本校の南側校舎の屋上には太陽光発電システムが設置されています。災害時には避難所となり、その際この太陽電池からの電力を供給するための専用のコンセントが校内主要個所に配線されています。平常時にも発電した電力を校内の配線に流し、電力会社からの電力供給を節約することに役立っています。
校内1階のホールには発電状況がわかるモニターが設置されています。夏場は発電量も多かったのですが、さすがに山陰の冬はなかなか発電量が上がりません。先週末に晴天があって以降天候が悪く、今朝も登校時には晴れていましたが曇りがちな一日となりました。天候に左右されるのが再エネの弱点です。やはりエネルギー問題の解決には基本的にできるだけ節電することが大切なようです。
新型コロナ対策で換気しながらの暖房エアコン。室温確保と節電の両立に悩むことろです。



国のGIGAスクール構想に沿って本校でも校内無線LANが整備され、昨年度から生徒一人一人にタブレット端末(湯梨浜町ではiPad)が貸与されています。
授業では、昨年度、とにかく使ってみようということで、できる限り使用するようにしました。その中で、デジタルの有効性が感じらる場面と紙を使用した方がいいと思われる場面が出てきました。今年度は紙メディアとのベストミックスを模索しています。
授業以外でも、アンケートや朝の健康観察で利用しています。昨日から平地でも雪が降り本格的な寒さになってきましたので健康管理は重要です。1年生の健康観察では生徒自身がアプリを開いて出欠、体調、体温など必要な項目を入力していきます。保存したデータは関係職員で瞬時に情報共有ができ、過去の体温やその変化等も検索しやすくなりました。
中にはタブレット端末使用のルールが守れず注意を受けた生徒が何人かあり心配なこともありますが、こうしてできるだけ使用しながら機器に慣れ、望ましい使い方を身につけてほしいと思います。

先週と今週、3年生の家庭科の授業でお弁当づくりの調理実習をしました。班ごとに、学習した栄養バランスをもとに内容を考え、計画を立て、午前中の授業で調理し、持参した弁当箱に盛り付け、片づけまで行いました。できたお弁当は給食時間に食べました。
本校の調理室にはガステーブルのほかIH調理器もあります。また、計画段階ではiPadを活用し、レシピを参考にしたり玉ねぎのみじん切りの方法などを動画で確認したりしました。「ひと煮立ち」なんて書かれていても理解しにくいのですが動画で確認するとイメージできるようです。
授業ではなんとも楽しそうな雰囲気で協力して作業していました。味の感想は取材していませんが、自分たちで作ったお弁当ですから、きっとおいしく食べたことでしょう。



2学期の期末懇談1日目でした。今日と明日の2日間で実施します。2学期は最も長い学期で、運動会や文化祭など大きな行事もありました。生徒一人一人の成長の幅も大きかったのではないでしょうか。自分が思っている以上に周りに貢献できていることもあります。その逆もあるかもしれません。懇談では自分の成長の確認とこれから努力する目標の確認ができたらいいと思います。3年生は進路に関する話が中心ですので、まず目標が定まるといいと思います。担任も一人一人に応じて準備をして懇談に臨んでいます。短時間ですが家庭での様子と学校での様子について情報共有して今後に生かせる有意義な懇談にしたいと思います。
避難訓練(地震想定)を実施しました。今回は訓練実施時刻を予告せず、3時間目の終わりに突然の校内放送で地震発生を知るという設定で行いました。地震発生後は校内放送が使えなくなることもあるため、教員が肉声やメガホンで指示を出すことになります。
生徒は落ち着いて行動し、速やかにグラウンドに集合することができました。実際の地震でも訓練と同じように冷静な行動をしてほしいと思います。
今年度はさらに水害を想定した避難訓練も計画しています。


先週、日本教育公務員弘済会鳥取支部よりチューリップの球根100個とプランター、栽培用の土を寄贈していただきました。以前紹介したように本校では生徒会の環境福祉委員会が玄関周辺の花の管理をしています。この日は生徒を代表して環境福祉委員長が受け取りました。これらのチューリップが育って文字どおり卒業式に花を添えてくれるといいのですが、時期的にはどうでしょう。

昨日、今年最後となる3年生の第8回総合テストをしました。今回から県立高校の学力検査に合わせて4限目の英語を60分で実施することにしました。50分授業の中で60分のテストを実施するため、午前中の休憩のうち2回を10分から5分に短縮しました(必要な生徒はちゃんとトイレに行けたようです)。そのため1、2年生と3年生では授業開始・終了時刻がずれることになります。本校は中央階段という大きな空間があり、各階の廊下の声や音が響きやすいのです。ところが、1、2年生も3年生も、互いに休憩時間を静かに過ごし、それぞれの授業やテストへの影響はありませんでした。こうした気遣いができることがうれしいのです。
さて、3年生は実力が発揮できたでしょうか。
今朝の地方新聞に街の幸福度ランキング2022で湯梨浜町が県内2位になったという記事がありました。これは大東建託株式会社が実施した調査の鳥取県版で、昨年4位からの上昇であり、「町に誇りがある」という項目では1位のようです。
本校でも総合的な学習の時間等の取り組みで町内の魅力を再発見する活動を行っています。この3年間は新型コロナの影響で人と触れ合う活動がしにくい状況にありますが、1年生では今月からゲストティーチャーを招いて郷土芸能に学ぶ活動を始める予定です。将来のまちづくりも意識しながら先達から何かを学び取ってほしいと思います。

11月後半は天気が安定して暖かな晴天も多かったのですが、さすがに12月に入って冷たい雨の降る日が増えました。それでも負けずに合羽を着て自転車で登校する生徒がたくさんいて頼もしく感じます。
先週後半には雨の日が続きましたが、中には制服のまま登校し途中で雨に降られ濡れてしまう生徒もありました。天気予報をチェックして空を確かめ備えをして時間にも余裕をもって登校してほしいものです。
本校は一面田んぼの広がる平地に立っているため、かなり強い風が吹くことがあります。自転車にかけた合羽が風に飛ばされないように気をつけてください。
