「ありがとう」がこだまする学校
2019年4月9日 16時26分 柔らかい光に包まれ、春風が心地よい季節になりました。
「春の初めの良い月にさわやかな風が柔らかく吹いている」
新元号「令和」の出展「万葉集」にある「初春の令月にして、氣淑く風和き」は、今の季節にぴったりです。希望の春です。「令和」について「悠久の歴史と薫り高い文化、四季折々の自然という日本の国柄をしっかりと次の時代に引き継いでいく」という談話がありました。万葉集は日本最古の歌集です。日本人の心の原点だと言われています。万葉集を深く味わいたくなりました。
郡家東小学校では、「サプライズ」という言葉をよく耳にします。子供たちが誰かを喜ばせようと、何かを企画するのです。3月は、「サプライズ」がたくさんありました。誰かを喜ばせることは、自分にとっても喜びになります。そこには、「ありがとう」が生まれます。それは、幸せを感じるひとときです。
始業式に、合言葉4つの「あ」の話をしました。
「ありがとう」 ( 感謝する・感謝される) ・周りの人、もの、ことに感謝し「ありがとう」を伝える。 ・親切にし、役に立ち、喜びを与え、感謝される。 「あいさつ」 ・あいさつは心をつなぐ。(人間関係づくりの基本) ・自分から先に明るいあいさつをする。さわやかな返事 「あんぜん」(あんしん) ・尊い命を守る。安全な生活を送り自分の身は自分で守る。 ・安心して過ごせるいじめのない学級、学校 「あとしまつ」 ・最後までやりぬく。使った道具を片付ける。 ・黙働(黙って掃除) 靴、スリッパそろえ |
新年度が始まる前、おじいの会の方が学校園を耕してくださいました。昨年作っていただいた土には、カブトムシの幼虫がたくさん眠っていました。また、ばあばの会の方は入学式に向けて、玄関飾りを一新してくださり、入学式の会場には、華やかな桜を飾っていただきました。地域の皆様の温かいご支援に感謝いたします。
本年度も、郡家東小学校には充実した職員がそろいました。「ありがとう」がこだまする、「輝く瞳」であふれる学校になるよう職員一同、誠心誠意努力いたします。学校、家庭、地域が連携して児童のよりよい成長をめざして手を取り合っていきましょう。どうぞよろしくお願いします。
校長 安住 順一