3年 沖縄潜水航海のようす 7/11
2019年7月12日 12時03分令和元年7月11(木) 航海15日目
正午位置 34°-24.8´N 135°‐03.3´E
風向:SSE 風力:1 天気:曇り 気圧:1008.3
気温:22.7 水温:22.8 風浪:穏やか
昨夜はかなりの強風が吹き、船が激しく揺れました。船首近くにある部屋では揺れも激しく、たまに「ドーン!!」という波にぶつかる音が響いてきます。生徒は「揺れが激しいから部屋に帰りたくない。アトラクションのようだ…」と生徒食堂で言っていました。揺れと音で夜中に何度も目が覚め、波の衝撃を背中で受けるためか、朝起きると肩や背中が痛かったです。本日は時化と雨のために漂流ごみの調査は中止としましたが、紀伊水道に入っていくと次第に波は穏やかになり、生徒たちは元気を取り戻しました。神戸入港では入港作業実習を行いました。機関部では、将来は船員になりたいと言っている生徒を中心にスラスターを使用するための発電機の並列運転、停泊後の主機の停止やターニングなど、海技士試験の科目「執務一般」によく出てくる内容を学びました。入港前の作業についてしっかりと学ぶことができたと思います。
神戸には13時45分に入港し、14時45分に上陸許可としました。着岸した岸壁は第一突堤と言って三ノ宮駅や神戸中華街などの繁華街に近い場所です。中華街に行った生徒が多かったようで、「美味しい豚まんは食べれた?」と聞くと「行列が出来ていたんで食べませんでした。別の店で買いました…」と言っていました。明日は明石浦漁業協同組合に見学に行くので、魚の扱いについてしっかり学んでほしいです。 入港前の機関実習