3年沖縄潜水航海 7/2のようす
2019年7月3日 12時26分令和元年7月2日(火) 航海6日目
正午位置 N33°-02.6´ E129°-22.6′
風向:SSW 風力:1 天気:C 気圧:1010.1
気温:22.1 水温:21.9 風浪:Slight
とても穏やかな海況の中、朝を迎えました。昨日に引き続き、船橋当直及び機関当直、漂流ゴミの調査を行っています。朝6時から漂流ゴミの調査をしていると、前方の海上にビルのような建物が見えました。よく見ると境港にも寄港する豪華客船「クァンタム・オブ・ザ・シーズ」でした。境港に寄港する客船はよく見かけますが、若鳥丸で航海実習をしている時にすれ違ったのは私自身初めてで、いつかは客船で世界各国へ行ってみたいという思いが強くなりました。
漂流ゴミの調査をしていて気付いたことは、ゴミの分布にかなりバラつきがあり、潮目に集中していることです。ゴミの多い場所では、タブレットへの入力が間に合わないほどの量ですが、ゴミの少ない場所では1時間に3個ほどでした。また、かつて山陰の海で漁業被害をもたらしたエチゼンクラゲも多く見られました。観測していた生徒は「こんな大きなクラゲ初めて見ました」と言っていました。明日は南西諸島での調査となります。特に南西諸島は漂流ゴミのデータが不足している海域なので、集中力を切らさないで調査をしてほしいと思います。
クァンタム・オブ・ザ・シーズ! 機関当直