2月全校集会「善先行」
2023年2月2日 08時45分◇2月1日 全校集会の話
今回は、3つの言葉を子供たちに紹介しました。
まずは、「如月(きさらぎ)」です。何ともいい響きの言葉だと思いませんか。日差しが少しずつ柔らかく、明るくなっていくこの時期にぴったりの美しい言葉だと思います。
次に、4日は「立春」。暦の上では、春を迎えます。やっと「寒の内」を抜けるうれしい日となります。雪国・鳥取に暮らす私たちにとって、喜びをじわりと感じさせてくれる言葉だと思いませんか。
3番目の言葉は、「善先行」です。若き日に、初めての6年担任をした時に考えた言葉です。私の完全な造語です。各種検索しましたが、何もヒットしないので、多分オリジナルの言葉になります。「ぜんせんこう」と読んでいます。「ぜんせんぎょう」と読むとお経のようで、言葉に重みがつきそうですが…。
この言葉に込めた当時の思いを話しました。
1)自分がよいと思うことは、遠慮なく、すぐに行動しよう。
2)自分の「持ち味・よさ」を存分に発揮しよう。
「素直で優しい」という素晴らしい長所を生かしつつ、ちょっとおとなしくて、同調しようとする傾向がみられるこの子たちにこそ伝えたい言葉だと、2月になって改めて感じました。
真剣に聞いてくれた子供たち。少しでも心が動き、行動が変わるチャンスになってくれたら幸いです。
次のような言葉で話を締めました。
あと2月と3月。進級や卒業が近づいてきました。目標をもって1年のまとめをしっかりと「やりきる子」になってほしいと思います。「1日1日を大切に過ごし、希望の春を迎えましょう」