2年「食文化」世界のお菓子に挑戦!
2022年7月14日 09時29分 7月13日(水)5,6限「食文化」の時間に、前時で生徒が調査し、発表した12か国のお菓子の中から、
南アフリカの「マルヴァ・プディング」を作りました。かなり甘いお菓子で、一人650kcalを摂取しました。
初めて作るお菓子でしたが、各グループが工夫しながら手際よく調理していました。
人間の発達や生活を総合的に捉える能力と、生活するために必要な知識・技術を習得し、 将来、関連の分野で活躍する職業人の育成を目指しています。
1年次で衣食住、保育、福祉、家庭看護・介護に関する基礎を学びます。
2・3年次で「生活科学」「生活福祉」の2つのコースに分かれ、それぞれの学習を深めます。
育てたい生徒像
・人間の発達や生活を総合的にとらえる能力の習得
・生活するために必要な知識・技術の習得
・体験的実習を通したコミュニケーション能力の習得
・高校生としての基本的生活習慣・礼法・マナーの体得
を掲げています。
教科名 | 教 科 内 容 |
発達と保育 | 乳幼児の発達や生活に関する知識と保育の技術を学びます。 |
フードデザイン | 栄養・食品・献立・調理・テーブルマナーなどの知識と技術を学びます。 |
生活と福祉 | 家庭における介護や、地域での福祉のための知識・技術を学びます。 |
ファッション造形基礎 | 基礎縫いからはじまり、被服製作の知識・技術を学びます。 |
課題研究 | 家庭の各分野に関する課題を見つけ、解決を図るために研究していきます。 |
学習項目 | 学 習 内 容 |
被 服 | ハーフパンツ・シャツ・ブラウス・スカートなどの日常着、甚平・浴衣などの和服、ジャケット・ドレスなどの洋服などを製作します。和服は着付け実習もします。 |
調 理 | 夕食などの日常食、誕生日・米寿などのおもてなし料理、おせち・クリスマスケーキなどの行事食、中華料理・フランス料理・イタリア料理などのいろいろな国の食文化などの実習を行います。 |
福 祉 | 車椅子介助・食事介助・ベッドメイキング・清拭などの家庭における基礎的な介護実習や福祉リクレーションなどの実習を行います。 |
保 育 | おもちゃ・絵本・紙芝居・ペープサートなどの製作、読み聞かせなどの実習を行います。 |
■ 被服製作技術検定 1級:(和服) ひとえ長着、(洋服) 総裏付ジャケット | |
2級:(和服) じんべい、(洋服) シャツ・ブラウス | |
3級:ハーフパンツ | |
4級:被服の基礎縫い | |
■ 鳥取県福祉ヘルプメイト | |
■ 食物調理技術検定 | |
■ ビジネス文書実務検定 | |
7月13日(水)5,6限「食文化」の時間に、前時で生徒が調査し、発表した12か国のお菓子の中から、
南アフリカの「マルヴァ・プディング」を作りました。かなり甘いお菓子で、一人650kcalを摂取しました。
初めて作るお菓子でしたが、各グループが工夫しながら手際よく調理していました。
6月28日、生活デザイン科3年・生活福祉コースの生徒19名を対象に、「生活と福祉」の授業の中で『認知症サポーター養成講座』を行いました。
講師として、うつぶき地域包括支援センター・倉吉市長寿社会課の職員6名と、鳥取看護大学の学生3名に来ていただきました。
1時間目は、高齢化の現状と認知症の症状、コミュニケーションのポイントについてお話を聞きました。
2時間目は講師の方が高齢者に扮し、ロールプレイを2つ行いました。
1つ目は、デイサービスで生徒がレクリエーションを行っていると想定した場面です。様々な特徴を持った利用者の方の言動にとまどいながらも、講義で聞いたポイントを思い出しつつ生徒は必死に対応していました。
2つ目は、街中で行動が不審な高齢者を発見し、防災無線で行方不明者のアナウンスが流れた、と想定した場面です。講義で学んだ「驚かさない、急がせない、傷つけない」を心掛けながら、生徒は接していました。
昨年は、このロールプレイを体験した生徒が、直後に徘徊している高齢者を見かけて対応し、無事保護につながったという事案がありました。
学んだことを今後の学習だけでなく、生活の中でも役立ててほしいと思います。
3月15日(火)5限目の時間に生活デザイン科2年 生活福祉コースの生徒が「ル・ソラリオン」の7つのフロアの方々とリモート交流会を行いました。
<本日の交流の流れ>
①はじめの挨拶
②リハビリ体操
③サイコロゲーム
④質問タイム
⑤おわりの挨拶
リハビリ体操の様子 Zoom交流画面
サイコロゲームでサイコロを転がして・・・ 合計点の集計のためわかりやすく表示
質問タイムの様子 先日プレゼントした「てまり雛」
サイコロゲームでは、出る目の数が大きいと歓声が上がるなど、各フロアで盛り上がっている様子が画面を通じて伝わってきました。
質問タイムでは「好きな食べ物は?」や「好きな季節は何ですか?」の質問をしました。また、「将来の夢は?」など生徒が質問に答える場面もありました。また、先日生徒が製作してプレゼントした「てまり雛」について、「お礼を言いたいから・・・」と、わざわざ手元に持ってきてお礼を述べられる一幕もありました。
<生徒の感想(抜粋)>
・リモートという形だったけど、高齢者の方々の表情を見ることができて、楽しそうにしておられる様子に、
私もすごく嬉しくなりました。
・来年度はリモートではなく、直接訪問して交流ができればいいと思いました。
・大きな身振りや手ぶり、ゆっくりと大きな声で話をするなどの大切さがわかりました。
・私たちが作ったお雛様を画面に映して感謝してくださったことがとても嬉しかったです。
交流終了後の生徒の感想から、リモートながらも貴重な交流の機会になったようです。
生活デザイン科2年 生活福祉コースの生徒が2月下旬「生活と福祉」の授業で「てまり雛」を製作しました。
手指の消毒をしてから、いざ製作! おひな様とおだいり様の顔は生徒一人ひとりのオリジナル
折り紙と千代紙で体を作っています 完成したら提出!たくさん並ぶとかわいいですね☆
今年度は例年行っている高齢者福祉施設見学・交流ができませんでした。
しかし、ありがたいことに「ル・ソラリオン」様からリモートでの交流のご提案をいただきました。
リモート交流は3月中旬を予定していますが、一足先に生徒が製作した「てまり雛」を「ひなまつり」である本日、お渡しすることができました。みなさんに喜んでいただけますように!
生徒たちが描いた顔はそれぞれのオリジナルですが、ほのかに作者の雰囲気に似ています☆
生活デザイン科の「先輩に学ぶ」を実施しました。講師は、鳥取県立厚生病院の看護師と因伯子供学園の保育士の方に来ていただきました。新型コロナウイルス感染症感染防止のため、講師の方は、別室でお話をしいただき、その様子を教室へ配信しました。在校生は、各分割教室で講師の方のお話を聞きました。
別室で在校生に向けて、話をしてくれています
スライドを作ってきてわかりやすく
説明をしてくれました。
各教室で真剣に聞き、キャリアパスポートに記入しています。
それぞれの仕事内容や高校時代に頑張ったことについては、もちろんですが、社会人として大切なこともを教えていただきました。講師の方2名とも社会人になると「当たり前のことを当たり前にする」ことが重要だと言っていました。提出期限を守る、時間に遅れない、挨拶をするなど、今の生活を一つずつきちんと送ることが、社会人としての第一歩だと学びました。今日、学んだことをこれからの生活で意識し、進路の実現に向かって頑張っていくことを期待しています。
今年度、2名の生徒がミニトマトを使った商品開発に取り組みました。本日、倉吉市内の飲食店「扇雀食堂」のご協力のもと、完成を迎えました。開発商品『ミニトマト小籠包』は2月16日(水)から販売開始の予定です。当面、週1回(水曜日)に200円で販売する予定です。ミニトマトの酸味と、豚ひき肉のうまみのバランスに苦労しましたが、とてもおいしいものに仕上がりました。ビタミンCやリコピンなどの栄養素を含み、主に女性をターゲットにした商品ですが、ぜひご家族でもご賞味ください。写真は、新聞社の取材の様子です。
生活デザイン科1年の今週のフードデザイン実習は「ハンバーグステーキ」でした。
2年時に取り組む、家庭科技術検定食物調理3級の指定調理になることもあるメニューの一つです。
玉ねぎのみじん切りの仕方や、パン粉・牛乳・卵の役割、肉を扱う際の衛生面での注意事項などについて、それぞれ確認しながら実習を進めることができました。
1月24日(月)5・6限生活デザイン科2年「生活と福祉」の授業で「介護のお仕事出前講座」を実施しました。
鳥取県社会福祉協議会の協力のもと、各分野の専門家の方々を講師としてお招きして講座を行うことができました。
前半は、北栄町社会福祉協議会 小規模多機能型居宅介護「なごみの郷」の西村さんに高齢者とのコミュニケーションについて講義・演習をしていただきました。
後半は、鳥取社会福祉専門学校の花原先生に高齢者疑似体験のサポートをしていただきました。
白内障などによる「見えにくさ」を再現するゴーグルの着用や重りとサポーターを着用し利き手側を動かしにくくするなどして実習を行いました。普段何気なく行っている動作でも、いつも以上に時間がかかったり見えにくかったりとイライラが募る体験ができたようです。
今回は「体験」だったので、実習が終われば身体感覚は戻せます。しかし、戻すことのできない高齢者の方々の日常感覚を今後の生活の中でのサポートに活かしてくれることを期待しています。
生活デザイン科の課題研究発表会を実施しました。生活デザイン科の課題研究は、「資格取得」「食に関する研究」「くらそうや商品開発」「保育に関する研究」の4分野に分かれています。各分野で研究した内容をまとめ、2年生の前で発表しました。密を避けるため、3年生は別室で待機し、発表をオンラインで見ました。
資格取得 くらそうや商品開発
食に関する研究 保育に関する研究
おわりの言葉 別室で聞いている様子
課題研究発表会をもって、生活デザイン科の3年間の行事は終了しました。この3年間の実習や体験を通して、たくさんの事を学んだことと思います。課題研究を終えた後の、振り返りを見ても、大きく成長したことがわかりました。この3年間で学んだことが、これからのみなさんの生活を豊かにする1つの材料になればと願っています。
生活デザイン科3年生「フードデザイン」の実習は今週で最後です。
今回のメニューは「シフォンケーキ」と「カフェ・モカ」です。
メレンゲのつやの美しさに「きれ~い!」とつぶやきながら作業を進める生徒たち。
今回は14㎝のシフォンケーキ型1個とマフィン型1個のケーキを焼きました。
みんな失敗することなくふっくらと焼きあがりました。
試食用のマフィン型のケーキと共にカフェ・モカもいれました。
シフォンケーキ型は3年間の感謝の気持ちを込めて各家庭に持ち帰り、家族へのプレゼントにしようと、ラッピング用にメッセージカードを準備し、それぞれが感謝の気持ちをつづりました。
3年間、生徒の調理実習の様子を温かく見守っていただいたご家族の皆様、本当にありがとうございました。
高校卒業後も「食生活」は生涯続きます。「フードデザイン」で学んだ知識や技術が生徒自身や身近で大切な人たちの豊かな食生活の支えになりますように。