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日誌

イカ釣り航海のようす

2017年9月19日 16時50分
2年生 イカ釣り航海は無事終了しました。
★9月15日の日報より★
風:北東、5 天気:本曇り 気圧:1020.4 気温:22.8 水温:25.0 

 本日が実習最終日、台風の接近で若鳥丸が翌日の避難のため準備をするため、予定よりも2時間早い午前8時に境港に入港しました。午前中は船内清掃と実習道具の片付け、冷凍したイカの運搬作業を行い、昼食を挟んで午後からは、水産試験場の方に来て頂き、イカの付加価値向上技術について講演及び実演をしていただきました。鳥取県では墨なし白イカを「白輝姫」の愛称でブランド化しています。調理中に墨を洗い流す作業がなくなり、見栄えが良いといった利点があります。開発された方に直接ご指導いただき、実習生の約10名が実際に手ほどきを受けながら、上手に墨袋を取り除くことができました。本校では、数年前から魚の神経締めに関する研究を続けています。イカについても墨袋除去や神経締めなどによる付加価値向上の研究をしてみたら面白いと思いました。午後3時に下船式を行いました。ほとんどの実習生が指示をしなくても整列をして、待っていました。良い習慣が身に付いていることを感じています。下船式では実習生代表が挨拶をしました。前日に挨拶文を悩みながら考えていました。下船式後に、昨晩釣れたイカ(生鮮)を受け取り、各家庭で食べてもらい、その味について、実習の感想とともにレポートにまとめて提出してもらいます。

 今回の操業の釣果は、冷凍したシロイカ530杯とスルメイカ100杯、生鮮の約150杯です。5日間予定通り操業できたこと(昨年は台風で中止、一昨年前は前線と台風の接近により、イカ釣り操業は2晩のみ)や実習生それぞれがイカ釣り実習を体験し、漁獲の喜びを感じてもらったことについて、山陰の海と若鳥丸、水産試験場の皆様に感謝をしたいと思います。ありがとうございました。来月末にはオーストラリア国際航海を控えていますので、しっかり準備をして、充実した実習になるように臨みたいと思います。

 
昼食はカレーでした。      水産試験場の方による講習
 今回の釣果一部