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日誌

若鳥丸11月27日のようす

2017年11月28日 11時52分
2年生

11月27日(月)    
風:東北東4 天気:晴れ 気圧:1022.8 気温:21.9   水温:24.4 波:3
 昨日は出港するといきなり大きな揺れに見舞われ、船酔いが続出しました。毎度毎度出港する度に時化になります。調子よく口笛を吹いた生徒がいたからでしょうか。境港に戻るためには日本海を通らないといけないのですが、「長崎を出港した後、日本海を通りたくない」という声が聞こえてきます。11月3日、境港を出港してすぐに過去に体験したことがないほど船が大きく揺れ続け、船酔いから逃れられない辛さを体験することになりました。相当な恐怖心を植え付けられているようです。本日は揺れが大分収まりましたが、軽い船酔いの者がいます。午後には揺れも落ち着いたので、トカラ列島西方海域で海洋観測を行いました。自分たちで表面水温や透明度、水色を測定しました。機械の操作が必要なCTDについては、乗組員の方にお願いして、ワイヤー長を800mに降ろして、水深ごとに水温と塩分を測定しました。それと併行して、蓋をしたペットボトルとカップ麺の発泡スチロール容器を降ろし、水圧によって容器がどのように変化するのかも試してみました。結果としては、ペットボトルは数ヶ所のへこみがみらる程度でしたが、カップ麺は圧縮されて元の大きさの約3分の1のサイズになりました。その外に、水深700mの海水をくみ上げることも試みましたが、装置が上手く作動せず、失敗に終わりました。長崎を出て2回目の海洋観測をする予定にしているので、実際に深海の水温や塩分を体験してもらいたです。
夜のミーティング後は、元気が有り余って大声を上げたため、何度も注意をしまた。 
3/Oよりオートパイロットの説明  採水器を閉じる錘をおろす
 
水深700mの水圧により変形    水深700mの海水を感じる