下関航海のようす4
2018年5月12日 17時35分5月12日のようす
下関航海最終日。航海初日、2日目は集合時間を少し過ぎても平気な顔をしていた実習生が、時間内に集合するようになりました。日々の指導の中で、時間を守ることの大切さや、集団生活で自分の言動が他人にどのように影響を与えるかを身をもって体験した結果だと感じます。食事に関しては、食当が仕事をしやすいよう考えて食器を積み、手伝いができるようになりました。
入学して1か月、まだクラスで話せる友人が多くない実習生もいましたが、集団生活の中で多くのクラスメイトと打ち解け、心から笑っていると感じる場面もありました。
今回の実習をとおして、学校生活では見なかった、実習生の良い面や注意すべき点、おとなしいと思っていた実習生の意外な一面を見ることができました。また、集団生活でトラブルの元となる行動があった際に、すぐに指導し、今後起こっていたかもしれない人間関係のトラブルや事故を未然に防ぐことができる環境は、乗船実習ならではだと再認識することができました。
海洋科に入学後、初めての若鳥丸での乗船実習が終わりました。入港時のスタンバイでは会話もなく、指示が出るまで整列している姿、下船式に足を運んでくださった保護者に対する全員での挨拶など、成長した姿を見ていただけたと思います。
さて、火曜日からは再び学校生活が始まります。今回の実習で成長した姿を、他クラスの生徒や先生方にも見ていただけるよう、気を引き締めて共に成長していきたいと思います。
入港時の整列 「ありがとうございました!」
実習生代表挨拶 礼の深さに感謝の気持ちが表れています