海洋科3年 沖縄潜水航海実習の様子No.8
2016年7月12日 22時02分風向:南 風力:3 天気:晴れ 気圧:1008.7 気温:31.3 水温:29.1
<指導教官からの日報>
実習12日目、今日は各自で班を組み、班別研修です。熱中症が心配されるほどの蒸し暑さの中、喜び勇んで上陸していきました。首里城へ行ったり、国際通りへ行ったり、ビーチへ、志望校へ行ったりと思い思いの研修をしてきたようです。移動手段としては地元では滅多に乗ることのないバス、タクシーと初めて見るゆいレール(モノレール)、そして徒歩があります。初めてゆいレールに乗った実習生は、自動改札やホーム落下防止のゲートに驚き、動き出すと「地面を走っていないので浮いている感じがして、複雑な気分だった」「落ちそうで怖かった」と言っていました。神戸ではICカード改札&都会の満員電車にチャレンジしますので、どう感じるのか見物です。また、タクシーに乗った実習生は、運転手さんが親切だったと口々に言っていました。中学3年生の修学旅行で那覇の班別研修をした生徒は、その時の運転手さんと久々の再会を果たし、お互い喜んでいたそうです。人の縁ってすごいですね。私は生徒とある大学へ受験の下見に行ってきました。建物の中に入ることはできませんでしたが、「自分がここで大学生活を送っていることを想像してみよう」と話しながら広大なキャンパスを約2時間歩き周り、しっかりと下見ができました。とても喜んでくれて、一緒に来て良かったなぁと思います。モチベーションもあがり、船に帰ってからも学習室でひとり、黙々と勉強していました。そういえば私も航海実習の寄港地活動のときに担任だった先生と大学を見に行ったのでした。当時は自分がする側になるとは思っていませんでしたが、その経験があったからこの子達にもしてやれると思うと感謝に堪えません。そして今日は野球部の2名、支援教員の先生が一足先に下船しました。
明日は13時那覇出港、通常業務に戻ります。神戸までは波高2~3.5mの見込み、「船酔いするかも。でも大丈夫。」自信がついてきました。
7月20日まで残り9日。いろんな経験の機会を逃さず、成長して境港に入港します。
朝のランニング 帰船後の読書
一昨日の自主練(バレー部、陸上部、ボクシング部)