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日誌

下関航海のようす

2017年5月13日 12時46分
1年生 若鳥丸は11時、無事境港に帰港しました。

5月12日(金)の日報より
風向・風力:南西・4  天気:曇り  気圧:1013.2hPa  気温:21.2℃  水温:16.5℃

 今日は多くの生徒が楽しみにしていた隠岐釣り実習です。朝からわくわくしていて、「マグロは釣れますか」「どんな仕掛けで釣るんですか」と聞いてきます。やはり、隠岐の島は釣りをする者にとって憧れの場所で、美保湾とはスケールの違う大ダイや大アジ、ブリやヒラマサを想像してしまいます。このクラスは将来、漁業に就きたいと言っている生徒が多いだけに、釣り好きも多いようです。釣り実習の説明では、「コマセを出しすぎないこと」「指示するタナを意識すること」など、少しでも釣果があがるようにアドバイスをしました。

 前半の班は13時から釣りを開始しましたが、潮が止まっていたためか、アタリもなく付けエサがいつまでも残っているような状態でした。かろうじて二人がマアジを釣りましたが、その他はベラのみでした。このような状況だと、通常は釣ることを諦めてしまう生徒も見られるのですが、さすがは今年の海洋科1年生です。最後の最後まで釣れることを信じてコマセをカゴに入れて仕掛けの投入を必死に繰り返していました。それを見た私は「次回の釣り実習こそは大きな魚を釣らせて、釣りの魅力を伝えたい!」と強く思いました。

 後半の班は15時から始めましたが、前半の1時間はほぼ無反応で、「今日はこれで終わりか・・」と諦めかけたころ、何人かの竿が大きく曲がりました。「やったー」という歓声とともに良い型のタイが船上で暴れていました。タイの群れがやってきたようで、その後も次々とタイが掛かり、「タイを初めて釣ったけど、引きが強かった!」ととても喜んでいました。今日は、最後まで諦めなかった生徒たちを褒めてあげたいと思います。
 
仲良くダブルヒット!              友だちのアドバイスで釣れました。