オーストラリア国際航海8
2018年10月29日 12時20分10月28日のようす
N 04°-49´.0 E 135°-12´.0
風向 WSW 風力 3 天気 bc 気圧 1009.2 気温 28.5 水温 29.1
ケアンズとの時差を調整するため、深夜0時に船内の時計の針を30分進めました。さらに、今夜の0時にも30分進める予定で、明日は船内の時計が日本時間+1時間となり、オーストラリアのケアンズと同じ時間になります。いつもよりも睡眠時間が30分短くなり、眠たいと言っている生徒もいました。今日は朝から強風が吹いており、波高が3m近くあったためよく揺れました。そのため、本日予定していた船長講義と機関長講義は、明後日に延期となりました。しかし、夕方くらいから次第に波も穏やかになり、久しぶりに揺れの気にならない快適な船内となりました。
ミーティングが終わって皆が生徒食堂でくつろいでいると、通信長が来られ「今日は星空がすごくきれいですよ」と教えてくださいました。そこで急きょ天体観測をすることとなり、希望者10名でコンパスデッキに上がりました。はじめは目が慣れていないためか、普通の夜空にしか見えませんでしたが、目が慣れてくると空一面星で一杯になっていました。普段は見ることのできない天の川も見ることができ、生徒は「こんなきれいな星空ははじめて見ました」と言っていました。今は満月なのですが、まだ月が昇っていなかったこともあり本当にきれいな星空でした。周囲を水平線に囲まれた太平洋で見上げる星空を見るのは、船乗りだけに許された特権だと感じました。生徒たちには、これからも大自然に触れる貴重な体験をしてもらいたいです。
潤滑油量の確認
15分間読書