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日誌

海洋科2年生オーストラリア国際航海No.3

2014年10月21日 14時31分
2年生

昨日、豊後水道を抜け、太平洋の特有の大きなうねりに多くの生徒が苦しんでいる模様です。辛い船酔いから、早く克服できるように奮闘しているそうです。

10月20日(月)の正午の状況 <太平洋を南下中>
航海距離277.3miles、速力12.9kt、針路146、風向SW、風力1、天気o、気圧1021.3
気温20.9℃、水温22.4℃、風浪3
【10月20日(月)の日報】
 朝の6時に体操・デッキウォッシュをする予定でしたが、まだ日が昇っていないためデッキに出ることは諦め、各部屋の掃除をおこないました。午前中には「関アジ・関サバ」で有名な豊後水道の速吸瀬戸を通過しました。噂通り、多くの釣船が操業しており、「高級魚だから、何匹釣れば元がとれるんだろう」という会話がブリッジでされていました。波が穏やかなのも豊後水道までで、太平洋に近づくにつれ徐々に船の揺れが大きくなってきました。そして、太平洋に出たときには風は無いのですが、遠くからやってくるうねりが強く、たちまちほとんどの生徒が船酔いとなりました。ある生徒が、動けなくなった食事当番の代わりに率先して皿洗いを行い、よい働きをしてくれました。夜のミーティングで、私からは「この船酔いの困難を、クラスで協力して乗り切ろう」という話をしました。船長からは、「怪我をしないように気持ちをしっかり持つこと」「水分補給をしっかりして脱水症状に気を付けること」を注意していただきました。早く船酔いを克服し、船内での実習を充実させていきたいと思います。

               速吸の瀬戸を通過中

                 船酔いでダウン