気候変動問題に関するトライアル授業が行われました
2025年10月14日 13時50分10月14日(火)海洋科2年生を対象に、気候変動問題に関するトライアル授業が行われました。
授業では、世界課題となっている気候変動問題について、生徒たちが「鳥取県版気候変動適応のミステリー」を体験し、理解を深めました。講師には、(一社)地球温暖化防止全国ネットの方、鳥取県脱炭素社会推進課の担当者と、鳥取環境大学の学生さん等が招かれ、授業が進められました。
特に注目されたのは、鳥取環境大学の学生さんが作成したオリジナルの教材です。生徒たちは、この「鳥取県版気候変動適応のミステリー」に必要なカードを手に、グループに分かれてカード間の関連性を熱心に話し合いました。生徒たちは、鳥取県という身近な問題として気候変動を認識しながら学ぶことができ、その影響や適応策について理解を深めました。
グループに分かれて検討
ミステリーの進め方
最後にグループで発表
鳥取県の脱炭素施策
今日から始められること
授業の最後には、講師から生徒たちへ向けて、「本校の海洋科の生徒には、将来、船を動かせる人になって欲しい。海洋科の実習を通して、この問題をさらに掘り下げて欲しい」との激励の言葉が送られました。
生徒たちは今回の学習を通じて、気候変動が海洋や地域に与える影響について新たな視点を得、将来の職業との関連性についても考える機会となりました。