにも、夏休みに星を見上げてほしいと思っています。


八東の偉大な先輩である「本田実さん」の話もしました。


私の結論は、これです。
○熱中することを見つける。
○好きなことをとことんやってみること。
○2度とない子ども時代を思う存分楽しんでほしい。
○その大事な時間をゲームやネットで使ってほしくないなあ。


ちょうど10分くらいの話になりました。
なかなかの緊張感でしたが、低学年の子供たちもなんとか最後まで聞いてくれて、ホッとしました。

「夜の星空を見上げてほしいなあ。晴れてくれないかなあ。」

7月全校集会の話

全校が集まるのは、4月の入学式以来です。
今年初めての「全校集会」となるので、1週間前から構想を練り続けていました。
私にとっての「校長講話デビュー戦」ですが、1年生から6年生までに合わせた話題選びは、なかなかの難易度です。しかも、1年生のことを考えると、10分が限度だと思います。

いろいろと参考資料をあたりましたが、いまいちピンときません。
結局は、「子ども時代を大事に」というテーマにしました。
もちろん、私自身の子ども時代も語ることに…。

子供たちは姿勢正しく集合し、ピリッとした雰囲気を作っています。


話ばかりでは厳しいので、写真も多く入れました。
熱心に聞いてくれています。



話のタイトルは、「かがやく子ども時代に」としました。
前半は、私の子ども時代の話です。

心を育てる あさがお

朝のあいさつ運動をしていると、1年生が声をかけてくれます。
とっても弾んだ声なので、こちらもウキウキします。
7月に入って、花の数が増えてきました。

「校長先生、あさがおがいっぱい咲きました!」
「きれいな色の花ですよ。見てください。」
「○○ちゃんの花がきれいです。」
「ぼくのはこれから咲くかなあ。」
「全部で、5種類の色があります!」


どれもこれも、子どもらしい「純粋な言葉」です。
しっかりと「気づき」や「見つけたこと」を語っています。
あさがおの生長とともに、1年生の心がぐんぐん成長しています。
この素直な心を、大事に大事に育てていきたいと考えます。

毎朝のこのやりとりから、こちらが元気と活力をもらっている感じがします。
ありがとう、1年生。そして、あさがお。

自己肯定感を低くする原因

 「自己肯定感」第3弾です。
 自己肯定感が下がる場合の原因です。学校での子供の対応や自分自身の子育てを振り返ってみました。「なるほどなあ」と思いました。保護者の皆さんも、考えてみてください。


□自己肯定感が低くなってしまう4つの原因

 自己肯定感が低くなるのはいろいろな原因がありますが、総体的にいうとまわりの言動や行動によって自己否定感が強くなってしまうからです。ここでは、どういった言動や行動が自己肯定感を低くしているのかを説明します。

1. 親が子どもの話しを聞かない

 学校で起こった出来事や自分が発見したこと、テレビなどで知ったことなどを子どもが話すとき、しっかり聞いてあげないと自己肯定感を低下させます。話を聞かないというのは自分に興味がない、分かってもらえないという感情を生みます。また、話を聞いたとしてもそれに反応しなかったり、くだらないといって突き放したりするのも自分を否定させる原因となります。

2. 親が子どもの行動を決定する

 子どもは成長に合わせて自分で決められることがどんどん増えていきます。食べるものも好みが出てきますし、欲しいものも選択できるようになりますが、いつまで経っても親が決めてしまうと自分の意見は尊重されないと思うようになっていきます。

 自分が尊重されないということは大事に思われていない、つまり自己否定感につながるため、自己肯定感はどんどん低下していきます。サッカーをやりたいといっているのに将来のためにと塾に行かせたり、運動なら剣道のほうが礼儀が身につくなど、親の価値観ですべてを選択してしまうのは自己肯定感の欠如を生み出します。

3. 子どもの挑戦を結果でしか判断しない

 たとえば子どもが絵を描いているときに上手い・下手という判断をしたり、鉄棒に挑戦したときにできる・できないで判断するといった対応をしていると、自己肯定感は生まれません。

 子どもは結果を求めるのではなく、描きたいという感情や挑戦してみようという気持ちでやっているのですから、そこにフューチャーせず「もっと上手に描こうね」「鉄棒ができないとかっこ悪い」というように結果だけを判断していると自己肯定感が低くなります。

4. 必要以上に厳しくしつけようとする

 甘えた人間になって欲しくない、頑張って努力する人になって欲しいという思いがあると、必要以上に厳しくしつけをしてしまうことがあります。

 ご飯を残したら次の食事はおかずを与えない、年齢に適さない勉強を強要する、いったことを守らないとしばらく口を利かないというのはしつけではなく虐待とも捉えられてしまいます。

 唯一の味方であり、頼れる人から必要以上に厳しくされると、自分は大事な存在ではない、生きている価値がないという感情しか生まれません。もちろん、子どものためにと思って心を鬼にして厳しくしているのかもしれませんが、厳しさのなかにも親としての優しさや思いやりがなければ自己肯定感は打ち砕かれてしまいます。

自己肯定感チェック

「自己肯定感」シリーズ第2弾です。
 子供の様子から、いろんなことが見えてくると思います。学校でも、様々な視点で子供たちを見つめていきます。ただし、これが全てではありません。書籍やインターネットに載っている情報は、それ一つで解決するものではないというスタンスで捉えてください。あくまでも、参考にして考えてみてください。


 自分の子どもの自己肯定感が高いのか低いのか、いまいちよく分からないという方もいるかもしれません。自己肯定感が低い子どもの特徴を紹介するので、普段の生活のなかでチェックしてみましょう。

1 褒められても喜ばない

 自己肯定感が高い子どもは、褒められると喜んだり、素直にありがとうといったりしますが、低い子どもは喜ぶよりも褒められるようなことはしていないという態度を取ります。また、褒められたことに対してうがった見方をすることも多く、本気で褒めていないと捉えたりします。

2 怒られると自分を責めてものすごく落ち込む

 自己肯定感が低い子どもは、怒られると自分を責めてしまい、ものすごく落ち込みます。子どもによっては黙って部屋から出て行ってしまったり、しゃべらなくなったりすることもあります。自己肯定感が高ければ、落ち込むよりも「次は失敗しないように頑張ろう」と自分でモチベーションを高めることができますが、低い子どもは徹底的に落ち込んでさらに自分をダメな人間だと思い、行動力もなくなっていきます。

3 挑戦することを嫌がる

 自己肯定感が高いとチャレンジ精神が旺盛なので、たとえば公園に新しい遊具があれば、自分から挑戦しにいきます。しかし、自己肯定感が低いと最初から自分にはできないと考えてしまうので、新しいことにチャレンジをしませんし、こちらから「やってごらん」といっても拒否をすることが多いでしょう。

 

自己肯定感を高めるために

 教育・子育ての分野でよく使う用語「自己肯定感」という視点で、ちょっと気になる子のことを考えていました。その子は、まじめに学習に向かうし友達との関係も良さそうなのですが、表情や反応に陰の部分を感じます。教師としては、「なぜ、そうなるのだろうか」と考えてしまいます。これまで、いろいろなタイプの子供を見てきましたが、近年こういう子が増えているように思います。
 学校現場で、大切に育てていきたい「自尊感情・自己肯定感」ですが、家庭での子育ての中で、意識して育んでいただきたいと思います。今が大事な「子ども時代」ですから…。 参考にした文章を載せています。ご一読ください。


 自己肯定感というのは、自分に自信をもつことができる、プラス思考で何にでも臆せずチャレンジできる、何よりも自分を認め幸せを感じられる心をはぐくむ重要な感覚です。
 ここでは、子どもの人生にも関わってくる自己肯定感を高めるために親がすべきこと、すべきでないことをご説明します。

1)自己肯定感を高めるためにすべきことは、すべてを受け入れる

 とてもシンプルですが、子どものすべてを受け入れていれば基本的に自己肯定感は高まっていきます。

◇何か間違ったり失敗をしたりしても「大丈夫、また次に頑張ればいいよ」「頑張ったんだから失敗じゃないよ」と声をかけてあげる
◇いけないことをしたときは「これから気をつけよう」「やらないようにしようね」と寄り添ってあげる
◇できないことがあっても責めたり怒ったりせず、あなたはあなたでいいんだということを伝える

 まずは子どもの考えや行動をすべて受け入れてあげること、これが自己肯定感を高めるためにすべきことなのです。

2)自己肯定感を高めるためにすべきでないのは、子どもを否定すること

 自己肯定感を高めるためにすべきでないのは、子どもを否定する発言です。
◇失敗したときに「どうしてできないの」と責める
◇「だからあなたはだめなの」などと否定する
◇「○○ちゃんのほうが上手」と比較する

 子どもに期待をしたり、こうなって欲しいという願望があったりするのは当然ですが、自分の希望とおりにいかないからといって子どもを否定するのは絶対に止めましょう。


■我が子の自己肯定感を高めるには、親の対応が最重要

 結論からというと、我が子の自己肯定感が高くなるか低くなるかは親の言動によって決まるといっても過言ではありません。もっと上を目指して欲しいという気持ちであっても、頑張ったことを褒めずに否定したり、将来を心配するあまり自分で何もさせなかったりすると、子どもは自分を否定するしかなくなってしまいます。

 自己肯定感は子どもが成長していくうえでとても大切な感情ですから、まずは自分を認められるような言動を意識して、自己肯定感を高めてあげましょう。

先輩たちのがんばり 「小中連絡会」

先輩たちのがんばり 「小中連絡会」

小中連絡会があり、八頭中で1年生の授業を参観してきました。
どのクラスも活気があり、ワイワイと楽しく学習しています。
本校卒業生たちの集中して学ぶ姿を見て、ホッと一安心しました。
勉学に部活動・スポーツに、しっかりとがんばってほしいと思います。

この先輩たちの姿を目標に、小学校の教育活動を積み上げていきたいと思います。
6年生は、来年の姿をイメージして…。
1年生は、6年後の姿をイメージして…。
「小学校教育6年間の積み重ね」の重要性を再認識しました。

※写真は、校長先生の許可をいただき掲載しています。

大きく育て 1年生!

入学してから、もうすぐ2ヶ月の1年生。
学校生活にも慣れて、元気よく過ごしています。
しかし、給食の時間に「好き嫌い」や「少食」などで悲しい顔をしている子供がいるということで、学級活動の時間に話し合いをしたようです。
みんなで決めたことが、
①減らしてもいいよ
②残してもいいよ
③声をかけ合ってがんばろう
という、3つの作戦だそうです。

3校時には、みんなで校長室に来てくれたので、少しだけ話をしました。
〇みんなが大事に育てているあさがおは、ぐんぐん大きくなっているね。
 みんなも、これからどんどん大きくなっていくんだよ。
 だから、「しっかり食べて、運動して、ぐっすり寝てよ」。
 校長先生も、小さい頃は野菜が苦手だったんだ。
 運動をがんばりだしたら、食べられるようになったよ。
 苦手なことにもチャレンジして、ぐんぐん大きくなあれ。

目をきらきらさせながら、話を聞いてくれた1年生。
この時期は、ほんの些細なことが気になる頃です。
少しずつがんばってほしいと思います。

さて、その後はどうなっているか、さっそく給食の様子を見てきました。


素直でいい子供たちです。苦手にもチャレンジして、明るい顔で食べていました。

教育環境を整える

本校では、日々の1コマ1コマの授業をとても大切に行っています。
研究テーマを「自分の考えを持ち、学び合う子供の育成」と定め、「書く力の育成」を継続して取り組んでいます。
今年度は、さらに「確かな読み」・「表現力」をキーワードとして、授業づくりの柱に据えて実践を進めています。
日々の授業風景は、「学校の様子」コーナーに掲載しています。

さらに、授業を支える土台としての「教育環境」を大事にしたいと考えています。
整備の行き届いた美しい環境づくりをめざしています。
校舎・教室・校庭など、いつもピカピカの環境で教育にあたりたいと思います。

板書や教室・廊下の掲示もその一つです。
先生方の個性を生かした掲示物。大事にしていきたいものです。

学校再開に向けて

緊急事態宣言を受けての臨時休業も、5月6日までとなりました。
今日は、職員のみんなで、7日に子供たちを迎える準備作業を行いました。
子供たちの元気な笑顔とにぎやかな歓声が、学校いっぱいに広がることを願っています。

休業前に校内放送で、全校児童に「我慢」を呼びかけました。
遊びたい・集まりたい・楽しみたい子供たちにとっては、酷な言葉だと思いつつ…。

しかしながら、明日からの5連休は、まさに我慢の連続だと思います。
外出を控えて、感染防止の「おる・出んウィーク」への協力をしたいと思います。
本来なら「わくわくと楽しいゴールデンウィーク」のはずですが、保護者の皆さん、ご理解とご協力をよろしくお願いします。

子供たちの元気な姿と再会できることを楽しみにしています。

臨時休業の話

国の「緊急事態宣言」を受けての臨時休業期間が、いよいよ27日から始まります。
保護者の皆さんには文書で伝えているのですが、子供たちに対しても、わかりやすい言葉で説明をしておくべきだと考えていました。
しかし、全校集会をするわけにはいかないので、全校放送で「校長メッセージ」として話をすることにしました。今日は、本来なら遠足予備日の予定だったので、弁当の時間を使って、児童会放送の後に行いました。
1年生にも伝わる言葉をひねり出しながら、次のような話をしました。

「緊急事態宣言」を受けて・4月臨時休業の話
                     令和2年4月24日

27日から5月6日まで、日本中の学校が臨時休業(お休み)に入ります。この休みは、国の緊急事態宣言を受けて、みんなの大事な大事な命を守るためのものです。

この期間は、全国の子供も大人も、外に出ることを控えて「我慢」しなければいけません。交通安全教室でも話したように、「自分の命は、自分で守る」行動が大切になります。

休み中は、「我慢」することが多いと思いますが、時間を大事に、きまりよく過ごしましょう。

5月7日に、134人全員と元気に会えることを楽しみに、校長先生も「我慢」を続けます。

休み中の詳しいことについては、担任の先生の話をしっかりと聞いてください。

校長だよりのタイトル

順調にスタートして、和やかなムードで進んでいる「チーム八東小」。
今年度も、職員全員の「協働」をさらに進めていきたいと思います。
そのためにも、指示や連絡をきちんと共有するとともに、私の思いや考えを伝えるツールとして、校長だよりを発行することにしました。

記念すべき第1号です。
冒頭の部分を紹介します。

入学式の話

入学式では、新1年生20名に向けて、「三つのお願い」という話をしました。

R2 入学式の話 HP.pdf

始業式の話

 4月7日の「第1学期始業式」の内容です。
今年度の目標を立てることについて、「一歩」という言葉をもとに話しました。

R2 1学期始業式の話 HP.pdf



学校経営ビジョン

 令和2年度 学校経営ビジョン

令和2年度 学校経営方針

フォトアルバム

R2・修了式

フォトアルバム

R2・3月全校集会