福祉科の生徒が保育園児と交流
2025年10月31日 13時40分10月31日(金)福祉科3年生が、授業の一環としてあがりみち保育園の園児たちを招き、交流会を行いました。生徒たちが趣向を凝らして準備した「学校探検クイズ」を通じ、園児たちは学校の専門的な学びを体験しながら、楽しくすごしました。
交流会は、福祉科3年生の「レクリエーション実習」の授業として行われました。生徒たちは事前に綿密な準備を進め、この日は学校内の専門学科(海洋科、食品・ビジネス科、機械科、電気電子科、福祉科)に加え、図書室、ボクシング場、校長室を巡る学校探検を企画しました。
生徒たちは、探検のための学校の地図や解答用紙も手作りし、探検をサポート。
お姉さんが注意事項などの説明
機械科では「赤い車は何台あるか」や「どれが重いか」といった、ものづくりに関わる興味を引く問題が、ハロウィンの装飾の中に隠されていました。
電気電子科では「何が電気を通すか」を実験形式で出題。
福祉科の介護実習室では「ベットの数」を数える問題。
中庭に植えられた「はるかのひまわり」については、「活動が始まって何年目でしょうか」と、命の尊さを伝える活動への理解を促す問いもありました。
各科の特色を活かした手作りのクイズがよく出来ていました。園児たちは、グループで協力しながら、高校生のお兄さん、お姉さんと一緒にクイズに挑戦し、校内の様々な場所を回りました。
生徒作成の金メダルと銀メダル
生徒作成のおりがみの一部
最後に全員が集まって答え合わせが行われ、生徒たちが手作りした金メダルと銀メダルが授与されました。メダルがもらえずに悔し涙を流す園児もいましたが、生徒たちは優しく声をかけ、交流を深めました。また、折り紙で作ったハロウィンのカボチャやお化けなども園児にプレゼントされ、園児たちは終始、笑顔で交流を楽しんでいました。
交流後、生徒からは「楽しかった」「子供たちから元気をもらった」と喜びの声があがりました。
お互いに笑顔があふれる時間となりました。