1年生と6年生
2020年4月13日 09時45分4月13日(月)の朝のことです。1年生の教室に行ってみると、6年生4人が来て、1年生のお手伝いをしていました。ランドセルの中のものを自分の机の中に入れたり、先生の机の上に出すものの置き方を教えたりと、優しくていねいに教えていました。支援員の先生も教室にはいらっしゃるのですが、6年生が1年生一人一人をサポートすることで、6年生も成長していきます。朝の準備が終わり読書の時間になると、今度は6年生が教室の前に出て、本の読み聞かせを始めました。このような縦のつながりがあることで、子どもたちは多様な人間関係を構築し、豊かな心をはぐくんでいくことができると思います。少人数の若桜学園では、人数の少なさによる人間関係の固定化を心配されることがありますが、学年が進むにつれて縦の関係が変わっていきます。若桜学園では、この特徴を生かして、社会の変化に対応できるコミュニケーション能力をしっかり身に着けた子どもたちを育成していきたいと思います。