イカ釣り航海のようす
2017年9月12日 14時18分イカの解剖 神経締めに挑戦!
★9月11日の日報より★
風:南、3 天気:雨 気圧:1008.2 気温:25.6 水温:26.7 波:Smooth
昨日(10日)後半(午後10時から午前3時まで)も釣果は芳しくありませんでした。機械釣りは数杯のみ、実習生は1人が1~4杯を釣りました。初めはイカが乗っているのか判断ができないようですが、釣り上げるうちにイカが乗る感覚(テグスを通して手にイカの重み)を掴めるようになると思います。操業中はお腹がすくので、1日4食となり、食事当番が毎食1時間前に食事の準備をします。まとまった休息時間が取れない大変な仕事ですが、よく頑張っています。午前7時の朝食後は操業や当直を終えた疲れから、部屋から出る様子はありません。午後からは日誌点検後に作業班が昨夜釣った白イカの解剖をし、体の構造について理解を深めました。午後7時からイカ釣り操業スタート、時折雨風が強くなる中、開始早々から、機械釣りと手釣りの両方で釣れ出しました。手釣りの方では、仕掛けを下ろす毎に、イカが釣れる状況で、実習生同士で何杯釣れるのか競争し合い、「よっしゃー」という雄叫びが次ぎ次ぎに聞こえてきます。イカの外套長・個数を記録する係は次々に運ばれてくるのでとても忙しくなりました。また、イカが運ばれてくる間に、神経締めに挑戦しました。なかなか上手くいきませんが、何度も挑戦すると全員できるようになります。今回はパラシュートアンカーを出したので、両舷のイカ釣り機を稼働しました。手釣り、イカ釣り機ともに好調です。
※波が高くなり仕掛けが絡むため、午前1時頃操業終了としました。
釣果はシロイカ525杯、スルメイカ19杯でした。
雨が降る中、手釣りの様子
釣れたー!! 昼食の準備