海洋科2年生航海実習 11日目
2022年6月22日 17時25分
6月21日(火) 正午位置 KOUCHI-KOU
乗船11日目、梅雨前線の影響か朝から雨が降りしきる高知沖。いよいよ本日、この乗船実習2つ目の寄港地である高知に入港しました。昨夜は、桂浜が見える海域で錨泊(錨を降ろして停泊すること)し、午前8時30分に揚錨(錨を揚げること)を行いました。高知港に進入する際には信号所からの指示が出ないと入港できないことを説明し、白色の信号が点灯したことを確認し高知港に入港していきます。高知港は、桂浜から30分程度進んだところにあり、指示された岸壁に向かいます。着岸時には岸壁と船の間に防舷材を干渉させ船が傷つかないようにします。鹿児島港でも生徒が行いましたが、少しは慣れてきたようで、所定の位置に合わせ防舷材を入れました。入港時は生徒たちも笑顔で、高知での寄港地活動を楽しみにしています。午後からは、コースごとに分かれて学習を行いました。船長コースの生徒は、高知を出港してから瀬戸内海に入るため、指定航路の学習を今日と明後日の2回行います。瀬戸内海には全国11か所の指定航路のうち8つがあるため、その内容もボリュームがあります。事前に学習することで、より深く学習内容を理解できるため三等航海士がわかりやすく説明してくれました。海洋技術コースは、事前に配られた課題プリントに取り組みました。本日の報告です。
揚錨前の様子
↑青い物体が防舷材 入港時の様子(とも側)
入港時の様子(おもて側)
瀬戸内海の航路について学んでいます
学習室で課題を頑張る生徒たち
食当さん 食器洗浄中です