イカ釣り航海のようす
2017年9月14日 14時47分残り2日となりました。実習生はみんな元気にしています。
イカ釣り操業データを入力しています 見事サゴシをゲット!
★9月13日の日報より★
風:西北西、2 天気:晴れ 気圧:1016.4 気温:26.6 水温:25.8 波:Smooth
昨夜からのイカ釣り操業は、スルメイカ26杯とケンサキイカ46杯の合わせて72杯が釣れました。大半は手釣りでの釣果になります。自動イカ釣り機の釣果があまり良くないのに、何故手釣りでは釣れるのでしょうか。ただし、大漁となるには、イカ釣り機の活躍が不可欠になります。本日は漁場から境港に向けて出航し、午前11時過ぎに境港一文字防波堤の外側で錨泊し、救助艇を降ろして漁具を受け取りに行きました。これまでの操業でサゴシの猛攻によりイカ釣り機の太いテグスまでも切られ、手釣りの細い仕掛けはなおのこと切られてしまって今後の操業に必要な仕掛けが不足したためです。
午後7時からの操業では、手釣りで飽きない程度に釣れています。後半は釣果が落ちました。またサゴシの群れが入り、甲板長に作ってもらった新しい仕掛けも海に投入した直後にことごとく切られ、実習生は戦意喪失・・・かと思われましたが、サゴシを釣り上げようと必死になっていて、2名がサゴシを釣り上げていました!
船内での実習生の様子ですが、指導教官が集合を呼びかけないと集まらない、テーブルの上をきれいに片付けるように言わないとしないなど、言わないとやらないという部分があります。まだ自分から行動しようとする意識が乏しく、人任せにしている面もあり、特に生活面でだらしのない部分も見受けられますので、しっかりと指導しました。深夜の当直業務や操業による疲れも溜まっているとは思います。しかし、残り2日間となりました。目的・目標を再確認して、充実した実習になるよう取り組みます。
機関当直(操縦位置の切換) 船橋当直(操舵)
イカの神経締め 操業データ入力作業