マグネットコンパスの分解
2019年10月7日 13時31分船長コース2年生が、マグネットコンパスの学習をしました。
マグネットコンパスは磁気コンパスとも言い、
鄭和の時代から使われている方位測定には欠かせない計器です。
ガラスが割れてコンパス液がもれてしまうマグネットコンパスで、
分解、組立を行い、コンパスボウルの仕組みやコンパス液の役割について学びました。
上室と下室に分けました。コンパスカードに触れてみます。
観察が終わり、組み立てています。ねじは対角線の順で均等にしめます。
事前にコンパス液が上室と下室を行き来することを確かめる実験も行いました。
生徒の感想
水を温めると増えて、冷やすと減った実験と、今日の分解がつながっていて、これを見つけた人はすごいと思ったし、船に乗ったときに役立つようにしてあると思った
今回の実験と分解、組立でコンパスの構造と仕組みが分かった。コンパス液が通る導管を見つけることができた。上室、下室の間にあるガラスや、ピボット(軸針)も確認できてよかった。
上室の液体がどれだけ大切かが分かった
今回の授業のように、船橋にある航海計器の役割や使い方などを知れたらよいと思いました。オーストラリア航海ではたくさん計器に触れる機会があるので、当直中に役割などを知っていきたいです。