入学式 新入生の高校生活がスタート
2025年4月10日 09時41分4月9日(水)、午後から入学式が行われました。
まず入学生280名に入学許可宣言を行い、新入生の代表に入学許可書が授与されました。
校長式辞では、次のように述べられました。
新入生の皆さん。本校は、今年10月に「創立120周年記念式典」を開催する輝かしい歴史と伝統を持った学校です。これまでどの時代にあっても地域や社会の期待に応える創造性豊かな人材を育成することを使命とし、三万二千名を超える卒業生を輩出してきました。
本校は、「文武併進」の精神のもと、生徒達は、学業にも部活動にも一生懸命取り組むとともに、翠風(すいふう)祭と呼ばれる学校祭などの学校行事も盛んです。
新入生の皆さんには「みらいチャレンジ活動」と呼んでいる探究的な学びや、校内外での様々な体験、国際交流などの学びの機会をとおして、自ら主体的に考え、自分とは違う考えや、異なった価値観を「自分の考えとは違う」といって否定してしまうのではなく、「そのような考え方もあるのだな」とまずは受け止めて理解しようとする心を持ち、仲間と協力して課題に対してより良い解決方法を導き出していくことができる力を身に付けていただきたいと思います。
「やりたい、やってみたい」と「やってみた」では、天と地ほどの差があると思う」「わからないけどやってみます」「覚悟があれば何でもできる」これらの素敵な言葉は、芸能界で活躍されている本校卒業生のイモトアヤコさんが語られた言葉です。
新入生の皆さんも、先輩に続き、やっていきましょう。チャレンジです。この未来が丘で自分の持つ可能性を広げてください。今は、期待とともに、緊張や不安もあるでしょう。
大丈夫です。わたしたち教職員、そして先輩が、新入生の皆さんに対して、丁寧に、思いやりの心を持って接していきます。
この入学式は皆さんの人生にとって、大きな節目となります。西高生としての自覚を持って生活し、本校での様々な学びをとおして自分の「なりたい」を実現し、社会の一員としての誇りをもち、幸せの連鎖を起こすことができるような人へと成長していってくれることを願っています。
さあ、自分の目指す未来に向かって、決意を持って一歩を踏み出しましょう。
新入生の皆さんのひたむきに学びに向かう姿 部活動や生徒会活動に真剣に打ち込み努力する姿 みらいチャレンジ活動などで地域に出かけて、失敗を恐れずにチャレンジする姿 このような本校での学びの姿勢が、学校を、家庭を、そしてこの地域を明るく元気にし、より良い明日をつくることにつながります。
新入生の皆さんが、本日の思いを忘れず、本校の教育目標である、多様な価値観を尊重し、主体的に生きる力を育み、持続可能な社会を創っていってくれることを期待して、入学式の式辞とします。(抜粋)
新入生代表が「初めての高校生活に期待で胸を膨らませるなか、慣れない環境に少し不安も感じています。毎日早起きができるか、勉強と部活動の両立ができるか、新しい友達はできるか。沢山の想いを胸に、私たちは一度しかない高校生活を充実させるべく、努力を重ね、挑戦していきます。保護者の皆様にも、毎日の送迎やお弁当など沢山の負担をかけることになります。日々の感謝を忘れず、家族に協力してもらえるような行動を心がけていきます。(抜粋)」と宣誓しました。
来賓の挨拶では、新田PTA会長と福田同窓会長からは新入生へのお祝いの言葉と温かい激励の言葉をいただきました。最後に担任紹介が行われ、担任の先生と初めて対面しました。その後、各教室に移動し、様々なことにチャレンジし、チェンジできる高校生活がいよいよスタートしました。
また、入学式前には、吹奏楽部の演奏が和やかな雰囲気を演出していました。