「ふるさと やず」でがんばる子
2025年10月31日 13時07分日ごとに秋が深まり、朝晩肌寒く厚手の掛布団が必要になってきました。日中は日差しが心地よく、校庭で元気よく遊ぶ子供たちの姿とともに楽しそうにはしゃぐ歓声が聞こえてきます。
今年の全校遠足は晴天の秋空の下、船岡竹林公園への徒歩遠足でした。昨年は湖山池青島へのバス遠足、一昨年は郡家地域を巡るクイズラリーでした。遠足は学校行事の一つで、古くは明治時代に始まった歴史があるようです。毎日の学校生活とは違い学校を離れて過ごす楽しいものですが、「遠足・宿泊的行事」として定められ、しっかりと教育的なねらいがあります。同学年・異学年との交流を通じて仲間づくりや協調性を学ぶ機会、移動中あるいは目的地で出会う方への接し方やお世話になる人への感謝の気持ち、公共の場での振舞い方を学ぶ機会、学年・学級あるいは異学年で構成される縦割り班で集団行動を学ぶ機会です。通学で日ごろから遠距離を歩きなれている児童や普段遠距離を歩きなれていない児童がいると思いますが、自身の体力や気力を確認しながら、「ふるさとやず」の秋の自然を堪能することができました。
♪ 受け継がれし恵みの里 ~巡るよふるさとやず
育まれし縁(えにし)の町 ~私のふるさとやず
~限りなきふるさとやず ~帰ろうふるさとやず ♪
八頭町テーマソング「めぐる ふるさとやず」(一部抜粋)
楽曲制作・歌唱 シンガーソングライター・半崎美子さんより
11月は、「西スタ・デ-(~学びの発表会~)」、「校内マラソン大会」と大きな学校行事が続きます。昨年度も学校だよりでお伝えしましたが、本校の学校経営方針(グランドデザイン)に次のようなめざす子供像があります。
「少し高いめあてを持ち、一生懸命がんばる子供」
具体的には、知・徳・体の体に、「たくましさとしなやかさのある子供」があります。
◆好きでも嫌いでも、楽しくても苦しくても 何事にも全力で向かえる「ねばりっ子」の奨励
◆「一生懸命」活動する子供が認められる集団づくり
◆共に伸びるために互いに励まし合ったり、感謝の気持ちを表現したりできる場の設定
◆体を鍛えると共に、運動の楽しさを味わわせる活動の充実
◆生活の基本をもとにした、基本的生活習慣の定着
◆「立腰」の徹底
また、道徳との関連で、「自分がやろうと決めたことは、最後まで粘り強くやり遂げる。」があります。
児童一人一人が自分のめあてをしっかりと持って学校行事に臨んでいますが、めあてが達成できる児童もいれば思うように達成できない児童もいます。めあてに向かってがんばろうとする姿勢はすばらしく称賛そのものです。ぜひ、ご家庭でもお子さんのがんばりをしっかりと認めてあげてください。