海洋科1年 下関航海 5月11日の様子
2016年5月12日 17時42分5月11日出港後のようすをお伝えいたします。
風向:北西 風力:4 天気:雨 気温:13.4度 水温17.3度
指導教官からの日報
海洋科1年生にとって初めての航海の日を迎えました。朝から雨が降ったり止んだりとはっきりしない天候で、やむを得ず乗船式と出港式を船内で行いました。乗船式、出港式ともに代表生徒が立派な挨拶をしてくれました。また、船長と学校長から激励の挨拶をしていただき、航海に望む気持ちが高まってくれたと思います。出港の見送りに、学校関係者をはじめ保護者の皆様、多くの方々に駆けつけていただき、大変ありがとうございました。
境港を出港後は、美保湾で操練を行いました。多少揺れていましたが、船酔いはなく元気でした。しかし美保湾を抜けて、日本海に出た辺り(地蔵埼)で、縦に横にと揺れ、いきなり海上の洗礼を受けました。指導教官は実習生の対応に追われ、慌ただしく息つく暇もありませんでした。
出港前の昼食はカレーライスで、おかわりを3杯する実習生もいるほど食欲旺盛でしたが、夕食では、お茶やごはんを口にするのがやっとで、完食できた実習生は数名でした。食事当番や当直は、船酔いで苦しみながらなんとか持ち場に行き、出来る限りのことをやってくれました。明日の朝には下関に入港するので、船酔いもなくなるから、そこまで頑張れと励ましながら、実習を行っています。船酔で動けないからか、船内はとても静かです。就寝前にはほとんどの生徒が寝ているようでした。明日の下関では寄港地研修を控えていますので、睡眠をしっかり摂って、充実した研修にしてほしいと思います。
昼食はみんな元気で、カレーを食べました。おかわりもしていました。
夕食は船酔いの生徒がほとんどでした。
揺れの中、初めての当直を経験しました。苦しくてもできることを頑張る。
この気持ちが成長につながります。
5月12日 8:00関門港下関区に入港し、寄港地研修を行いました。
明日は隠岐諸島周辺で底釣り実習を行う予定です。