イカ釣り航海実習
2018年9月14日 08時47分9月13日のようす
N 35°-40´.4 E 133°-41´.5
風向 E 風力 1 天気 O 気圧 1017.8 気温 24.9 水温 25.9
本日も昨日に続いて赤碕沖でイカ釣り操業を行いました。ただ、昨日と違うのはパラシュートアンカーではなく錨を下ろして船が流されないようにしてイカ釣りをしたことです。さらに今日はイカ釣り操業最終日で明日の朝に入港するため、0:00で操業を切り上げました。そういった点から、「昨日の半分くらいの漁獲かもしれない」と予想していました。
いざ、イカ釣りを始めてみると、昨日と同じようによく釣れました。さらに、特徴的だったのは、「大剣」と言われる超大型のケンサキイカ(シロイカ)が何匹か釣れたことです。昨日の水深は100mでしたが今日は75mくらいと浅く、大剣サイズのケンサキイカは海底付近に多く生息しています。生徒が使う仕掛けは100mの長さだったため底がとりやすく、海底付近の大物を釣り揚げることができたのだと思います。生徒達は「これは大物だぞ」とか、「これは重い!!」などと時間の経つのを忘れてシロイカの強い引きを堪能して言いました。
実は昨日もマダイが釣れたのですが、今日もマダイが釣れました。マダイはイカが大好物なので、擬餌針に掛ったイカを食べようとして釣れたのだと思います。昨日のマダイは60cmオーバー、今日のマダイは40cmでした。60cmオーバーを釣った生徒は、「トイレに行って、戻ってきたら釣れてました!」と言っていました。船酔いの生徒に替わって何度も自主的に食事当番の助っ人をしていたので、そのご褒美だったのだと思います。イカは飽きない程度に釣れ続け、最終的には420匹の釣果となりました。もちろん生徒たちも大満足の結果となりました。このような機会を与えて下さった船員さんに本当に感謝しています。
魚のように引く大剣サイズ
最後の1匹の体長を測っています