2月の俳句は、教頭先生に選んでいただきました
2019年3月5日 09時17分2月の岡崎賞
【前期ブロック】
受験生 見送るわたしも いつの日か 4年 山本 若菜
若桜学園ならではの一句。小学生が今までお世話になった9年生への感謝とともに、これからしっかりとがんばっていこうという決意が、「いつの日か」の言葉で感じることができてうれしい句です。
【中期ブロック】
うぐいすと ぼくの口笛 はもり出す 7年 杉田 結翔
鳥の声を口笛で吹くとしたら、多くの人がうぐいすでしょう。私も子どものころよくまねをしていました。口笛と本物のうぐいすの鳴き声が重なって、思わずうれしくなってしまう。そんな情景が浮かんできます。
【後期ブロック】
始まりも 終わりも包む 春の声 9年 上川 周平
若桜学園の卒業と新しい高校生活への期待。季節の春と合格という2つの春を告げる声。受験生らしい一句だと思います。特に、始まり、終わりを告げるではなく、包むと表現したところが、今までの満足感とこれからの期待感をうまく表せていると思います。