5月22日(金)に、7年生の中間テストがありました。年度当初は5月15日(金)に予定していたのですが、臨時休校がありましたので1週間延期して実施しました。なぜ7年生だけ中間テストをするのかというと、中学生の勉強の仕方が身についているのかどうかを早く知るためです。中学生になると授業の進み方が早くなり、家庭学習をしないとわからないことが増えてきます。中学生になって1か月余りのこの時期に、中学生の学習方法や家庭学習の習慣が身についているかどうかをこの中間テストを通して判断し、これからの授業の取り組みや家庭学習にいかしてほしいと思います。7年生の教室では、各教科の担当の先生が作ったテストに一生懸命取り組んでいました。もちろん全員が納得のいく点数を取ってほしいのですが、もし点数がよくなくても、今までの取り組みを振り返り、これから頑張るきっかけにすれば大丈夫です。7年生の中学校生活は、始まったばかりです。来週に返されるテストの結果をこれからにいかしていきましょう。


若桜学園のすべての教室には電子黒板が設置されており、これを使った授業が行われています。この電子黒板は、図や説明を大きくきれいに提示するだけでなく、黒板のように書き込むこともできます。2年生の算数の授業をのぞいたところ、先生も子どもたちも電子黒板をしっかり使いこなして学習をしていました。若桜の子どもたちの学習の環境は、とても恵まれていると思います。


コロナウイルスに負けることなく通常通りの学校生活を送っている若桜学園ですが、感染拡大防止の対策はしっかりとられています。マスクの着用や手洗い、うがいの徹底はもちろんのことですが、職員室の景色も変わりました。下の写真がその様子です。

今、あちらこちらで見かける透明のビニールシートを、職員室にも設置しました。職員の席をこれ以上離すことはできませんのでこれを設置したのですが、ビニールシート越しに見る職員室の景色は、なんとなく違和感が…。しかし、そんなことを言っていられる場合ではなく、できる対策をしっかりとして、一日一日頑張っていかなくてはと思います。
若桜学園の部活動は、野球部、卓球部(男女)、ソフトテニス部(男女)、吹奏楽部を基本に、兼部可能な茶道部、華道部、そして、大会に向けて結成される水泳部、陸上部、駅伝部、スキー部で構成されています。今年の中学生は全部で53人ですので、毎年のように人数が少なくて大変なのではというご心配をいただくことがありますが、実際は、大変充実した活動をしています。本校は、小学生と中学生が一緒の校舎で学校生活を送る小中一貫校ですので、6年生の2学期に部活動の体験入部を実施しています。これは他の中学校の5か月前です。そして2月からは仮入部として平日17時まで部活動に取り組みます。そして3年間の中学校生活の中で、全員が大会やコンクールに参加し、控えや補欠のまま引退することがありません。中には、複数の部活動に取り組み、多くの大会に出場する生徒もいます。さらに今年は、新型ウイルス感染拡大防止のため部活動ができていなかったり新入生の部活が決まっていなかったりする中学校もある中で、若桜学園の7年生を含む中学生は、平日2時間程度の活動という制限があるものの、しっかりと部活動に取り組んでいます。中学校生活の基本は、勉強と部活動の両立です。今年のこのような状況の中で、中学生らしい学校生活を送ることができていることは、本当にありがたいことです。少人数の良さを生かし、その時の状況に応じた取り組みを模索しながら、児童生徒を中心とした活動にしっかり取り組んでいきたいと思います。