下関航海のようす
2018年5月10日 16時33分5月9日のようす 下関に向け航行中です。
海洋科1年生初めての若鳥丸航海実習である、下関航海が始まりました。乗船前、不安と期待が入り交じっているのか、生徒は程よい緊張感をもっていました。若鳥丸に移動し、乗船式。船長挨拶と実習生代表挨拶を行い、遂に乗船しました。避難経路の確認、ベッドメイキングを行い、再度、実習中の注意事項を確認しました。昼食の食当は、一息つく間もなく、司厨部の方と昼食の準備に取りかかりました。初めての食当でしたが、協力し合い、時間通りに昼食が始まりました。昼食のメニューは、きつねうどん、アジフライ、サラダ、ご飯というメニューでした。
13:30より出港式。校長先生を始め、学校関係者の方はもちろん、多数の保護者の方が、見送りに来てくださいました。
出港後は、美保湾で操練を行いました。事前に「防波堤を越えたら少し揺れるので1人1袋エチケット袋を持つように。」と指示。操練開始前に早速役に立っていました。他にも操練中に数名船酔いしている姿が見られましたが頑張っていました。
操練終了後は、船橋・機関当直を1時間交替で行いました。揺れはずっと続き、17時の夕食時には元気なのは3名。しかし、酔いながらも食当を手伝う者も何人もおり、この航海で身につけてほしかった「協力する精神」を見ることができました。当直でも、船酔いに苦しみながらも全員がブリッジに上がり、誰1人として部屋で休むことなく当直業務を体験しました。
船酔いになってしまっても自分の役割に責任を持って取り組む姿勢や、動けないクラスメイトのために協力することが出来ており、明日以降も良い実習が出来ると確信を持てた1日でした。