タブレットを使った学習
2020年6月17日 11時05分8年生の家庭科の授業を見に行ったところ、生徒がタブレットを使って学習をしていました。
食品に含まれる主な栄養素を答える問題に取り組んでいたのですが、一人ずつ違った順番で出題され、間違えても正解するまで繰り返し解くことができるようです。そして先生の画面には、一人ずつの解答の記録が表示されるようになっていて、1回目で正解したかどうかも分かるようになっています。この時は、全部で48問ありましたが、紙と鉛筆の学習に比べ、短い時間にたくさんの問題を解くことができていました。この問題は、教科担当の先生が比較的簡単な作業で作ることができるそうです。先生のパソコンからその都度一人ずつのタブレットに教材や問題が配信され、いろいろな問題に取り組んでいました。このような学習ができるのは、タブレットが一人に1台使えるだけでなく、校舎内の全教室にWi-Fi(複数の機器を無線でつなぐ仕組み)が整備されているからです。また、次々に新しい機器や便利な機能が導入されますので、それを学習で使いこなせるように、教師も日々研修に励んでいます。若桜学園は、学ぶ子どもにとっても、働く教職員にとっても、恵まれた環境にあると思います。