海洋科2年生 瀬戸内航海のようす
2017年6月14日 08時23分6月13日の日報より
風:北西、2 天気:晴れ 気圧:1014.4 気温:19.9 水温10.9 波:2
実習四日目になりました。本日の午後に高松港を出港し、高知に向け、海上交通安全法に規定される航路を通過する予定です。午前中は上陸の許可が下りたので、約2時間を自由行動としました。お土産や食料の調達に高松駅やコンビニに行ったり、高松城の見学や散策などで楽しんだ実習生もいました。船内に残ったのは4名で、1人の時間をゆっくり過ごしていたようです。若鳥丸を係留した岸壁が小豆島や直島などのフェリーの発着場だったため、フェリーを待って予定から5分遅れて、高松港を出港しました。午後は専門科目の課題をやりながら、備讃瀬戸東航路と明石海峡航路を航行する時はデッキに上がって、航路標識や行先信号(国際信号旗掲揚)等を確認しました。ちょうど航路中に船橋当直を行った実習生は、船舶が輻輳する緊迫した中で舵を握らせてもらい、「ミスが許されないという重圧感に何とか耐えられた」と教えてくれました。さて、瀬戸内海に入ってからほとんど揺れもない状況が続きましたが、高知に近づくにつれて、太平洋側の波の影響を受け、大きく揺れることになるかもしれません。実習生にそう知らせると、早くも船酔いになったかのように弱気な発言があちらこちらで聞こえてきました。20時20分頃、紀伊水道の辺りで、少し揺れを感じ始めるようになりましたが、船酔いの生徒はいないようです。高知に近づくにつれて、どれだけ揺れるのか。太平洋側の波を経験してもらえたらと思います。
朝のランニング 朝食
緊張感漂う中での見張り 明石海峡通過
自由時間のようす