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日誌

オーストラリア国際航海32

2018年11月22日 09時45分

11月21日のようす

NAHA

 今日は待ちに待った日本に帰国する日です。沖縄の検疫から、食事の残飯を積んだまま入港しないように指示があったため、いつもよりも1時間早い6時の朝食とし、残飯の処理をしてから那覇に入港しました。那覇入港中に通信長から「大島丸が左舷側にいるぞ」と教えていただきました。大島丸は東京都立大島海洋国際高校の実習船です。我々が入港するのと同時に出港していくところで、生徒が手を振るとそれに応えてくれました。カッター同好会の生徒は同校のことをよく知っており、今年の全国カッターレース大会で優勝したカッターの強豪校です。太平洋では他の船舶に出会うことが少なかったのですが、同じ実習船を見ると「我々も頑張らなければ」という気持ちになります。
 那覇港での入国審査は非常にスムーズで、生徒に対しては検疫のビーフジャーキーの確認だけで終わりました。午後からは班に分かれて下船し、那覇市内での研修を行いました。那覇市内の繁華街である国際通りは、修学旅行の高校生でごった返していました。例年のごとく、マクドナルドに行く生徒が多くいましたが、王将の餃子を持ち帰ってくる強者もいました。沖縄は最高気温が27℃と暖かく、歩いていると少し汗ばむような気候でした。沖縄の人の話では、先週とても寒くなって今年は寒い冬が来るかと思っていたら、昨日から急に暖かくなったとのことでした。ケアンズほどではありませんが、アイスが美味しく感じる南国らしさでした。
 電波の通じる環境、久々の上陸で生徒はとても笑顔です。明日からはまた時化が予想されていますが、ここまで来たら強い気持ちで乗り切れそうです。達成感をもって境港で下船できるように、明日からの航海にも全力で臨んでもらいたいと思います。


             那覇入港中


            日本に上陸