イカ釣り航海のようす
2017年9月11日 15時54分船尾で手釣り シロイカが2杯釣れました!
★9月10日の日報より★
風:北東、2 天気:晴れ 気圧:1015.9 気温:26.9 水温:26.3 波:Smooth
昨夜20時から隠岐海峡で漂泊をしました。翌朝、船窓から海を覗くと、隠岐の島をはっきりと見ることができました。昨晩の漂泊中に通信長が試し釣りでシロイカを何杯か揚げていたので、好釣果に胸が膨らみます。午前中はイカ釣り操業の諸注意と手釣りについて、船長及び甲板長から説明がありました。午後は、操業中の実習生の動きや注意事項の確認等を行いました。午後5時に操業場所に向けて少し移動し、午後6時過ぎにCTDによる水温・塩分測定及び各種海洋観測を行ない、午後7時にイカ釣り操業開始となりました。イカ釣り機では「カラン、カラン」とイカ角(擬餌針)を巻き揚げる音が小刻みに鳴り響き、集魚灯にトビウオや海鳥が集まってきました。手釣りの方は、船員が幸先良く白イカを釣りあげ、それに続いて実習生第1号!白イカを釣り上げました。船員はその後もポツポツと釣り上げますが、第1号を釣り上げた実習生以外の仕掛けにはイカがなかなか抱きつきません。誘い方に間違いがあるのか、それともイカのいる水深まで仕掛けが届いていないのか、、、いろいろ工夫をしていましたが、釣果になかなか繋がりません。しかも不運なことに、サゴシ(サワラの幼魚)が回遊してきて、仕掛けが噛み切られるといった釣りにくい状況になりました。しかし、操業班の交代間近に、スルメイカ(前半はこの1杯のみ)を釣り上げました。外套長30cmの白イカを釣り上げると意気込んでいて狙いどおりではなかったですが「どうだ!」と大喜びでした。午後22時に操業班を交代し、この後午前3時まで操業予定です。イカ釣り機は両舷で合わせて8台あり、その内左舷側4台はトラブルを避けるため停止させ、右舷4台を稼働させ、疲れ知らずのスタミナで上げ下げしますが、前半は白イカ1杯だけしか上がりませんでした。まだ操業初日なので、今後に期待です。
※その後、後半の操業が終わり、結果はシロイカ16杯、スルメイカ3杯でした。今夜も操業があります、釣果に期待します。
機関当直、交代します 操業の注意事項
食当は朝、昼、夕、夜食の4回です。 航海当直、交代します