日誌

海洋科2年生航海実習 27日目

2022年7月8日 19時26分
2年生


7月7日(木)正午位置 35°-41.9N 133°-32.2E

 乗船27日目、操業2日目です。初日は昼夜逆転するため、生徒たちもくたびれモードで熟睡していたため静かな船内です。朝食は作業班ごとに食べますので、昼食からみんなでそろって食べています。ミーティングの時間帯がこれまでの午後7時から午後1時30分に変更となりました。また、午後2時から昨日釣れた新鮮なスルメイカで解剖実験を行いました。昨年度はマサバの解剖を行っていますので、指示通りはさみを入れスルメイカの外套膜(胴体)を切開していきます。イカの血液はヘモグロビンが無いため透明に近い色であることや各種臓器について説明しました。特に肝臓については、詳しく説明すると興味津々で説明を聞いてくれます。解剖後はスケッチを行い真剣に取り組むことができました。18時より鳥取市沖でパラシュートアンカーを投入し船を風に立てます。こうすることで糸が絡みにくくなり釣りやすくなります。今日は昨日よりも釣果は上々で大漁となりましたが、スルメイカしか釣れませんでした。ただ、イカの仕掛けにマサバかかったため生徒は驚いていました。この実習も残すところ3日となりました。皆家に帰れることを指折り数えています。 以上、本日の報告でした。


       スルメイカの解剖


       上手に解剖できました


    パラシュートアンカー投入を見学


     今日はスルメイカが大漁だ!


    なぜかサバが釣れちゃいました


      頑張って釣り上げました