第2学年瀬戸内航海6月15日
2018年6月18日 12時05分
6月15日のようす
今日は生徒が楽しみにしていた釣り実習の日です。昨日船長から「波が高いため予定していた流し釣りはできそうにありません」と聞いていました。今まで若鳥丸でやったことのない釣り方をして大物を生徒に釣らせたいと思っていたのですが、自然相手なので仕方がありません。朝の5時半頃にアンカーを入れる音が聞こえ、海域を確認すると浦郷湾でした。
今日の仕掛けは胴突き仕掛けでエサにイカとサバの切り身を使います。いざ釣りを開始したものの1時間近く当たりがありません。生徒から「釣れないからルアーを使わせてください」と言われた直後、一人の生徒が竿をしならせています。他の生徒もその周りに集まってきました。船員さんにタモを入れてもらって取り込んだ魚はイサキとヒラマサのダブルでした。それを見てモチベーションが下がっていた生徒も「俺も釣るぞ~」とテンションが上がっていました。しかしその後はカサゴやウマヅラハギがポツポツ釣れるだけでボウズの生徒もたくさんいました。後半の生徒もチダイとウマズラハギが数匹釣れただけで、寂しい釣果となってしまいました。
最終的に昼間の釣果は、カサゴ20~24cm3匹、ヒラマサ45cm1匹、イサキ28cm1匹、チダイ19~28cm3匹、ウマヅラハギ30~34cm3匹でした。それを見た船長が、「釣れない生徒も多かったので夜釣りを許可します」と言われたので、夜も9名が釣りをしました。夜は魚の活性が高く、マアジやイサキ、メバルが釣れて「昼の釣りより100倍楽しい!!」と言っている生徒もいました。