海洋科2年生 オーストラリア国際航海(日報)
2013年12月2日 08時38分航海34日目、残すところ航海実習も後3日となりました。今日も朝から冷え込み,、肌寒く感じ改めて冬なんだと思います。夕方に下関港を無事出港しました。生徒達は元気にしています。出航後少し揺れたため船内は静かで、生徒食堂にいるのは数名の生徒だけです。
この航海実習を振り返ってみると様々なことがありました。船酔いはもちろんですが、ホームシックになった生徒や友達同士うまくいかなかったこと、寝不足で居眠りして注意された生徒などありました。しかし、今改めて振り返ってみると、よく頑張ったと誉めてあげたいです。例年は、ひどい船酔いのため食事を全く取らない生徒や体調を崩して寝込む生徒がいますが、今回はそのような生徒はいませんでしたので、指導教官としては楽をしたように感じます。
生徒全員を無事に境港まで送り届けることが私たちの第一の使命ですので、残りの2日間も気を抜かずに頑張りたいと思います。この航海で感じたことは、「やれば出来る」の一言に尽きます。生徒達はこの約一月間で本当に成長したと思います。実習面でも学習面でも努力し、得たものは大きかったに違いありません。船内の限られた空間の中でわがままも言えず、大変なストレスだったと思います。しかし、それぞれの生徒が物事を前向きに考えながら過ごしたこの航海実習は、一生の宝物になったと感じています。
明日は釣り実習、生徒達はボースン(甲板長)よりも大物を釣るぞ!と意気込んでいます。以上で本日の報告を終了します。
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