日誌

海洋科1年生航海実習 2日目

2022年7月15日 18時16分
1年生



7月14日(木)正午位置 KANMON-KO

 下関入港、健康チェックでは熱も風邪症状もないことを確認し、寄港地活動を行いました。
 今日は1年生にとって初めてのことづくしの1日です。①船で迎える朝。意外とちゃんと起きました。 ②7:30頃初めての関門航路入航、「左が山口で右が福岡」「W‐4‐↑の意味はね」などの会話をしながら風景や行き交う船、イルカの群れを見て楽しそうでした。③初めての入港、緊張感のある場面で、乗組員の仕事の邪魔にならないよう、気を付けて待機していました。しかし、上陸を目の前にして、ワクワクが止まらず、テンションの高い2名。何度注意しても静かにしないので、④ついに落雷。「先生がいつもの感じと違う…」と、激怒していることが伝わり静かになりましたが、本質である「安全に作業をするために、実習生もその雰囲気に合わせた行動をする」ということを早く理解してほしい。10:00初めての上陸、の前に⑤大潮の満潮222cmでタラップが高すぎる(写真参照)ちょっと怖かった。 ⑥巌流島へ上陸、銅像の迫力に圧倒される。連絡船で往復しましたが、「行きと帰りでかかった時間が違うのは何でだろう?」との声。さて何ででしょう? ⑦巌流島の対岸にある造船所で保安庁や大型フェリーの新造、自衛隊の船を修繕していたりと、普段見ることのできない風景に大喜び。 ⑧関門汽船で関門海峡を横断し、東流9ノットの強さにびっくり。 ⑨関門海峡ミュージアムで魚を探すゲームや関門海峡横断タイムトライアルなどのゲームで楽しく海の仕事を学び、大スクリーンで迫力満点の映像で関門海峡の歴史を学ぶことができました。しかし、ここであまりにも熱中し、お土産をじっくり選んでいたため、設定していた集合時間を過ぎてしまい、残念でした。この反省は来年の航海でしっかりと役立ててほしいと思います。
今回の寄港地活動では、屋外で、接触が少なく、関門海峡を学べる場所を選びました。たくさん学ぶことができ、充実した寄港地活動になったと生徒も満足した様子でした。
船酔いの生徒もしっかりと食事をとることができ、体調不良はありません。
明日は下関出港、また揺れる日々が訪れますが、「酔ってもがんばる」という目標を達成してほしいと思います。



      関門航路に入りました


    関門橋を通過したかったのに・・・
  タラップが高い!!気を付けて降りてね。


     関門汽船で関門海峡を横断!


  関門海峡ミュージアムで魚の漢字ゲーム


            巌流島