海洋科2年生航海実習 5日目
2020年10月22日 09時59分 正午位置 緯度 N34°-24.3´ 経度 E134°-22.1´(航行中)
午前6時に起床、毎日の日課として体操と船内消毒を行っています。午前7時に揚錨し、午前8時過ぎ、備讃瀬戸南航路に入りました。午前8時半から航路見学を行い、瀬戸大橋を通過するところまで見学しました。6月の瀬戸内航海で行く予定だった高松港や小豆島、水島航路なども見ることができました。午後は明石海峡航路の見学を行いました。船橋当直(船長コース)の実習生が航路に入る手前で、行先信号を掲揚しました。また、潮流が速く、海上交通の難所として有名な明石海峡航路の操舵を担当し、気が抜けない状況の中、集中力を切らさずに頑張りました。
夕方、関西国際空港の南側で錨を下ろし、今晩はここで錨泊します。日没の時間に、昨日に引き続き、日没方位角の測定をするため、夕食時間を少し早くし、コンパスデッキに上がりました。最初は雲が邪魔をして太陽が見られませんでしたが、雲の切れ目から少し現れ、何とか測定ができました。夜は都会の夜景も見ることが出来ました。
備讃瀬戸南航路で操舵中
明石海峡航路で操舵中
明石海峡航路手前
世界最長の吊橋「明石海峡大橋」