12月中旬、生徒指導部主任へ校則(制服)の見直しについての要望書を提出させていただきました。
こちらの要望書は全校生徒に校内アンケート結果を参考に作成しています。
また、生徒指導部主任から校則の重要性についてのお話をしていただきました。今後様々な面で活動していく際の参考にしていきたいと思います。
引き続き校則について生徒会執行部を中心に全校生徒と力を合わせながら、より良い学校づくりを目指して行きたいと思います。

生徒会長(左)が生徒指導部主任(右)へ要望書を提出しました
冬休み中小雪の降る日もありましたが、本日晴れた日差しの中で三学期の始業式を迎えました。

校長先生からは令和6年能登半島地震、羽田空港衝突事故にも触れられ、「元旦から地震が、2日には羽田空港で衝突事故が、と早々から災害の発生したお正月でしたが、どうしてこのようなことが起きてしまったのか考えてみましょう。
自然は思い通りになりませんが、この地方で地震が発生する可能性は予想されていました。どれだけ準備すればよかったのでしょうか。二学期の終業式でも話をしたように、皆さんはこれまで守られる側でしたが今後守る側になっていくということを考えてください。
工業高校で学んだことは世の中の人々の幸せに役立つということを考えて、これから活かしてください。」との挨拶をいただきました。

続いて生徒指導部からは、「当たり前のことをきちんとできるようになってください。」とのお言葉をいただきました。
新年に、この一年の抱負や計画を立てられたでしょうか。まだ立てられていない人も遅くは有りません。これから立てて、ぜひ実現させてください。
雪のちらつく寒い日となりましたが、12月22日に二学期の終業式を行いました。
当日は雪のため交通機関が乱れることが事前に予測されたため、登校できない生徒がある可能性も考えオンラインでの開催となりました。
校長先生からは、「自分で確かめた正しい情報だけを他人に伝えるように」、「今までは周囲の人に守られて成長してきました。今後は周囲の人々を守ることができるように、より成長してほしい」とのお言葉をいただきました。

続いて明日からの冬休みを迎えるにあたって生徒指導部主任より、アルバイトとスマートフォンの利用について、諸注意がありました。

西部地区でもインフルエンザの罹患者が増えています。新型コロナに関しても、罹患者が決してゼロになっているわけではありません。
生徒の皆さん、冬休み中も体調管理を怠らず、揃って三学期の始業式を迎えましょう。
本校3年生の多くは卒業後県内外に就職し、社会人としての歩みをスタートさせます。
卒業前に、自らの人生設計と自己実現の一助とすることができるような知識・理解を深めることを目的として、社会人として必要な「社会保障制度」特に「公的年金」の仕組みについて学ぶ機会として「年金セミナー」を、「現代社会」の授業の時間を使い二日間かけてクラス毎に行いました。
年金事務所より講師の方をお招きして、「知っておきたい年金のしくみについて」をテーマとした外部講師授業でした。
10分程度のビデオ動画を見せていただいた後、全員に配布いただいたテキストに従って、社会保障制度の中での年金の位置づけ、公的年金制度とは何か、国民年金と厚生年金の違い、障害年金・遺族年金など老齢年金以外の年金、就職者と進学者で異なる年金手続きの違いなどについて実例を交えながら、お話をいただきました。

お話を伺った後には「振り返り」として、クイズ形式で「就職者と進学者での年金制度の違い」を生徒に答えてもらいました。
最後に、セミナーを受ける前後で「年金」へのイメージが変わったか、もっと聞きたかった項目はなかったかなどの「アンケート」と、公的年金制度についての「クイズ」を用紙に記入して、セミナーを終えました。
このお話を伺うまでは、自分が払った保険料を積み立てておいて年齢に到達したら積み立てた中から少しずつもらえるものだと思っていた生徒が多かったのではないでしょうか。
今回のお話を機会として、お互いの「支え合い」についてこれまで以上に考えてもらえたらと感じています。
成年年齢が、20歳から18歳に引き下げられ2年が経とうとしています。
成年になると自分の名前で様々な契約をすることができますが、世の中では成年になってまもない人がローン(借金)や買い物等にまつわる契約のトラブルに巻き込まれるという事例も増えているそうです。
既に18歳の誕生日を迎えて成人となっていたり本年度末迄に成人となり、社会人としての歩みをスタートさせる「3年生」を対象として、社会人として必要となる「契約」や「お金」について学ぶことで、実際に起こりうるトラブルの予防や当事者となった時に適切な対応ができるように知識・理解を深めることを目的として「青少年のための法律講座(消費者教育)」を行いました。
講師として、鳥取県弁護士会の弁護士中村 栄治様をお迎えし、「成人年齢引き下げ!18歳から大人!かしこく買い物 悪質商法にだまされない」という具体的なテーマでお話をいただきました。

スマホに表示された「いまだけ」、「あなただけ」、「限定○○名」などの商品広告の注意点や、インターネットを見ていた時に「登録されました。いついつまでに入会金をお支払いください」などの画面が突然表示された場合の対処法など、具体的な例を挙げてお話をいただきました。
また、相談窓口としての「消費者ホットライン」の存在と連絡先を教えていただきました。
最後に生徒代表から、本日学んだことの振り返りやこれからの新生活に向けての決意表明を含めて、お礼の言葉がありました。

目の前に示された情報を鵜吞みにするのではなく、「おいしい話はない」ことや「困ったら早めに相談する」ことを頭において、クリックしてしまう前にそれは今の自分にとって本当に必要なものなのか、必要なことなのかをよく考えたうえで、卒業後の新しい生活を過ごしていって欲しいと思います。
卒業を控えた3年生を対象として、向上心を維持しながら、将来の目標に向かって正しい対応をできるように、残り少ない高校生活を過ごしてもらうことを目的として、外部より講師の先生をお招きしての講演会を行いました。
米子市の株式会社BEANSの代表取締役 遠藤尚子様に講師をお願いし、「社会人になるための基礎力育成講座」の演題でご講演をいただきました。
多くの生徒が就職先、進学先という来年度の進路が決まった今、新しい生活への期待と不安を持ちながら毎日を過ごしていることだと思いますが、不安からは何も生まれません。
これから社会に飛び出していくのに際して、これまでのようにお互い良く知っている人たちとのコミュニケーションができていれば良いというわけではありません。全く初対面の方たちとコミュニケーションをとっていかなければならない機会が増えますが、自分とは違う意見に出会うことのほうが多いでしょう。そこで相手を否定するのではなく、人はそれぞれ違う考えを持っていることを受けとめることが大事なことであり自分の成長にもつながるということをお話しいただきました。
最後には、天台宗の開祖「最澄」の「一隅を照らす」というお言葉を生徒に送っていただき、約一時間のご講演を終了しました。
講演後には、前生徒会長が今後の決意表明を含めた、謝辞を行ってくれました。

前生徒会長による謝辞
卒業までの日数が見えてきた3年生ですが、「あれはやり残したな」という思いを持たないように残りの学校生活を過ごしして欲しいと思います。