海洋科3年 沖縄潜水航海実習の様子 №10
2016年7月14日 22時41分風向:南西 風力:4 天気:晴れ 気圧:1008.6 気温:30.3 水温:29.0
<指導教官からの日報>
実習14日目、波高1.5~2.5mのうねりの中を航行中。横揺れ+時々波を受けて船首が右に左に一気にもっていかれたり、30回に1回大きな波に遭遇したりと、あぁ太平洋だな、という印象です。生徒食堂の窓も波をかぶって、なかなか良い感じに揺れています。しかし船酔いはなく、みんなへっちゃらな顔をして当直や食当、学習などの船内業務をしています。今日は徳之島を通過しました。オーストラリア航海のとき、ここで変針して太平洋に出て約4日間時化続け、苦しい船酔いを耐えてケアンズへ着いたのでした。あれからずいぶんたくましくなりました。奄美大島を抜けて夕食頃までは船速が出ず神戸入港が遅くなるかも、、、と思っていましたが「ある生徒が到着予定時刻を計算するとだいたい早くなる」という船長の予言どおり、20時頃から黒潮に乗り、消灯時間には15ノット前後で走っています。びっくり!!初めて見ました若鳥丸の15ノット、これも船底塗料のおかげでしょうか。当直中の生徒が「黒潮が3ノットだよ」と教えてくれたので写真をとりました。船速も、成長もスピードアップ、このままの勢いで神戸に入港したいです。
これは何前線でしょうか うねりを受けながら航行中