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2年生 イカ釣り航海 9/10のようす

2019年9月11日 11時35分


 海洋科2年生 イカ釣り航海 4日目

 正午位置:N35°‐59.0′ E133°‐41.4′ 風向:W 風力:2 天気:bc 気圧:1015.1 気温:29.4 水温:28.0

 今日も穏やかな海況(ベタ凪)です。生徒たちは実習にも慣れ、各自の作業や当直業務を行うことが出来るようになってきました。これに釣果が伴えば最高なのですが贅沢は言えません。昨晩は20:30に漁場を移動し赤碕沖で流しながらの操業となりました。漁獲は初日より下回る結果となりましたが、生徒たちは時折上がってくるイカに歓喜しながら釣りを頑張っています。船内の生活状況も良好で時間を守り、静かに生活しています。本日の実習も昨日同様、13時よりイカの解剖実験をしました。イカの眼球は人間の眼球に似ている所もあると話をした所、水晶体を上手に摘出し、その透明度に感動していました。ちなみに解剖後の胴体は海水に数時間漬け、一夜干しと塩辛の原料としたのは言うまでもありません。夕方から漁場を移動し、操業しました。今日の漁場は、隠岐海峡で開始直後から全長30cm位のケンサキイカやヤリイカ、スルメイカが手釣りで上がってきます。本航海では良い方ですが、例年と比較すると全く水揚げできていません。何と言っても、いかつり君(イカ釣り機)が活躍していません。1日平均1匹なので、生徒たちの方が優秀な結果を出しています(笑)。また、獲れたてのイカの内臓を取り除き、胴体のみを真空パックにしました。これも6次産業なのですが、東北の漁師さんが自分で漁獲したイカなどを真空パックにしてインターネットで販売されており、パックから出したらすぐに刺身にできるのを拝見したので実験しました。イカは冷凍保存することで10か月くらいは味も落ちないのが魅力で夏が旬のシロイカも、正月に食べられると考え実施しました。開いているので調理しやすく、内臓やスミでまな板が汚れる心配もなく、シート状なので冷凍庫に入れてもかさばりません。また、完成品を掲載したいと思います。



   デッキで懸垂(筋力トレーニング)

       やっと釣れました!!